「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/06/27
「朝日監査法人」で勤務しながら、大阪大学大学院を修了しております
辻高史氏

本業: あすなろ監査法人 代表社員

今週の主な登録馬:
クロスマジェスティ(ラジオNIKKEI賞)

担当者:馬主情報部 馬主M

辻高史オーナーの本業は、東急田園都市線の「用賀駅」(東京都世田谷区)から徒歩5分ほどの場所に事務所を構え、各種法人の財務諸表をチェックし、内容に誤りや粉飾がないことを保証する「監査業務」を手掛けている、「あすなろ監査法人」の代表社員です。
京都府出身の辻オーナーは、大阪大学大学院の経済学研究科に通いながら、1997年の10月、「4大監査法人」の一つである、「朝日監査法人」(現在の有限責任あずさ監査法人」に入所しております。
1999年に大阪大学大学院を修了し、2001年の5月に公認会計士の資格を取得すると、2006年には、「辻公認会計士事務所」を開設して独立した上、2007年には、複数名の公認会計士を集め、「あすなろ監査法人」を設立しました。
そして現在の辻オーナーは、ECサイトなどのシステム構築を手掛けている「ペタビット株式会社」、ロゴマークや看板などのデザインを手掛けている「株式会社エゾモバイル」といった企業で監査役を務めている上、以前、監査役を務めていた、風力発電事業を手掛けている「CEF株式会社」では取締役を務めております。
また、「あすなろ監査法人」は、21名の公認会計士が所属し、51社のクライアントに対して監査を行っておりますので、その代表社員を務めている辻オーナーは、周りから厚い信頼を寄せられていることでしょう。
辻オーナーは、お父様が長年に渡って馬主をやっていたものの、2010年頃までは、たまに競馬場に同行する程度で、競馬にはあまり興味がなかったそうです。
しかし、お母様が他界されたことがきっかけで、お父様に付き添って馬主会の親睦会などに参加するようになり、競馬に興味が湧いたそうで、2013年にJRAの馬主資格を取得しております。
次の2014年、辻オーナーは、初めて所有したクロスクリーガーが、9月27日(土)の阪神6Rに組まれていたダート1600mの新馬戦で大差勝ちを飾るという、最高の形で馬主生活のスタートを切っておりました。
この年は、同馬で樅の木賞も制し、「1700万円」の賞金を獲得しております。
なお、クロスクリーガーは、昨年の日経新春杯で2着に入っていたミスマンマミーアなどでお馴染みの吉田勝利オーナーと共同で所有しており、2014年の5月13日(火)に開催された「HBAトレーニングセール」に於いて、吉田オーナーが「907万円」で落札しておりました。
2015年の辻オーナーは、クロスクリーガーで伏竜SとレパードSを制し、JRAで「6517万円」の賞金を獲得していた上、地方でも、同馬で交流重賞の兵庫CSを制し、交流G1のジャパンダートダービーで2着に入っております。
ただ、クロスクリーガーの引退後は成績が伸び悩み、2018年に1勝を上げた以外は、一昨年まで0勝が続いておりましたので、昨年の辻オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、昨年は、2014年と2015年に並ぶ2勝を上げ、「1880万円」の賞金を獲得しておりました。
更に今年も勢いは続いており、クロスマジェスティでアネモネSを制し、先週までに、昨年を上回る、「2032万円」の賞金を獲得しております。
しかし、辻オーナーは、この状況に満足せず、クロスマジェスティでラジオNIKKEI賞を勝つことに全力を注いでくるでしょう。
何故なら、先ほど記した通り、オーナーは、クロスクリーガーで2015年のレパードSを制しておりますが、それから7年近くも重賞を勝てておりませんので。
したがって、私が辻オーナーであれば、「ここで久々の重賞勝ちを」と考え、この馬を預けている水野先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2022/06/27
「鹿児島の経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう
竹園正継(まさつぐ)氏

本業: テイエム技研株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
テイエムスパーダ(CBC賞・TUF杯)
テイエムラッシュ(西部スポニチ賞)
テイエムエメラルド(秋吉台特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、竹園正繼(まさつぐ)オーナーは、鹿児島県の鹿屋市に本社を構え、ビル建築の補強資材で日本一のシェアを誇っている、「テイエム技研株式会社」の代表取締役を務めております。
1979年に東京都世田谷区で設立された同社は、竹園オーナー自身が開発して特許を取得した建築補強材、「ウエブレン」の量産を開始してから、急速に売り上げを伸ばしており、1982年から1984年にかけて、鹿屋市に生産工場を3号棟まで新設し、1986年には現在の場所に本社を移転している上、東京都大田区に東京支店(現在は中央区日本橋)を開設と、順調に規模を拡大しておりました。
その後も、1991年までに生産工場を5号棟まで新設しており、現在では、本社工場に加えて、鹿児島県の鹿屋市に「串良工場」を、同じ鹿児島県の垂水市に「垂水工場」を構えておりますので、同社のトップである竹園オーナーは、「地元の雇用や経済に大きく貢献している重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての竹園オーナーは、確か1987年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに1100頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、1999年の皐月賞や2000年の有馬記念など、GIを7勝したテイエムオペラオーや、2001年の桜花賞と秋華賞など、GIを3勝したテイエムオーシャンや、2005年の阪神ジュベナイルFなどを制したテイエムプリキュアや、2005年の中山大障害を制したテイエムドラゴンといった名前が挙げられます。
2000年の竹園オーナーは、テイエムオペラオーなどの活躍により、重賞12勝を含む29勝を上げ、過去最高となる「15億3366万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は数字が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2017年→21勝・獲得賞金4億3758万円
2018年→16勝・獲得賞金3億6485万円
2019年→13勝・獲得賞金2億5686万円
2020年→17勝・獲得賞金2億4254万円
2021年→17勝・獲得賞金2億6716万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていたため、今年の竹園オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、テイエムサウスダンで根岸Sを制するなど、先週までが「10勝・獲得賞金2億6237万円」という成績で、昨年の同時期(6月27日【日】まで)の「7勝・獲得賞金1億2759万円」を大きく上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、竹園オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、一昨年は、8月25日(火)~28日(金)に開催された「HBAサマーセール」に於いて、北海道静内農業高校が生産した「マドリガルスコアの2019」(牡・父マクフィ)を、同高校の生産馬としては史上最高額となる2750万円で落札したことで、大きな話題となっており、他も含めると、計7頭を総額8943万円で落札しておりました。
更に昨年も、
■7月27日(火)の「HBAセレクションセール」→1頭を2145万円で落札
■9月21日(火)~22日(水)の「HBAセプテンバーセール」→3頭を2860万円で落札
と、計4頭を総額5005万円で落札しております。
(金額は全て税込表記)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高いため、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のCBC賞にテイエムスパーダ(TUF杯にも登録)、1着賞金1510万円(同1208万円)の西部スポニチ賞にテイエムラッシュ、1着賞金1070万円(同856万円)のテイエムエメラルドと、賞金の高い特別レースに3頭を登録しておりますので、「揃って勝負懸かり」と私は見ております。

2022/06/27
役所広司さんを起用したテレビCMが好評を博しておりました
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウノーサイド(ラジオNIKKEI賞)
ホウオウピースフル(巴賞)
ホウオウジュレップ(長万部特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、12のグループ会社を有し、2021年12月期の売上高が「326億4400万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに90頭以上を所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
と、右肩上がりで勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に昨年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制しておりました。
ただ今年は、先週までの獲得賞金が「2億3147万円」と、昨年の同時期(6月27日【日】まで)の「2億3324万円」を僅かとは言え下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えているのでしょう。
また、小笹オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月12日(月)~13日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、4億5100万円(税込)で落札した「セルキスの2021」(牡・父キズナ)など、計9頭に総額10億2740万円(税込)を投じております。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)のラジオNIKKEI賞にホウオウノーサイド、1着賞金2400万円(同1920万円)の巴賞にホウオウピースフル、1着賞金1070万円(同856万円)の長万部特別にホウオウジュレップと、賞金の高い特別レースに3頭を登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2022/06/27
大阪の中心部に近い2つの工場で「再生アスファルト合材」を…
岡浩二氏

本業: 株式会社ランテック 代表取締役

今週の主な登録馬:
アネゴハダ(CBC賞・TUF杯)

担当者:馬主情報部 馬主O

岡浩二オーナーの本業は、大阪府大阪市の城東区に本社ビルを構え、主に土木建築や舗装工事などを手掛けている、「株式会社ランテック」の代表取締役です。
同社は、「京阪本線」の「野江駅」からですと、東口を出て直進し、一つ目の信号を左折して150mほど歩くと、屋上に「LANTEC」という社名入りの看板が見えてくる、外壁がシルバーで円筒形の「ランテックビル」を拠点としており、関西地区に於ける高速道路の敷設など、これまでに多くの公共事業を手掛けた実績があります。
また、同社は、「京セラドーム大阪」から車で10分ほどの場所にある「MINATO・REPLA」という工場を2013年から、大阪城から車で10分ほどの場所にある「CITY・SATELLA」を2016年から、それぞれ稼働させており、この2つの施設では、アスファルトガラやコンクリートガラといったがれき類や、水道工事や道路工事等で発生した合材や残土などをリサイクルし、「再生アスファルト合材」を製造している上、工場の稼働に必要な燃料には、環境に優しいクリーンエネルギーである「液化天然ガス(LNG)」を使用し、地域の環境問題や、温暖化防止対策などに大きく貢献しておりますので、同社の代表取締役を務めている岡オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、馬主としての岡オーナーは、これまでに160頭以上を所有しており、現在は、「日本馬主協会連合会」の「社会貢献・広報副委員長」を務めており、「京都馬主協会」では「常務理事」と「広報委員長」を務めております。
また、岡オーナーは、2018年、北海道の静内に生産牧場の「サンデーヒルズ」を開場し、昨年から生産馬を走らせており、年末までにアネゴハダとモウショウの2頭が勝ち上がっておりました。
岡オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2004年のことでして、この年は、出走頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後は、
2005年→7勝・獲得賞金6535万円
2006年→10勝・獲得賞金9724万円
2007年→8勝・獲得賞金1億2258万円
という形で順調に数字を伸ばしております。
また、オーナーは、セレスハントを出走させた2010年のサマーチャンピオン(地方交流重賞)で初の重賞勝ちを飾ると、その後も同馬で、2011年の東京スプリントと、2012年と2013年の北海道スプリントCを制しておりました。
その後の岡オーナーは成績が伸び悩んでおりましたが、2019年は、JRAに於いて「14勝・獲得賞金2億1967万円」という好成績を記録しており、一昨年は、「16勝・獲得賞金2億6928万円」と、更に数字を伸ばしております。
そして昨年は、マーニを出走させた京都ハイジャンプで初のJRA重賞勝ちを飾ると、ヨカヨカで北九州記念を制し、更に、アカイイトを出走させたエリザベス女王杯で初のGI勝ちを飾るなど、15勝を上げ、過去最高となる「5億0817万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし今年は、先週までに11勝を上げているものの、獲得賞金は「2億1795万円」と、昨年のペースを下回っているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、2004年以降、毎年欠かさず「競走馬セール」に参加している岡オーナーは、昨年、
■4月27日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を660万円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→1頭を3960万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→6頭を3993万円で落札
■9月21日(火)~22日(水)の「HBAセプテンバーセール」→1頭を374万円で落札
■10月18日(月)~19日(火)の「HBAオータムセール」→1頭を319万円で落札
と、計10頭を総額9307万円で落札していた上、今年も、6月21日(火)の「九州1歳市場」に於いて、1頭を330万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
当然、これまでの状況を踏まえると、これからの「競走馬セール」にも参加する可能性が高いため、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は3280万円)のCBC賞にアネゴハダを登録しておりますので、私がオーナーであれば、同馬を預けている佐々木先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。