「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/11/28
高知県で「ブリ」と「クロマグロ」の養殖を行っております
松岡隆雄氏

本業: 株式会社松岡 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
サンライズノヴァ(チャンピオンズC)
サンライズホープ(チャンピオンズC)
サンライズラポール(ギャラクシーS)

担当者:馬主情報部 馬主J

松岡隆雄オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、「ブリ」と「クロマグロ」の養殖を行っており、その生産物を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売するなど、順調に事業規模を拡大しており、2021年1月期の年間売上高は、「410億円」という素晴らしい数字でした。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に12ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、確か2003年にJRAで馬を走らせ始め、私が確認したところ、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2017年→9勝・獲得賞金2億9236万円
2018年→15勝・獲得賞金4億3806万円
2019年→22勝・獲得賞金2億9446万円
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5112万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いていた上、今年も、先週までが「10勝・獲得賞金2億8685万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも、まだ2007年の3割ほどに留まっているため、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金1億2000円(馬主の取り分は8割の9600万円)のチャンピオンズCにサンライズノヴァとサンライズホープ、1着賞金2200万円(同1760万円)のギャラクシーSにサンライズラポールと、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が松岡オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2022/11/28
今年はUAEダービーを勝っているんですよ
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
クラウンプライド(チャンピオンズC)
エグレムニ(飛騨S)
ディバインフォース(ステイヤーズS)
ニューツーリズム(イルミネーションJS)
バルサムノート(葉牡丹賞)
妙見山S(フォドラ)
タヒチアンダンス(市川S)
ダークブロンド(こうやまき賞)
フェステスバント(こうやまき賞)
逆瀬川S(ボーデン)

担当者:馬主情報部 育成牧場長G

「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、一昨年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、去年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、去年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、去年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していますし、今年、ドバイのUAEダービーを勝ったクラウンプライドもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、地方に入厩する馬を除くと、82頭の「2022年度募集馬」(現1歳世代)について、5月に募集価格を発表した後、6月6日(月)にカタログを発送していて、それから出資を受け付けていますが、私が確認したところ、82頭の内、満口になっているのは63頭で、「募集停止」と「募集中止」になった4頭を除く残りの15頭はまだ出資を受け付けています。
もちろん、今は関係者全員が、「15頭を少しでも早く満口にするために、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、チャンピオンズCのクラウンプライド、飛騨Sのエグレムニ、ステイヤーズSのディバインフォースなど、特別レースに10頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

2022/11/28
2007年、「ユーワホースクラブ」から現在の名称に変更されました
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レッドガラン(チャンピオンズC)
レッドソルダード(チャンピオンズC)
レッドベルオーブ(チャレンジC)
レッドヴェイロン(ラピスラズリS・ギャラクシーS)

担当者:馬主情報部 馬主S

「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となりました。
これ以降、山本オーナーの奥様である山本洋子さんがクラブ法人の代表を務め、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
ただ、その後の2年間は、一昨年が「40勝・獲得賞金8億9869万円」、昨年が「39勝・獲得賞金7億1459万円」と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたので、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えているのでしょう。
実際、今年は、レッドガランで中山金杯と新潟大賞典を制するなど、先週までの成績が「40勝・獲得賞金7億6060万円」と、既に昨年を上回っております。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、「東京ホースレーシング」は、6月3日(金)にラインナップを発表した、計53頭の「2022年度募集馬」(現1歳世代)について、6月20日(月)から7月4日(月)まで、抽選で出資を受け付ける「先行募集」を行った後、7月12日(火)から先着順で出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは34頭であり、募集中止となった1頭を除く残りの18頭は、まだ出資を受け付けております。
よって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの18頭を少しでも早く満口にしたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)のチャンピオンズC→レッドガランとレッドソルダード
1着賞金4300円(同3440万円)のチャレンジC→レッドベルオーブ
など、賞金の高い特別レースに4頭を登録しておりますので、同クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が極めて高いと私は見ております。

2022/11/28
「住友不動産高輪パークタワー」に本社がありますの
猪熊広次氏

本業: 株式会社バローズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
アイアンバローズ(ステイヤーズS)
ハリーバローズ(ラピスラズリS)

担当者:馬主情報部 馬主H

猪熊広次オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役ですわね。
1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を立ち上げ、その後は、
1998年10月→日本移動通信株式会社(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→「IDOプラザ・向ヶ丘遊園」(現在のauショップ・向ヶ丘遊園)をオープン
2001年4月→「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→「住友不動産高輪パークタワー」に本社を移転
といった形で順調に規模を拡大していますの。
また、同社は近年、「モバイルコンテンツ事業」に力を入れていて、
2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2015年→心理対戦型パーティーゲームの「人狼ゲーム・潜む狼」
2016年→女性向けの恋愛ノベルゲームの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ラブコメアドベンチャーゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
2020年→貯めたポイントで豪華賞品に応募できる「懸賞麻雀」
2021年→定番のゲームでポイントを貯めて豪華賞品に応募できる「懸賞ソリティア」
など、次々に新サービスを提供していますわ。
その中でも、「懸賞ソリティア」が特に人気を博していまして、今年は、「懸賞麻雀」のサービスを終了して、代わりに、「懸賞GAMES」として、4月から「懸賞ナンプレ」、6月から「懸賞リバーシ」を提供していますので、このように、ユーザーのニーズに合わせて臨機応変にビジネスを展開している猪熊オーナーのことは、多くの方が、「業界内の注目人物」と考えているのでしょうね。
馬主としての猪熊オーナーは、確か2003年頃にJRAで馬を走らせ始めて、これまでに200頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズや、2018年のCBC賞と北九州記念を制したアレスバローズや、2019年のダービーを制したロジャーバローズなどが挙げられますわ。
2017年の猪熊オーナーは、過去最高となる30勝を上げて、「4億7836万円」の賞金を獲得していましたし、2019年は、10勝に留まったものの、先ほど記した通り、ロジャーバローズでダービーを制したことなどから、賞金は過去最高の「4億8361万円」を獲得していましたの。
でも、一昨年は、獲得賞金が「1億9984万円」と、前の年の半分以下に留まってしまいましたから、昨年の猪熊オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈ですわ。
実際、昨年は、2017年の次に多い24勝を上げて、キャリアの中で3番目に多い「3億9353万円」の賞金を獲得していましたし、今年に入ってからも勢いは続いていて、先週までに22勝を上げて、獲得賞金は「4億3658万円」と、もう昨年を上回っていますの。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、猪熊オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を5291万円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→2頭を1億2540万円で落札
■7月27日(火)の「HBAセレクションセール」→3頭を8360万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→3頭を3971万円で落札
■9月21日(火)~22日(水)の「HBAセプテンバーセール」→1頭を1155万円で落札
と、計10頭を総額3億1317万円で落札していましたし、今年も、
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」→3頭を1億3090万円で落札
■7月26日(火)~27日(水)の「HBAセレクションセール」→3頭を4235万円で落札
■8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」→3頭を2937万円で落札
と、計9頭を総額2億0262万円で落札していますわ。
(落札金額は全て税込)
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のステイヤーズSにアイアンバローズ、1着賞金2500万円(同2000万円)のラピスラズリSにハリーバローズと、2頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が猪熊オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわね。