「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/09/09
発展の礎を築いた人物ですわ
森中蕃(しげる)氏

本業: 光証券株式会社 元代表取締役会長

今週の主な登録馬:
シゲルピンクダイヤ(ローズS)
シゲルスズキ(阪神ジャンプS)
シゲルゴホウサイ(エルコンドルパサーC)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、森中蕃(しげる)オーナーは、2010年まで、「光証券株式会社」の代表取締役会長を務めていましたわね。
JR三宮駅(兵庫県神戸市)のすぐ近くに本社を構えている「光証券」は、1948年に創業されていて、1952年に入社した森中オーナーは、1982年に取締役社長となって、その年に同社は、資本金を2億円に増資していますわ。
その後は、1993年に証券会計システムの「彦左衛門」を導入、1998年に資本金を5億1300万円に増資、2000年に営業支援システムの「トレードガード」を導入、更に、代表取締役会長に就任した3年後の2006年には、投資一任口座・「半兵衛」の運用を開始するなど、次々に新しい試みを行ってきた森中オーナーが、「光証券」にとって、「発展の礎を築いた人物」であったことは言うまでもありませんね。
そして現在は、オーナーのご子息である森中寛氏が同社の代表取締役社長を務めていて、先ほど書いた通り、オーナーは、2010年に会長を退任していまして、それ以降は、以前よりも競馬に力を入れてきたと私は感じていますわ。
何しろ、JRAの馬主歴が30年以上に及んでいる森中オーナーは、2009年まで、「概ね年間10勝前後」という成績でしたが、会長職を退任してからは、
2010年→23勝・獲得賞金3億6900万円
2011年→28勝・獲得賞金4億0808万円
2012年→24勝・獲得賞金4億8875万円
2013年→24勝・獲得賞金5億0977万円
と、順調に勝利数と獲得賞金を増やしていたのですから。
ただ、昨年までの3年間は、
2016年→20勝・獲得賞金3億5924万円
2017年→10勝・獲得賞金2億3905万円
2018年→11勝・獲得賞金2億2956万円
と記せば分かるように、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっていますので、今年の森中オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈ですわ。
実際、今年は先週までに、シゲルヒノクニで京都ハイジャンプを勝つなど、「14勝・獲得賞金3億2939万円」という成績で、早くも昨年を上回っていますの。
ただ、オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますわ。
と言いますのも、森中オーナーは、毎年欠かさず「競走馬セール」に参加していて、今年も、
■5月21日(火)の「HBAトレーニングセール」→5頭を3780万円で落札
■7月16日(火)の「HBAセレクションセール」→4頭を1億1610万円で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→11頭を1億0109万円で落札
と、計20頭を総額2億5499万円で落札していますので。
(落札金額は全て税込)
もちろん、オーナーは、これから行われる「競走馬セール」にも参加するでしょうから、現在は、「落札資金を潤沢にしておきたい」と考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のローズSにシゲルピンクダイヤ、1着賞金2900万円(同2320万円)の阪神ジャンプSにシゲルスズキ、1着賞金1500万円(同1200万円)のエルコンドルパサーCにシゲルゴホウサイを登録してきましたので、私が森中オーナーでしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますわ。


2019/09/09
船舶用部品の製造とかを手掛けとります
松本好雄氏

本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
メイショウショウブ(ローズS)
メイショウテンゲン(セントライト記念)
メイショウタチマチ(オークランドRCT)
メイショウラツワン(野路菊S)
メイショウテンダン(ウオッカC)
メイショウハニー(エルコンドルパサーC・新涼特別)
メイショウタカトラ(能勢特別・新涼特別)
メイショウカミシマ(能勢特別)
メイショウダブル(新涼特別)
メイショウシャチ(芦屋川特別)

担当者:馬主情報部 馬主A

皆さんもよう知っとる通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構えて、船舶用部品の製造とかを手掛けとる、「株式会社きしろ」の代表取締役会長やな。
創業が1915年と、歴史が100年を超えとる同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」とか、産業部品の製造を主に手掛けとって、船舶用のクランクシャフト製造分野では、「50%近い世界シェア」を誇っとるそうや。
そんで同社は、更なる企業成長を目指し、航空機産業にも参入しとって、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作った、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しとるんで、時代の変化に応じて事業分野を拡大しとる同社は、「業界の先駆者」と言えるやろ。
しかも、松本オーナーは、長い間、船舶業界に貢献してきた功績が高く評価されて、2010年の秋には、「旭日小綬章」を受章しとりますわ。
2011年の2月に、神戸の「ホテルオークラ」で行われたその祝賀会には、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しとったんで、多くの人が、松本オーナーを大いに尊敬しとるんやろ。
JRA馬主としての松本オーナーは、キャリアが30年以上っちゅう大ベテランで、今までに1500頭以上を所有しとるし、メイショウドトウで勝った2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで勝った2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで勝った2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで勝った2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯とか、GIレースをいくつも勝っとって、2007年は、メイショウサムソンの活躍とかで、重賞を6勝して、キャリアハイの「15億4865万円」っちゅう賞金を稼いどりましたわ。
せやけど、それからは、この数字を一度も超えとらんし、去年までの3年間も、
2016年→62勝・獲得賞金10億2728万円
2017年→69勝・獲得賞金11億6251万円
2018年→80勝・獲得賞金12億9439万円
と書けば分かる通り、2007年の賞金を大きく下回っとったんで、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えとるんやろうし、実際、先週までの賞金は「10億1551万円」っちゅうもんで、もう去年の8割くらいを稼いどるんや。
けどワシは、松本オーナーが今の数字に満足せんで、これからも貪欲に勝利を追求してくると見とるんですわ。
何せ、オーナーは、所有頭数の多さを考えれば当然なんやけど、「競走馬セール」に参加する機会がかなり多くて、去年は、
■「HBAセレクションセール」→7頭を1億3176万円で落札
■「HBAサマープレミアムセール」→5頭を8262万円で落札
■「HBAサマーセール」→17頭を1億0638万円で落札
■「HBAオータムセール」→7頭を3370万円で落札
と、計36頭を総額3億5446万円で落札しとったし、今年も、
■「JRAブリーズアップセール」→1頭を1512万円で落札
■「千葉サラブレッドセール」→1頭を2592万円で落札
■「HBAトレーニングセール」→2頭を1577万円で落札
■「HBAセレクションセール」→8頭を1億3932万円で落札
■「HBAサマーセールセール」→18頭を1億0292万円で落札
と、計30頭を総額2億9905万円で落札しとるんで。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、松本オーナーは、これから行われる「競走馬セール」でも多くの馬を落札する筈やから、今は、「落札資金を潤沢にしとかなアカン」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、
1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のローズS→メイショウショウブ
1着賞金5400万円(同4320万円)のセントライト記念→メイショウテンゲン
1着賞金1820万円(同1456万円)のオークランドRCT→メイショウタチマチ
とか、全部で10頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、ワシが松本オーナーやったら、それぞれを預けとる厩舎に、メイチの勝負仕上げを指示する筈やで。


2019/09/09
「馬主協会連合会」の相談役を務めております
八木良司氏

本業: 八木良建設 代表

今週の主な登録馬:
タガノアスワド(レインボーS)
タガノディアマンテ(セントライト記念)
タガノグルナ(オークランドRCT)
タガノアニード(新涼特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、八木良司オーナーは、「JR奈良線」の「山城多賀(やましろたが)駅」(京都府綴喜郡)から徒歩で7~8分ほどの場所に本社を構えている、「八木良建設」の代表者を務めており、更に八木オーナーは、北海道にある生産牧場、「新冠タガノファーム」と、「栗東トレセン」から車で一時間ほどの場所にある育成施設、「宇治田原優駿ステーブル」を有するオーナーブリーダーでもあります。
八木オーナーは、1989年にJRAの個人馬主資格を取得してから、しばらくの間は生産や育成を手掛けていなかったものの、タガノテイオーが2000年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)で予後不良となってしまったことや、その後、なかなか重賞を勝てなかったことなどによって、昔から持っていた生産と育成に対する情熱に火が付き、「新冠タガノファーム」と「宇治田原優駿ステーブル」の設立を決めたそうです。
確か1989年にJRAの個人馬主資格を取得している八木オーナーは、既に馬主キャリアが30年近くに及ぶ大ベテランで、以前は「京都馬主協会」の会長を務めていた上、現在は「日本馬主協会連合会」の相談役を務めております。
また、八木オーナーは、これまでに500頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、2000年の東京スポーツ杯3歳S(現在の東京スポーツ杯2歳S)を制したタガノテイオーや、2003年の中京記念と産経大阪杯を制したタガノマイバッハや、2006年の平安Sを制したタガノゲルニカや、2006年のファルコンSを制したタガノバスティーユなどが挙げられるでしょう。
2014年の八木オーナーは、タガノグランパでファルコンSを、タガノエスプレッソでデイリー杯2歳Sを制した上、タガノブルグがNHKマイルCで2着に入り、秋華賞でタガノエトワールが3着に入るなど、「34勝・7億4875万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2015年→23勝・獲得賞金4億1941万円
2016年→27勝・獲得賞金4億1947万円
2017年→30勝・獲得賞金4億4752万円
2018年→20勝・獲得賞金4億2010万円
という物足りない数字に留まっており、尚且つ、今年に入ってから先週までは、「14勝・獲得賞金2億4162万円」と、昨年の同じ時期(9月2週目まで)の「16億・獲得賞金3億2927万円」を大きく下回っておりますので、現在の八木オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のレインボーS→タガノアスワド
1着賞金5400万円(同4320万円)のセントライト記念→タガノディアマンテ
1着賞金1820万円(同1456万円)のオークランドRCT→タガノグルナ
1着賞金1500万円(同1200万円)の新涼特別→タガノアニード
と、計4頭を特別レースに登録してきましたので、私が八木オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示します。


2019/09/09
「北斗の拳シリーズ」などで有名です
里見治(はじめ)氏(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長CEO

今週の主な登録馬:
サトノラディウス(セントライト記念)
サトノルークス(セントライト記念)
サトノダムゼル(白井特別)
サトノエメラルド(阪神ジャンプS)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、里見治(はじめ)オーナー(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)は、2016年の3月まで「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長兼社長を務めておりましたが、同年の4月1日(土)付けで、長男の治紀(はるき)氏が代表取締役社長COOに就任したことにより、現在の役職は代表取締役会長CEOとなっております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下としており、2019年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3316億4800万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、確か1992年からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに250頭以上を所有しており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という、「完全に右肩上がり」の成績を残しており、2016年は、勝ち星と賞金のどちらも今までで一番の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの2年間は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8722万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
という形で数字が伸び悩んでいた上、今年に入ってから先週までの獲得賞金は「4億7622万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょう。
また、里見オーナーは、「セレクトセール」で高額馬を落札する機会が非常に多く、今年も、7月8日(月)~9日(火)に行われた同セールに於いて、「ベルワトリングの2018」(父キングカメハメハ)を2億7000万円(税込)で落札するなど、計8頭を総額9億5040万円(税込)で落札しております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
このような中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)のセントライト記念にサトノラディウスとサトノルークス、1着賞金1500万円(同1200万円)の白井特別にサトノダムゼル、1着賞金2900万円(同2320万円)の阪神ジャンプSにサトノエメラルドと、賞金の高い特別レースに4頭を登録してきましたので、私が里見オーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出すでしょう。