「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/05/23
日本初のファッションビル、「ビブレ」を手掛けております
廣崎利洋氏

本業: アスクグループホールディングス株式会社 創業者

今週の主な登録馬:
アスクビクターモア(ダービー)
アスクワイルドモア(ダービー)
コロラトゥーレ(欅S)

担当者:馬主情報部 馬主N

廣崎利洋オーナーは、東京都千代田区三番町に本社を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクグループホールディングス株式会社」の創業者です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にあった「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などの施設を手掛けております。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、「株式会社アスクプランニングセンター」の最高顧問と、「株式会社アスクスペースプランニング」と「株式会社アスクビジネスマネジメント」の代表取締役を務めておりました。
その後、2019年に組織を再編し、「アスクホールディングス株式会社」を「株式会社アスクプランニングセンター」に吸収合併させた上で、社名を「アスクグループホールディングス株式会社」に変更し、現在は、「アスクプランニング株式会社」、「株式会社アスクスペースデザイン」、「株式会社アスクマーケティングエージェンシー」、「株式会社アスクプランニングインターナショナル」といったグループ企業を傘下に収めております。
馬主としての廣崎オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせており、その中で代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制したレッツゴードンキや、2018年の小倉2歳Sと京王杯2歳Sを制したファンタジストなどが挙げられるでしょう。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、過去最高となる「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→獲得賞金1億7254万円
2017年→獲得賞金2億3685万円
2018年→獲得賞金2億7703万円
2019年→獲得賞金2億1957万円
2020年→獲得賞金2億1662万円
2021年→獲得賞金2億7016万円
という形で伸び悩んでいたため、今年の廣崎オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈であり、実際、アスクビクターモアで弥生賞、アスクワイルドモアで京都新聞杯を制するなど、先週までの獲得賞金が「2億8546万円」と、早くも昨年を上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、廣崎オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を6941万円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→7頭を5億4670万円で落札
と、計8頭に総額6億1611万円を投じていた上、今年も、5月16日(月)に行われた「千葉サラブレッドセール」に於いて、1頭を2981万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
当然、これまでの状況を踏まえると、これから行われる「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」という思惑を抱いている筈です。
このような中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)のダービーにアスクビクターモアとアスクワイルドモア、1着賞金2200万円(同1760万円)の欅Sにコロラトゥーレと、賞金の高い特別レースに3頭を登録してきましたので、私が廣崎オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。

2022/05/23
以前は「福島馬主協会の副会長」が代表でした
シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
イクイノックス(ダービー)
ピースオブエイト(ダービー)
クールキャット(目黒記念)
パラダイスリーフ(目黒記念)
コラリン(葵S)
セントオブゴールド(青嵐賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

「シルクレーシング」は、私や他の方が過去に何度もお伝えしている通り、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、一昨年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」という過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。
しかし昨年は、ピクシーナイトでスプリンターズSを制したものの、「102勝(重賞10勝)・獲得賞金24億8860万円」と、一昨年を大きく下回る成績で、「馬主リーディング3位」に留まっていたため、今年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを図りたい」と考えている筈であり、実際、今年は先週までに、アナザーリリックで福島牝馬Sを制するなど、重賞4勝を含む48勝を上げ、「10億6440万円」の賞金を獲得し、「43勝・獲得賞金10億1940万円」だった昨年の同時期(5月23日【日】まで)を上回っております。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
こういった中、「シルクレーシング」は、今週、
1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)のダービー:イクイノックスとピースオブエイト
1着賞金5700万円(同4560万円)の目黒記念:クールキャットとパラダイスリーフ
1着賞金4000万円(同3200万円)の葵S:コラリン
1着賞金1510万円(同1208万円)の青嵐賞:セントオブゴールド
と、計6頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2022/05/23
半生を描いたドラマが藤原紀香さん主演で…
寺田千代乃氏

本業: アート引越センター株式会社 名誉会長

今週の主な登録馬:
マテンロウオリオン(ダービー)
マテンロウレオ(ダービー)
マテンロウスパーク(欅S)

※寺田寿男オーナーの所有馬
ピラティス(葵S)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、寺田千代乃オーナーは、少し前まで、「アート引越センター株式会社」の代表取締役社長を務めておりましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーの長男であり、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したため、現在の役職は名誉会長です。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置し、翌年、その事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させております。
それ以降は、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになり、1990年には、事業の多角化に伴い、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更しておりました。
その後の同社は、引っ越し関連の事業に加え、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開し、
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品や輸入車の販売を手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■保育施設の運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
といった系列企業を有するまでに成長したため、引越事業が中核であることを明確にするため、今年の1月1日(土)付けで、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻しております。
なお、2021年9月期の決算は、「連結売上高1235億4500万円」、「連結経常利益80億8600万円」を記録しており、現在はグループ全体で3800名以上の従業員を雇用しておりますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、非常に多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めている筈です。
余談ですが、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されておりました。
そして馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2011年の中山大障害で2着となったディアマジェスティなどが挙げられます。
2018年の寺田オーナーは、京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールの活躍などにより、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という過去最高の成績を残していた上、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げ、2018年に次ぐ、「2億8486万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、一昨年は「7勝・獲得賞金9802万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまった上、昨年も、「9勝・獲得賞金1億7098万円」という成績であり、一昨年の数字は上回ったものの、2018年に比べると、物足りない数字に留まっておりましたので、今年の寺田オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いているのでしょう。
実際、今年は、マテンロウオリオンでシンザン記念、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、先週までに4勝を上げ、獲得賞金は「1億8795万円」と、早くも昨年を上回っております。
当然、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、寺田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年も、7月12日(月)~13日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、計7頭を総額4億4550万円(税込)で落札しております。
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高いため、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)のダービーにマテンロウオリオンとマテンロウレオ、1着賞金2200万円(同1760万円)の欅Sにマテンロウスパークと、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が寺田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対し、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。
なお、今週は、寺田オーナーのご主人であるため、「完全に財布が同じ」と言える寺田寿男オーナーが、1着賞金4000万円(同3200万円)の葵Sにピラティスを登録しておりますので、この馬も、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。

2022/05/23
初出店した「上野アメ横店」で年商25億円を記録していましたわね
三木正浩氏

本業: 株式会社ABCマート 最高顧問

今週の主な登録馬:
ジャスティンパレス(ダービー)
ジャスティンロック(ダービー・白百合S)

担当者:馬主情報部 馬主H

三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しましたわ。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を売り上げていましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年→アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年→「Vans」の国内商標使用契約の締結
1995年→「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年→「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年→ジャスダックに上場
2002年→東証一部に上場
2004年→「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「2439億4600万円」(2022年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますので、一代でこの礎を築いた三木オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
そして、一昨年は未勝利に終わったものの、昨年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に今年も、エリカヴィータでフローラSを制するなど、先週までの成績が「7勝・獲得賞金1億5432万円」と、昨年の同時期(5月23日【日】まで)の「2勝・獲得賞金2431万円」を大きく上回っていますけど、三木オーナーはこの状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
と言いますのも、三木オーナーは、2019年から「競走馬セール」に参加していまして、同年と一昨年は、
2019年→「セレクトセール」と「HBAセレクションセール」で、計6頭を総額4億6860万円で落札
2020年→「HBAセレクションセール」と「HBAサマーセール」で、計4頭を総額1億1935万円で落札
と計10頭を総額5億8795万円で落札していた上、昨年は、
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→10頭を8億8440万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→3頭を4675万円で落札
と計13頭を総額9億3115万円で落札していましたので。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在の三木オーナーは、「セール資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)のダービーにジャスティンパレスとジャスティンロック(白百合Sにも登録)の2頭を登録していますので、私が三木オーナーであれば、前者を預けている杉山晴紀先生と後者を預けている吉岡先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわね。
それに、オーナーは、馬主歴が浅いこともあって、まだGIを勝てていませんから、今回は、「ここで初めてのGI勝ちを」という願いも込められている筈ですわ。