「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/07/15
「早急に残りの7頭を満口にしたい」と考えて
ロードホースクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ロードプレミアム(松前特別)
ロードクエスト(中京記念)
ロードアルバータ(いわき特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏は、少し前まで「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーのご子息です。
また、伊三美氏が、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2013年のアメリカJCCを制したダノンバラードや、2014年のクイーンSを制したキャトルフィーユなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役を務めていることも、皆様はよくご存知でしょう。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられ、2013年の同クラブは、この馬の活躍などにより、「重賞4勝を含む24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりました。
しかし、ロードカナロアは、2014年の1月に登録を抹消され、その後、「社台スタリオンステーション」で種牡馬入りしており、この影響は大きく、一昨年までの4年間は、
2014年→獲得賞金3億3250万円
2015年→獲得賞金3億5145万円
2016年→獲得賞金4億2072万円
2017年→獲得賞金4億3746万円
と記せば分かる通り、2013年の賞金を大きく下回っておりましたので、昨年は、同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年を大きく上回る、「6億0551万円」の賞金を獲得しております。
ただ、今年に入ってから先週までの獲得賞金は「3億2034万円」というものであり、昨年の同時期(7月15日まで)の「3億3340万円」を下回っておりますので、現在は、「ロードホースクラブ」の関係者全員が危機感を抱いているのでしょう。
また、同クラブは、「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の9月21日(金)に計32頭のラインナップを発表し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、募集締め切りとなっているのは25頭であり、6月1日(土)にこの世代の新馬戦が始まってから、既に1ヶ月以上が経過しているにも関わらず、残りの7頭は、まだ出資を受け付けております。
したがって、現在は、同クラブの関係者全員が、「クラブの知名度を高めて、出資を検討している顧客層に好印象を与えられるよう、過去の募集馬を活躍させたい」と考えている筈であり、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の松前特別→ロードプレミアム
1着賞金3900万円(同3120万円)の中京記念→ロードクエスト
1着賞金1500万円(同1200万円)のいわき特別→ロードアルバータ
と、計3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/07/15
生産牧場の他に、育成施設も所有しとります
前田幸治氏

本業: アイテック株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
エントシャイデン(中京記念)
ジャンダルム(中京記念)

※ノースヒルズの所有馬
ゴッドスター(函館2歳S)

※前田幸貴オーナーの所有馬
ビアンフェ(函館2歳S)

担当者:馬主情報部 馬主A

皆さんもよう知っとる通り、前田幸治オーナーの本業は、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検とかを手掛けとる「アイテック株式会社」の代表取締役会長やな。
1977年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守や、ゴミ焼却施設の運転維持管理とか、生活インフラに関わる専門技術業務を官公庁から受託しとって、ワシが確認したところ、「2019年3月期」の売上高は「170億円」っちゅう素晴らしい数字やったんですわ。
そんで現在は、本社の他にも、東京都千代田区内幸町の「東京支店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」とか、全国各地に25の支店を構えとって、2000名を超える従業員を雇用しとるんやから、トップを務めとる前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょうな。
それに前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めとって、ここは、敷地面積が120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上もあって、800mの坂路コースとかがある上に、その関連施設として、本格的な育成を行える「大山ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しとります。
そんで一昨年は、「大山ヒルズ」の近くに、「アイテック株式会社」の社員研修所で、保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しとって、この年の5月15日(月)にあった完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手とか、競馬関係者が何人も参加しとりました。
馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせとって、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するとか、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を勝ったアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を勝ったビートブラックや、2016年のJBCクラシックを勝っとるアウォーディーとかが挙げられるやろ。
前田オーナーが過去最高の成績を残しとるのは2011年で、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを勝って、トランセンドがフェブラリーSとジャパンCダートを勝つとか、「42勝・獲得賞金13億3806万円」っちゅう数字を残しとりました。
せやけど、その後は一度も2011年の数字を超えとらんし、去年までの3年間も、
2016年→23勝・獲得賞金5億1516万円
2017年→18勝・獲得賞金6億0804万円
2018年→24勝・獲得賞金5億5115万円
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも物足りない数字に留まっとるんで、今年の前田オーナーは、「このままやったらアカン」と考えとる筈やけど、今年に入ってから先週までの成績は、「10勝・獲得賞金2億5150万円」と、去年の同じ時期(7月15日まで)の「12勝・獲得賞金3億4068万円」を下回っとるんで、今のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って巻き返しのきっかけにしたい」と考えとるんでしょうな。
しかも、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーなんやけど、毎年のように自分の名義と「ノースヒルズ」の名義で国内外の「競走馬セール」に参加しとって、ワシが確認したところ、去年は、
■国内
7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→5頭を1億1502万円(税込)で落札
など、計12頭を総額2億0855万円(税込)で落札
■海外
9月11日(火)~23日(日)の「キーンランド・セプテンバーセール」→3頭を147万5000ドル(約1億5200万円)で落札
など、計6頭を総額約2億0431万円で落札
と、計18頭を約4億1286万円で落札しとったし、今年も、3月12日(火)~13日(水)の「OBSマーチセール」で、1頭を24万ドル(約2664万円)で落札しとります。
もちろん、これから行われる国内外の「競走馬セール」にも参加する筈やから、今のオーナーは、「落札資金を潤沢にしておきたい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週、前田オーナーは、「ノースヒルズ」名義の所有馬を含め、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の中京記念にエントシャイデンとジャンダルム、1着賞金3100万円(同2480万円)の函館2歳Sにゴッドスターと、全部で3頭を賞金の高い重賞レースに登録しとるんで、ワシがオーナーやったら、それぞれを預けとる厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますわ。
それに今週は、前田オーナーの長男っちゅうことから、「完全に財布が同じ」と言える前田幸貴オーナーも、函館2歳Sにビアンフェを登録しとるんで、こちらも、全く同じ理由で「勝負懸かり」とワシは見とります。


2019/07/15
「3年連続の1位」を狙って
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ヴェネト(中京記念)
リライアブルエース(中京記念・福島テレビオープン)
ロワアブソリュー(中京記念)
コズミックフォース(福島テレビオープン)
ハウメア(函館日刊スポーツ杯)
レンジストライク(日進特別・横手特別)
イタリアンホワイト(栗子特別)
ウイングセクション(横津岳特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーのご子息であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、以前から皆様もよくご存知のことでしょう。
吉田勝己オーナーが、1988年に「株式会社ダイナース愛馬会」として創設した「サンデーレーシング」に於いて、最近の代表的な存在としては、2011年の牡馬三冠、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴルと、2012年の牝馬三冠、2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナと、2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテが挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」に輝いていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」となっており、特にその中でも2012年は、ジェンティルドンナなどの活躍により、重賞18勝を含む「118勝」を上げ、過去最高となる「38億7944万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、その後も同クラブは順調に実績を積み重ねており、一昨年と昨年は、
■2017年
1位:サンデーレーシング→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:キャロットファーム→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:社台レースホース→102勝・獲得賞金18億8314万円
■2018年
1位:サンデーレーシング→152勝・獲得賞金35億4845万円
2位:シルクレーシング→118勝・獲得賞金30億8921万円
3位:キャロットファーム→117勝・獲得賞金26億8078万円
と、2位以下を大きく引き離し、「2年連続で馬主リーディング1位」となっておりました。
もちろん、同クラブの関係者達は、「3年連続の馬主リーディング1位」を狙っている筈であり、実際、今年に入ってから先週までのリーディングは、
1位:サンデーレーシング→55勝・獲得賞金19億7727万円
2位:キャロットファーム→65勝・獲得賞金17億0224万円
3位:社台レースホース→63勝・獲得賞金12億4066万円
となっております。
ただ、勝利数では、2位の「キャロットファーム」に「10勝」の差を、3位の「社台レースホース」に「8勝」の差を、それぞれ付けられている上、賞金では、2位の「キャロットファーム」との差が「2億7503万円」と、決して「セーフティーリード」とは言えません。
こういった中、今週は、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の中京記念→ヴェネトとリライアブルエース(福島テレビオープンにも登録)とロワアブソリュー
1着賞金2400万円(同1920万円)の福島テレビオープン→コズミックフォース
1着賞金1820万円(同1456万円)の函館日刊スポーツ杯→ハウメア
1着賞金1500万円(同1200万円)の日進特別→レンジストライク(横手特別にも登録)
など、計8頭を登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/07/15
プレクラスニーでお馴染みです
田島榮二郎(えいじろう)氏

本業: 株式会社桐屋 代表取締役

今週の主な登録馬:
ブルーパピヨン(函館2歳S)

担当者: 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、田島榮二郎(えいじろう)オーナーは、横浜市戸塚区に本社を構え、不動産業を手掛けている「株式会社桐屋」の代表取締役です。
また、法政大学出身の田島オーナーは、「一般財団法人・法政大学経営者懇談会」に参加しており、母校の発展に寄与する活動を行っている上、「戸塚区・旭町西口町内会」の代表も務めておりますので、私は「責任感の強いリーダー的な存在」と感じております。
そして、JRAの馬主としての田島オーナーは、30年以上も前から馬を走らせている大ベテランでして、これまでに150頭以上を所有しており、その中で、皆様が真っ先に思い浮かぶのは、1991年のエプソムCと毎日王冠を制し、更に同年の天皇賞・秋では、メジロマックイーンの降着によって、2着入線から繰り上がりで勝ち馬となったプレクラスニーでしょう。
1991年の田島オーナーは、このプレクラスニーの活躍などにより、「7勝・獲得賞金2億9740万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、それからは一度も1991年の獲得賞金を上回ることができず、昨年までの5年間も、
2014年→6勝・獲得賞金8210万円
2015年→1勝・獲得賞金3638万円
2016年→2勝・獲得賞金3517万円
2017年→1勝・獲得賞金1525万円
2018年→0勝・獲得賞金1146万円
と記せば分かる通り、賞金が「右肩下がり」となっておりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていることでしょう。
ただ、今年は先週までが「2勝・獲得賞金1930万円」という成績であり、1991年の1割も稼げていないため、現在の田島オーナーは、危機感を強く抱いている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の函館2歳Sにブルーパピヨンを登録しておりますので、私が田島オーナーであれば、同馬を預けている田島俊明先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
また、田島オーナーは、先ほど記した1991年の天皇賞・秋から、28年近くも重賞を勝てておりませんので、今回は、「ここで久々の重賞勝ちを」という思いも込められている筈です。