「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/09/13
2009年までは「リーディング1位」の常連でしたが…
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ソーヴァリアント(セントライト記念)
レインフロムヘヴン(セントライト記念)
オヌール(ローズS)
シングフォーユー(レインボーS)
フォルコメン(レインボーS)
アルーフクライ(JRAアニバーサリーS)
ポートロイヤル(JRAアニバーサリーS)
フラッシングジェム(松戸特別・鋸山特別)
プチティラン(松戸特別)
グローサーベア(浦安特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しておりました。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの3年間が「4位」と順位を落としていた上、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」でも、
1位:サンデーレーシング→90勝・獲得賞金25億0739万円
2位:キャロットファーム→81勝・獲得賞金21億5718万円
3位:シルクレーシング→74勝・獲得賞金16億2185万円
4位:社台レースホース→66勝・獲得賞金15億3404万円
と記せば分かる通り、4位に留まっており、1位の「サンデーレーシング」に「9億7335万円」の差を付けられておりますので、現在は「社台レースホース」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、少しでも上との差を詰めたい」と考えている筈です。
そういった中、「社台レースホース」は、今週、
1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)のセントライト記念→ソーヴァリアントとレインフロムヘヴン
1着賞金5200万円(同4160万円)のローズS→オヌール
1着賞金1820万円(同1456万円)のレインボーS→シングフォーユーとフォルコメン
1着賞金1820万円(同1456万円)のJRAアニバーサリーS→アルーフクライとポートロイヤル
など、賞金の高い特別レースに計10頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2021/09/13
北海道に生産牧場、京都府に育成施設を所有しております
八木良司氏

本業: 八木良建設 代表者

今週の主な登録馬:
タガノディアーナ(ローズS・ジャングルポケットC・オルフェーヴルC)
タガノパッション(ローズS)
タガノキングロード(大府特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

八木良司オーナーは、京都府綴喜郡井手町に本社を構えている、「八木良建設」の代表者であり、更に、北海道にある生産牧場、「新冠タガノファーム」と、「栗東トレセン」から車で40分ほどの場所にある育成施設、「宇治田原優駿ステーブル」(京都府綴喜郡宇治田原町)を有するオーナーブリーダーでもあります。
1989年にJRAの個人馬主資格を取得した八木オーナーは、しばらくの間は生産や育成を手掛けていなかったものの、タガノテイオーが2000年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)で予後不良となってしまったことや、その後、なかなか重賞を勝てなかったことなどから、昔から抱いていた生産と育成に対する情熱に火が付き、「新冠タガノファーム」と「宇治田原優駿ステーブル」の設立を決めたそうです。
八木オーナーは、既に馬主キャリアが30年以上に及ぶ大ベテランであり、以前は「京都馬主協会」の会長を務めていた上、現在は「日本馬主協会連合会」の相談役を務めております。
また、これまでに500頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2000年の東京スポーツ杯3歳S(現在の東京スポーツ杯2歳S)を制したタガノテイオーや、2003年の中京記念と産経大阪杯を制したタガノマイバッハや、2006年の平安Sを制したタガノゲルニカや、2006年のファルコンSを制したタガノバスティーユなどが挙げられるでしょう。
2014年の八木オーナーは、タガノグランパでファルコンSを、タガノエスプレッソでデイリー杯2歳Sを制した上、タガノブルグがNHKマイルCで2着に、秋華賞でタガノエトワールが3着に入るなど、「34勝・獲得賞金7億4876万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの5年間は、
2015年→23勝・獲得賞金4億1941万円
2016年→27勝・獲得賞金4億1947万円
2017年→30勝・獲得賞金4億4752万円
2018年→20勝・獲得賞金4億2010万円
2019年→17勝・獲得賞金3億2369万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいたため、昨年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、「27勝・獲得賞金5億7007万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
ただ、今年は先週までが「14勝・獲得賞金2億9059万円」という成績であり、昨年の同時期(9月13日【日】まで)の「17勝・獲得賞金3億4165万円」を下回っておりますので、現在の八木オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のローズSにタガノディアーナ(ジャングルポケットCとオルフェーヴルCにも登録)とタガノパッション、1着賞金1500万円(同1200万円)の大府特別にタガノキングロードと、計3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が八木オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/09/13
千葉工業大学に在籍しておりました
松本好雄氏

本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
メイショウオニユリ(ローズS・オルフェーヴルC・御宿特別)
メイショウワザシ(ラジオ日本賞)
メイショウヒバリ(初風S)
メイショウミライ(初風S)
メイショウササユリ(JRAアニバーサリーS)
メイショウオオタカ(松戸特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」といった産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与されておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に神戸の「ホテルオークラ」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、松本オーナーは非常に多趣味であり、まず、「将棋の腕はプロ級」と言われており、その他にも、ゴルフ、渓流釣り、囲碁などを楽しんでおります。
「千葉工業大学」に在籍していた頃、松本オーナーは、下宿先のご主人と一緒に中山競馬場でレースを観戦し、その時、場内の混雑とは無縁の優雅な馬主席を見て、「自分も、いつかあそこに座りたい」と思ったことがきっかけで馬主を目指すようになり、1974年、長年の念願を叶えてJRAの個人馬主資格を取得し、現在は、キャリアが50年近くに及んでいる大ベテランです。
これまでに1700頭以上を所有している松本オーナーは、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しております。
2007年の松本オーナーは、メイショウサムソンの活躍などにより、過去最高となる「15億4865万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は成績が伸び悩んでおり、一昨年までの3年間も、
2017年→69勝・獲得賞金11億6251万円
2018年→80勝・獲得賞金12億9439万円
2019年→66勝・獲得賞金13億8352万円
という物足りない数字に留まっておりましたが、昨年は、73勝を上げ、キャリアの中で三番目に多い「14億6338万円」の賞金を獲得しております。
そして、今年も勢いは続いており、メイショウダッサイで中山グランドジャンプを制するなど、先週までに、重賞4勝を含む50勝を上げ、11億1789万円の賞金を獲得し、昨年のペースを上回っておりますので、当然、現在の松本オーナーは、「この勢いでもっと稼ぎたい」と考えていることでしょう。
また、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→1頭を1650万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→10頭を9273万円で落札
■9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→11頭を5467万円で落札
■10月19日(月)~20日(火)の「HBAオータムセール」→2頭を902万円で落札
と、計24頭を総額1億7292万円で落札していた上、今年も、
■7月27日(火)の「HBAセレクションセール」→3頭を8470万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→6頭を3883万円で落札
と、計9頭を1億2353万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
当然、こういった状況を踏まえると、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高いため、現在のオーナーは、「落札資金をもっと潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のローズS→メイショウオニユリ(オルフェーヴルCと御宿特別にも登録)
1着賞金2200万円(同1760万円)のラジオ日本賞→メイショウワザシ
1着賞金1820万円(同1456万円)の初風S→メイショウヒバリとメイショウミライ
1着賞金1820万円(同1456万円)のJRAアニバーサリーS→メイショウササユリ
1着賞金1500万円(同1200万円)の松戸特別→メイショウオオタカ
と、賞金の高い特別レースに6頭を登録してきましたので、私が松本オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2021/09/13
一昨年は「初の100勝超え」を達成していましたわ
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
オータムヒロイン(ローズS・木曽川特別・ジャングルポケットC)
アフリカンゴールド(ケフェウスS)
モダスオペランディ(JRAアニバーサリーS)
ディサーニング(初風S)
モンテグロッソ(レインボーS)
ブルーエクセレンス(ジャングルポケットC)
ゼローソ(松戸特別)
コンバスチョン(ヤマボウシ賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますわ。
また、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎えていますので、「日本での活動にもっと力を入れてきた」と見るべきですわね。
JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得していまして、2010年に馬を走らせ始めて、最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、一昨年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に一昨年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
ただ、昨年は、前の年を下回る「97勝・獲得賞金17億8627万円」という成績に終わっていましたし、今年も、先週までが「54勝・獲得賞金9億1505万円」という成績で、昨年の同時期(9月13日【日】まで)の「79勝・獲得賞金13億6070万円」を大きく下回っていますから、今のモハメド殿下は、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈ですわ。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですけど、毎年欠かさず、「ゴドルフィン」の名義などで、世界中の「競走馬セール」に参加していて、私が確認しているだけで、昨年は計40頭を約33億0917万円で落札していましたし、今年に入ってからも、私が確認しているだけで、
■1月12日(火)~18日(月)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を90万豪ドル(約7196万円)で落札
■4月12日(月)~14日(水)の「タタソールズ・キャラバン・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を21万ギニー(約3463万円)で落札
■5月28日(金)の「アルカナ・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を67万5000ポンド(約1億0454万円)で落札
■8月14日(土)~16日(月)の「アルカナ・オーガスト・イヤリングセール」(フランス)
6頭を322万ユーロ(約4億1620万円)で落札
と、計9頭を約6億2733万円で落札していますの。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、これから行われる「競走馬セール」でも、多くの馬を落札する筈ですから、現在は、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」とも考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、
1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のローズS→オータムヒロイン(木曽川特別・ジャングルポケットCにも登録)
1着賞金2400万円(同1920万円)のケフェウスS→アフリカンゴールド
1着賞金1820万円(同1456万円)のJRAアニバーサリーS→モダスオペランディ
1着賞金1820万円(同1456万円)の初風S→ディサーニング
など、計8頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわね。