「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/07/01
「京都馬主協会」や「日本馬主協会連合会」の会長を務めていましたわ
谷水雄三氏

本業: タニミズ企画株式会社 元代表取締役会長

今週の主な登録馬:
タニノフランケル(七夕賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、谷水雄三オーナーは、何年か前まで、福岡県宮若市に本社を構えている、「タニミズ企画株式会社」の代表取締役会長を務めていましたわね。
同社は、福岡県直方市の「西日本カントリークラブ」や、本社と同じ宮若市の「ザ・クラシックゴルフ倶楽部」や、佐賀県多久市の「佐賀クラシックゴルフ倶楽部」や、滋賀県大津市の「皇子山カントリークラブ」といったゴルフ場の経営を手掛けていて、その内、「西日本カントリークラブ」は、2014年の男子プロ賞金王にも輝いた小田孔明選手など、多くのプロゴルファーを輩出していますの。
2004年、谷水オーナーのご子息の利行氏が代表取締役になって、オーナー自身は経営の第一線から退いていますが、2010年には、公益のために私財を寄附した人などに授与される「紺綬褒章」を国から受章していることなどから、現在も雄三オーナーは、同社の経営に大きな影響力を有している筈ですわ。
そして「タニミズ企画株式会社」は、2014年、「JR博多駅」から歩いて5分ほどの場所にある「ベイサイドプレイス博多」のA棟1階に、「リタの農園」という自然派レストランをオープンしていて、白を基調としたお洒落な店内では、自社農園や契約農家で収穫した野菜を使用した料理や、石窯で焼いた手作りピザなど、60種類以上の料理が楽しめて、博多埠頭が眺められるロケーションがかなり好評を得ているようですから、異なる分野でも手腕を発揮している経営者としての資質は、きっとご子息の利行オーナーにもしっかりと受け継がれているのでしょう。
また、「タニミズ企画株式会社」を創業したのは、雄三オーナーのお父様で、「カントリー牧場」を作ったオーナーブリーダーとして有名な谷水信夫氏でして、確か1963年に馬の生産を始めてから、すぐに1968年の皐月賞を勝ったマーチスを出して、その後も、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアや、1970年の皐月賞とダービーを勝ったタニノムーティエなど、多くの重賞勝ち馬を出していますの。
1973年頃には、雄三オーナーが牧場の経営を引き継いで、それからしばらくは、生産馬が大きなレースを勝てませんでしたけど、2002年のダービーを勝ったタニノギムレットや、2007年のダービーを含めてGIを7勝したウオッカや、2010年の菊花賞を勝ったビッグウィークなどを生産して、信夫氏と雄三オーナーが、親子二代で「ダービー馬のオーナーブリーダー」となったことは、一般競馬ファンでもよく知っているエピソードですわね。
馬主としての雄三オーナーは、キャリア30年以上の大ベテランで、これまでに「京都馬主協会」の会長や、「日本馬主協会連合会」の会長といった要職を務めたことがありますし、現在も「日本馬主協会連合会」の最高顧問を務めていますので、「誰もが認める競馬界の大物」と言えますわ。
2009年は、ウオッカの活躍により、重賞3勝を含む11勝を上げて、過去最高となる「6億6791万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後は一度も2009年の賞金を超えられていない上、昨年までの5年間も、
2014年→5勝・獲得賞金1億2627万円
2015年→4勝・獲得賞金1億4979万円
2016年→2勝・獲得賞金2743万円
2017年→5勝・獲得賞金8228万円
2018年→6勝・獲得賞金7276万円
と、2009年と比べて物足りない成績が続いていました。
その上、今年に入ってからも悪い流れは続いていて、先週までが「26戦0勝・獲得賞金4624万円」という状況ですから、今のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝ちたい」と考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞にタニノフランケルを登録していますので、私が雄三オーナーであれば、この馬を預けている角居先生に対して、お釣りを残さない渾身の勝負仕上げを指示するでしょうね。
それに、オーナーは、ビッグウィークで2010年の菊花賞を勝ってから、もう8年半以上も重賞を勝てていませんから、今回は、「久々に大きなレースを勝ちたい」という思いも込められている筈ですわ。


2019/07/01
二人三脚で、東証1部に上場を果たしました
野田みづき氏

本業: 株式会社オービック 取締役相談役

今週の主な登録馬:
ミッキースワロー(七夕賞)
ミッキーワイルド(プロキオンS)
ミッキーブリランテ(豊明S)

※株式会社ダノックスの所有馬
ダノングッド(プロキオンS)
ダノンディーヴァ(豊明S)
ダノンジャスティス(噴火湾特別)
ダノンクライム(茶臼山高原特別)


担当者:馬主情報部 馬主O

野田みづきオーナーが、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、自身も同社の取締役相談役を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を取得しており、みづきオーナーは、確か2002年から馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、昨年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられます。
みづきオーナーは、2016年に、「18勝・獲得賞金6億2011万円」という、勝利数と獲得賞金の両方で過去最高の成績を残しており、一昨年は、「17勝・獲得賞金4億5787万円」と、前年を「1億6244万円」も下回ってしまったものの、昨年は、「17勝・獲得賞金6億1658万円」という、2016年と同水準の成績を残しておりました。
ただ、今年は先週までが「11勝・獲得賞金2億3843万円」という成績であり、昨年の同時期(7月1日【日】まで)の「8勝・獲得賞金3億0927万円」と比べて、勝利数こそ上回っているものの、賞金は「7084万円」も下回っているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えていることでしょう。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を多く落札しており、昨年は、7月9日(月)と10日(火)に行われた同セールに於いて、計9頭を総額7億9920万円(税込)で落札しておりました。
当然、昨年までの経緯を踏まえれば、7月8日(月)と9日(火)に行われる今年の「セレクトセール」にも参加する筈であり、現在は、「潤沢な資金でセールに臨みたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞にミッキースワロー、1着賞金3600万円(同2880万円)のプロキオンSにミッキーワイルド、1着賞金1820万円(同1456万円)の豊明Sにミッキーブリランテを登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
なお、今週は、みづきオーナーのご主人であるため、「完全に財布が同じ」と言える順弘オーナー(馬主名義は株式会社ダノックス)も、プロキオンSにダノングッド、豊明Sにダノンディーヴァ、1着賞金1500万円(同1200万円)の噴火湾特別にダノンジャスティス、1着賞金1050万円(同840万円)の茶臼山高原特別にダノンクライムを登録しておりますので、この馬達も、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。


2019/07/01
「総帥の三男」が代表を務めております
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインテンダネス(七夕賞)
ウインムート(プロキオンS)
ウインイクシード(五稜郭S)


担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、2012年の秋から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを勝ったウインクリューガーや、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、2004年の日経賞を勝ったウインジェネラーレや、2004年の京王杯スプリングCを勝ったウインラディウスや、2014年の日経賞を勝ったウインバリアシオンなどが挙げられます。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・10億0653万円」という成績を残していたものの、それから2016年までは数字が伸び悩んでおりました。
しかし、一昨年は、ウインブライトでスプリングSと福島記念を勝つなど、38勝を上げ、2003年の次に多い「8億2693万円」の賞金を獲得しております。
ところが昨年は、「31勝・獲得賞金6億7797万円」という成績に留まってしまいましたので、今年は、クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
ただ、先週までの成績は、ウインブライトで中山金杯と中山記念とクイーンエリザベス2世カップ(香港のG1)を勝っているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、JRAに於いては「15勝・獲得賞金3億3840万円」と、昨年の同時期(7月1日【日】まで)の「20勝・獲得賞金4億5368万円」と比べて、勝ち星と賞金のどちらも下回っております。
したがって、現在はクラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えている筈です。
また、「ウイン」は、計36頭の「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、今年の1月31日(木)まで出資を受け付けておりましたが、私が確認したところ、大半が満口とならずに締め切りを迎えておりました。
そして同クラブは、「2019年度募集馬」(現1歳世代)について、5月7日(火)に、計29頭のラインナップを発表しており、6月13日(木)にパンフレットを発送し、6月20日(木)から出資受け付けを開始しておりますので、「過去の募集馬」が一般的な注目度の高い特別レースで活躍すれば、「新規出資者の増加」に繋がり、それがクラブに大きな利益をもたらすのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞→ウインテンダネス
1着賞金3600万円(同2880万円)のプロキオンS→ウインムート
1着賞金1820万円(同1456万円)の五稜郭S→ウインイクシード
と、計3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/07/01
福島馬主協会の重鎮を務めている大ベテランです
宮川純造氏

本業: 株式会社北星商事 代表取締役

今週の主な登録馬:
ヴェンジェンス(プロキオンS)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、宮川純造オーナーの本業は、「株式会社北星商事」(福島県福島市野田町)の代表取締役です。
1965年に創業された同社は、福島市内で「三ツ星」というパチンコホールを展開しており、現在は、福島駅の近くにある「東口店」と「野田町店」と「野田町2号店」と、福島駅から2キロほど離れたところにある「吉倉店」と、福島交通飯塚線の桜水駅の近くにある「笹谷店」の、計5店舗があります。
この内、「吉倉店」と「笹谷店」は、200台以上の駐車スペースを完備しており、パチンコ台とスロット台を合計すると200機以上もある大型店で、尚且つ「全てが駅の近く」という立地のため、福島市内の方であれば、間違いなく「パチンコ三ツ星」の存在を知っている筈ですから、「株式会社北星商事」の代表を務めている宮川オーナーは、「誰もが認める福島の有力者」と言えるでしょう。
そしてJRA馬主としての宮川オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランで、福島馬主協会の理事を務めており、これまでに80頭近くを所有し、その中の代表的な存在としては、2010年の札幌2歳Sを制したオールアズワンや、2011年の函館2歳Sを制したファインチョイスが挙げられます。
2011年の宮川オーナーは、ファインチョイスの活躍などにより、「7勝・獲得賞金1億1292万円」という成績を残しておりました。
しかし、その後は一度も2011年の数字を超えられていない上、昨年までの5年間も、
2014年→2勝・獲得賞金5092万円
2015年→4勝・獲得賞金1億0232万円
2016年→4勝・獲得賞金7956万円
2017年→4勝・獲得賞金6700万円
2018年→5勝・獲得賞金1億0522万円
という成績に留まっておりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
実際、今年に入ってから先週までは「4勝・獲得賞金7715万円」という成績であり、昨年の同時期(7月1日【日】まで)の「3勝・獲得賞金5400万円」を上回っている上、キャリアハイである2011年の「1億1292万円」まで、あと「3577万円」に迫っております。
ただ、宮川オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、オーナーは、ファインチョイスで制した2011年の函館2歳Sから、もう8年近く重賞を勝てておりませんので。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにヴェンジェンスを登録しておりますので、私が宮川オーナーであれば、「ここで久々の重賞勝ちを」という思いを抱き、同馬を預けている大根田先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。