「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/08/03
母体はマツリダゴッホなどの生産牧場です
ノルマンディーサラブレッドレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アナザートゥルース(エルムS)
バンクオブクラウズ(レパードS)


担当者:馬主情報部 馬主O

「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立され、「現9歳馬が初めて出資者を募集した世代」という、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、その母体は、2007年の有馬記念を勝ったマツリダゴッホや、交流重賞を19勝したスマートファルコンなど、これまでに活躍馬を何頭も生産している「岡田スタッド」であることは、皆様もよくご存知のことでしょう。
「岡田スタッド」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟の岡田牧雄オーナーであり、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めている岡田将一氏と、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めている岡田壮史氏は、牧雄オーナーのご子息です。
「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで200頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、
2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっており、特に2017年は過去最高の獲得賞金を記録しておりました。
しかし、その後の2年間は、
2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円
と、2017年の数字を大きく下回っていたため、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
実際、今年は先週までに、デアリングタクトで桜花賞とオークスを制するなど、19勝を上げ、「6億1635万円」の賞金を獲得し、2017年の同時期(8月1週目まで)の「4億4411万円」(21勝)を大きく上回っておりますが、現在の関係者達は、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、「2018年産募集馬」(現2歳世代)について、まだ13頭の出資を受け付けているのですから。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、残りの13頭を早急に満口にしたい」と考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、今週、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のエルムSにアナザートゥルース、1着賞金4000万円(同3200万円)のレパードSにバンクオブクラウズを登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、前者を預けている高木登先生と、後者を預けている石坂公一先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2020/08/03
大学卒業後、北海道拓殖銀行に務めておりましたが
堂守貴志氏

本業: エムエムエスマンションマネージメントサービス株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ラストマン(レパードS)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、堂守貴志オーナーの本業は、北海道札幌市中央区に本社を構えている、「エムエムエスマンションマネージメントサービス株式会社」の代表取締役社長です。
名称の通り、分譲マンションや賃貸マンションの管理事業などを手掛けている同社は、オーナーのお父様であり、昨年の5月に亡くなられた堂守俊弘氏が1986年に設立し、その後は、
1987年2月→小樽支店を開設
1987年3月→旭川支店を開設
1988年4月→苫小牧支店を開設
1988年6月→釧路支店を開設(現・道東支店)
1990年3月→函館支店を開設
1992年4月→北海道千歳市にリラクゼーション複合施設「ドミニオタワー」を開設
1997年4月→新潟支店を開設
1997年10月→東京支店を開設
といった形で、順調に規模を拡大しておりました。
1971年生まれの堂守オーナーは、大学卒業後、北海道拓殖銀行に務めておりましたが、同行が破綻した翌年、1998年1月から、「エムエムエスマンションマネージメントサービス株式会社」に勤めております。
オーナーが入社した翌年、同社は、阪急電鉄との合弁会社を設立することとなり、堂守オーナーは、銀行時代の経験を活かしてこの交渉にあたり、「阪急ハウジングサポート」の立ち上げに深く関わっておりました。
その後も、株式会社NIPPOとの合弁会社である「株式会社NIPPOファシリティーズ」(2009年設立)の立ち上げなどに携わるなど、様々な実績を積み重ね、2014年1月に専務、2015年1月に副社長となり、2016年6月には代表取締役社長に就任しております。
馬主としての堂守オーナーは、確か2009年からJRAで所有馬を走らせ始め、これまでに20頭ほどを所有しており、2014年までは勝ち星を上げられなかったものの、スプレンデレを出走させた2015年4月19日(日)の3歳未勝利で初勝利を上げると、翌年以降は、
2016年→1勝・獲得賞金1070万円
2017年→2勝・獲得賞金1860万円
2018年→3勝・獲得賞金3655万円
2019年→4勝・獲得賞金5647万円
という形で順調に獲得賞金を増やしておりました。
そして、今年は先週までに「3勝・獲得賞金3435万円」と、昨年のペースを大幅に上回っておりますが、私は、オーナーがこの成績に決して満足していないと見ております。
何故なら、堂守オーナーはキャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので。
そういった中で今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)のレパードSにラストマンを登録しておりますので、私がオーナーであれば、「ここで初の重賞勝ちを飾りたい」という思いを抱き、この馬を預けている戸田先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示することでしょう。


2020/08/03
「福岡大学病院」の精神神経科で経験を積んでおりました
曽我司氏

本業: 萩崎クリニック 院長

今週の主な登録馬:
ミヤジコクオウ(レパードS)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、曽我司(そが・つかさ)オーナーの本業は、北九州モノレールの「香春口三萩野(かわらぐちみはぎの)駅」から、徒歩3分ほどの場所にある「萩崎クリニック」(福岡県北九州市)の院長です。
1974年に日本大学の医学部を卒業した曽我オーナーは、それから1980年頃まで、「福岡大学病院」の精神神経科で経験を積み、その後、「萩崎クリニック」の院長となりました。
「萩崎クリニック」には、心療内科と精神科と内科があり、通常の診療に加え、健康診断や生活習慣病の検診なども積極的に行なっており、平日は忙しくて通院できない方のために、土曜日も診療を行っております。
更に曽我オーナーは、少し前まで「社会福祉法人・薫会」の理事長も務めており、同会では、「萩崎クリニック」に隣接している特別養護老人ホーム・「北九州シティホーム」の運営を手掛けており、この施設は、敷地面積が500坪もあり、80名近くの受け入れが可能で、通常の「デイサービス」に加えて、自宅介護を行なう家族のため、一時的に入所を受け入れる「ショートステイサービス」も行っており、尚且つ、入居者が退屈しないように、様々なクラブ活動が行われおり、中でも、生け花、書道、カラオケ、折り紙、囲碁、麻雀などが人気を集めているそうです。
また、JRA馬主としての曽我オーナーは、キャリアが40年近くに及ぶ大ベテランであり、これまでに40頭以上を所有しており、2013年には、ミヤジタイガがオープン特別のカシオペアSを制するなど、過去最高となる「1億8054万円」の賞金を残しておりました。
しかし、その後は一度も2013年の数字を超えられず、昨年までの5年間も、
2015年→獲得賞金6611万円
2016年→獲得賞金2754万円
2017年→獲得賞金8482万円
2018年→獲得賞金1億0875万円
2019年→獲得賞金4347万円
と、記せば分かる通り、物足りない数字に留まっておりましたので、今年の曽我オーナーは「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、先週までに「3525万円」の賞金を獲得しており、昨年のペースを大きく上回っておりますが、曽我オーナーは、この状況に満足せず、ミヤジコクオウでレパードSを勝つことに全力を注いでくると私は見ております。
何故なら、曽我オーナーは、先述した通り、馬主キャリアが40年近くに及ぶ大ベテランですが、まだ重賞を勝てておりませんので。
よって、私が曽我オーナーであれば、「初の重賞勝ち」が懸かっているレパードに向けて、ミヤジコクオウを預けている川村先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2020/08/03
水処理システムの保守管理などを手掛けております
安原浩司氏

本業: 株式会社ファイネストコーポレーション 代表取締役

今週の主な登録馬:
アディラート(エルムS)
ルーチェデラヴィタ(ライラック賞)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、安原浩司オーナーの本業は、札幌市の中央区に本社ビルを構え、水処理システムの保守管理や、水道経費削減事業や、不動産事業や、クリニックモール運営・管理などを手掛けている、「株式会社ファイネストコーポレーション」の代表取締役です。
2006年に設立された同社は、JA札幌厚生病院、JA旭川厚生病院、JA帯広厚生病院、札幌道都病院、手稲渓仁会病院といった医療機関や、ジャスマックプラザホテル、プレミアムホテルTSUBAKI札幌といった宿泊施設や、キャポ大谷地といった商業施設に於いて、地下水処理システムの保守管理などを行っております。
更に同社は、その他にも、札幌市内を中心に、不動産管理や新築戸建販売やリノベーションを手掛けている上、札幌と新冠とトマムという道内の3ヶ所と銀座に店舗を構えている「椿サロン」は、「北海道を感じられるカフェ」として好評を博しているそうです。
なお、馬主としての安原オーナーは、確か2006年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに70頭近くを所有しており、シュウジを出走させた2015年の小倉2歳Sで初の重賞勝ちを飾っております。
一昨年は、アンジュデジールを出走させたJBCレディスクラシックで初のGI勝ちを飾るなど、全部で9勝を上げ、「2億3273万円」という過去最高の賞金を獲得していた上、昨年は過去最多の12勝を上げ、「2億2475万円」という、一昨年に次ぐ賞金を獲得しておりました。
そして、今年に入ってからも勢いは続いており、先週までの獲得賞金は「1億5496万円」と、昨年の同時期(8月1週目まで)の「1億3753万円」を上回っておりますが、安原オーナーが、先週までの結果に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、安原オーナーは、ほぼ毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、昨年も、
■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を1512万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→1頭を5076万円で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→1頭を432万円で落札
と、計3頭を総額7020万円で落札しておりましたので。
(落札金額は全て税込)
当然、昨年の状況を踏まえると、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高いため、現在のオーナーは、「落札資金を潤沢にしておきたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のエルムSにアディラート、1着賞金1500万円(同1200万円)のライラック賞にルーチェデラヴィタを登録しておりますので、私が安原オーナーであれば、前者を預けている須貝先生と、後者を預けている西村先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。