「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/08/02
タニノギムレットやゴールドシップは、ここの育成馬なんですよ
吉澤克己氏(馬主名義は株式会社吉澤ホールディングス)

本業: 株式会社吉澤ステーブル 代表取締役

今週の主な登録馬:
アメリカンシード(エルムS)
アストロブレイク(高田城特別)

担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA

皆さんもよく知っていると思いますが、吉澤克己オーナー(馬主名義は株式会社吉澤ホールディングス)は、浦河にある育成牧場、「株式会社吉澤ステーブル」の代表取締役ですね。
1994年に開業した「吉澤ステーブル」は、主にBTC(軽種馬育成調教センター)の施設を育成に使っていて、2年目に手掛けたウメノファイバーが1999年のオークスを勝っていました。
その後も、2002年のダービーなど重賞を4勝したタニノギムレットや、2012年の有馬記念など重賞を11勝したゴールドシップといった育成馬が大きなレースで活躍しています。
そうそう、吉澤オーナーは、2012年の10月、滋賀県の甲賀市信楽町に、200頭以上を預かれる外厩施設の「吉澤ステーブルWEST」を作っていましたし、2013年の10月に、同じ外厩施設の「吉澤ステーブルEAST」を茨城県の牛久市に作って、2015年の10月には、もっと美浦トレセンに近い、稲敷郡阿見町に移転させていて、今では100頭近くを預かれるんですよ。
こういう風に、トレセンの近くに分場を作った理由について、オーナーは、「馬がトレセンにいる時間を短くできるため、馬主さんが厩舎に払う預託料を抑えられるから」と話していました。
しかも、2017年の4月には、「吉澤ステーブルWEST」と同じ滋賀県の甲賀市信楽町に、育成調教技術者を育てるための施設・「湖南馬事研修センター」作っているように、競走馬の育成だけではなく、人材の育成にも力を入れているんですよ。
馬主としての吉澤オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2004年から今までに100頭以上を持っていて、2018年は、16勝を上げて、「3億2467万円」の賞金を稼いでいました。
その後の2年間も、JRAで、
2019年→17勝・獲得賞金3億1103万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0268万円
と、2018年と同じくらいの成績を残していましたし、去年は、マスターフェンサーを使った地方交流重賞のマーキュリーCと白山大賞典と名古屋グランプリを勝って、「7600万円」の賞金を稼いでいて、JRAと合わせたら「3億7868万円」の賞金を稼いでいたんですよ。
そして今年も、先週までに稼いだ賞金が「1億7382万円」と、去年の同じ時期(8月2日【日】まで)の「1億7967万円」とほとんど変わらない数字を残していますし、地方でも、去年に続いて、マスターフェンサーを使ったマーキュリーCを勝つなど、「2620万円」の賞金を稼いでいます。
もちろん、今の吉澤オーナーは、「この勢いでもっと稼ぎたい」と考えているのでしょう。
それに、吉澤オーナーは、「吉澤ステーブル」の名義で「競走馬セール」に参加する機会が多くて、私が確認したところ、去年は、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を7370万円で落札
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→4頭を1億2375万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→2頭を1815万円で落札
■9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→1頭を1155万円で落札
■10月19日(月)~20日(火)の「HBAオータムセール」→2頭を1331万円で落札
と、計11頭を総額2億4046万円で落札していましたし、今年も、7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」で、1頭を1980万円で落札しています。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、今までの状況を踏まえると、これから行われる「競走馬セール」にも参加する筈ですから、今は、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のエルムSにアメリカンシード、1着賞金1500万円(同1200万円)の高田城特別にアストロブレイクと、賞金の高い特別レースに2頭を登録していますので、私が吉澤オーナーでしたら、前者を預けている藤岡先生と後者を預けている相沢先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
それに、吉澤オーナーは、さっき書いた通り、マスターフェンサーで地方交流重賞を4勝していますけど、JRAではまだ重賞を勝ったことがありませんから、エルムSのアメリカンシードには、「JRAでは初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められているのでしょう。

2021/08/02
私が「東京馬主協会」の顧問だった頃、相談役を務めておりました
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
レピアーウィット(エルムS)
ボスジラ(札幌日経オープン)
ブッチーニ(潮騒特別)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上となっております。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2021年3月期」の数字は、
売上高:288億1900万円
経常利益:31億5300万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めている筈です。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの5年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
という数字に留まっておりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いている筈です。
実際、アカイトリノムスメでクイーンC、レピアーウィットでマーチS、ソダシで桜花賞を制するなど、先週までに26勝を上げ、獲得賞金は「8億7752万円」と、昨年の同時期(8月2日【日】まで)の「24勝・獲得賞金6億8777万円」を上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、更に勢いを付けたい」と考えている筈です。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月12日(月)~13日(火)に行われた今年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「クイーンズリングの2020」(牡・父ロードカナロア)や、2億2000万円で落札した「シーズアタイガーの2021」(牝・父ハーツクライ)など、計9頭の落札に総額11億6270万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のエルムS→レピアーウィット
1着賞金2600万円(同2080万円)の札幌日経オープン→ボスジラ
1着賞金1500万円(同1200万円)の潮騒特別→ブッチーニ
と、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2021/08/02
「吉田善哉氏の三男」が中心となって運営しております
G1レーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ジェットモーション(札幌日経オープン)
ストリクトコード(札幌日経オープン)
ディールクルム(レパードS)
ルコルセール(レパードS)
グレアリングアイ(信濃川特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年という、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、少し前まで、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
そして、2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息で、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
しかし、その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
と、2018年の数字を大きく下回っておりましたので、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、ヴィクティファルスでスプリングSを制するなど、先週までに39勝を上げ、獲得賞金は「6億3148万円」と、早くも昨年の9割ほどとなっております。
もちろん、現在はクラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、更に勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
また、「G1レーシング」は、2017年のホープフルSなどを制したタイムフライヤー(父ハーツクライ)の全弟にあたる「タイムトラベリングの2020」などの良血馬を含む、計64頭の「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、5月14日(金)にラインナップを発表し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは51頭であり、残りの13頭は、まだ出資を受け付けております。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの13頭を少しでも早く満口にしたい」とも考えている筈であり、注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、
1着賞金2600万円(馬主の取り分は8割の2080万円)の札幌日経オープン→ジェットモーションとストリクトコード
1着賞金4000万円(同3200万円)のレパードS→ディールクルムとルコルセール
1着賞金1500万円(同1200万円)の信濃川特別→グレアリングアイ
と、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「G1レーシング」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/08/02
札幌市を拠点としている医療法人の理事長でした
浅沼廣幸氏

本業: 医療法人社団廣仁会(こうじんかい) 元理事長

今週の主な登録馬:
デルマルーヴル(エルムS)
デルマカルヴァドス(高田城特別・驀進特別・駒場特別)
デルマカミカゼ(高田城特別)
デルマラピスラズリ(駒場特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、浅沼廣幸オーナーは、北海道の札幌市中央区に拠点を構えている、「医療法人社団廣仁会(こうじんかい)」の理事長を、少し前まで務めていた方です。
1983年の9月、千歳市に於いて「浅沼皮膚科医院」を開業したオーナーは、2年後の1985年には、江別市に於いて「野幌皮膚科医院」を開業しておりました。
その後、1987年に「医療法人社団廣仁会」を設立し、札幌市とその近郊に、皮膚科を中心とした診療所を開設しており、現在は、北海道の札幌市、千歳市、恵庭市、江別市と、宮城県の仙台市に於いて、12の診療所と1ヶ所の研究所を運営しております。
そして、最近の「廣仁会」は、皮膚科に加え、内科、形成外科、リウマチ科、呼吸器内科、泌尿器科の診療に対応したクリニックを運営しておりますので、少し前まで同法人の理事長を務めていた浅沼オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての浅沼オーナーは、確か1990年からJRAで馬を走らせておりますので、馬主キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランであり、これまでに300頭以上を所有し、2013年には、過去最多の10勝を上げ、「1億2943万円」の賞金を獲得しておりました。
そして昨年は、2013年に並ぶ10勝を上げ、過去最高となる「1億6261万円」の賞金を獲得していた上、今年も勢いが続いており、先週までが「7勝・獲得賞金1億2446万円」と、昨年の同時期(8月2日【日】まで)の「4勝・獲得賞金7048万円」を大きく上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、更に勢いを付けたい」と考えている筈です。
また、浅沼オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2420円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→1頭を1980万円で落札
と、計2頭を総額4400万円で落札しております。
(落札価格は全て税込表記)
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のエルムS→デルマルーヴル
1着賞金1500万円(同1200万円)の高田城特別→デルマカルヴァドス(驀進特別と駒場特別にも登録)とデルマカミカゼ
1着賞金1500万円(同1200万円)の駒場特別→デルマラピスラズリ
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が浅沼オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。
また、浅沼オーナーは、デルマルーヴルで、2018年の兵庫ジュニアグランプリ、2019年の名古屋グランプリと、地方交流重賞を2勝しておりますが、まだJRAの重賞を勝てておりませんので、同馬を登録しているエルムSには、「JRAでは初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められている筈です。