「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/05/27
プロゴルファーの青木功さんと旧知の友人です
久米田正明氏

本業: ロジフレックス株式会社 創業者

今週の主な登録馬:
ロジクライ(安田記念)
ロジスカーレット(由比ヶ浜特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、久米田正明オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を行うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電気機器の業界最大手であるアメリカの「アジレント・テクノロジー株式会社」なども名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせ始めて、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた上、翌年には同馬でダービーを制し、前年7月の馬主デビューから一年足らずでダービー馬のオーナーとなっておりました。
また、2009年の久米田オーナーは、ロジユニヴァースの活躍により、「重賞2勝を含む8勝・獲得賞金2億8434万円」という成績を残しておりました。
しかし、その後は一度も2009年の数字を超えられていない上、昨年までの5年間も、
2014年→3勝・獲得賞金6765万円
2015年→9勝・獲得賞金1億3105万円
2016年→6勝・獲得賞金1億4577万円
2017年→6勝・獲得賞金9126万円
2018年→9勝・獲得賞金1億8245万円
という成績に留まっており、更に、今年に入ってから先週までの獲得賞金は「6324万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを多く勝ちたい」と考えているのでしょう。
また、久米田オーナーは、2007年から毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月9日(月)~10日(火)に行われた昨年の同セールに於いて、1頭を4536万円(税込)で落札しておりました。
当然、昨年までの状況を踏まえますと、オーナーは、今年の「セレクトセール」にも参加する筈であり、現在は、「今の内から落札資金を稼いでおきたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の安田記念にロジクライ、1着賞金1500万円(同1200万円)の由比ヶ浜特別にロジスカーレットを登録してきましたので、私が久米田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/05/27
親子二代で「ダービー馬のオーナーブリーダー」ですわ
谷水雄三氏

本業: タニミズ企画株式会社 元代表取締役会長

今週の主な登録馬:
タニノフランケル(鳴尾記念)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、谷水雄三オーナーは、何年か前まで、福岡県宮若市に本社を構えている、「タニミズ企画株式会社」の代表取締役会長を務めていましたわね。
同社は、福岡県直方市の「西日本カントリークラブ」や、本社と同じ宮若市の「ザ・クラシックゴルフ倶楽部」や、佐賀県多久市の「佐賀クラシックゴルフ倶楽部」や、滋賀県大津市の「皇子山カントリークラブ」といったゴルフ場の経営を手掛けていて、その内、「西日本カントリークラブ」は、2014年の男子プロ賞金王にも輝いた小田孔明選手など、多くのプロゴルファーを輩出していますの。
2004年、谷水オーナーのご子息の利行氏が代表取締役になって、オーナー自身は経営の第一線から退いていますが、2010年には、公益のために私財を寄附した人などに授与される「紺綬褒章」を国から受章していることなどから、現在も雄三オーナーは、同社の経営に大きな影響力を有している筈ですわ。
そして「タニミズ企画株式会社」は、2014年、「JR博多駅」から歩いて5分ほどの場所にある「ベイサイドプレイス博多」のA棟1階に、「リタの農園」という自然派レストランをオープンしていて、白を基調としたお洒落な店内では、自社農園や契約農家で収穫した野菜を使用した料理や、石窯で焼いた手作りピザなど、60種類以上の料理が楽しめて、博多埠頭が眺められるロケーションがかなり好評を得ているようですから、異なる分野でも手腕を発揮している経営者としての資質は、きっとご子息の利行オーナーにもしっかりと受け継がれているのでしょう。
また、「タニミズ企画株式会社」を創業したのは、雄三オーナーのお父様で、「カントリー牧場」を作ったオーナーブリーダーとして有名な谷水信夫氏でして、確か1963年に馬の生産を始めてから、すぐに1968年の皐月賞を勝ったマーチスを出して、その後も、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアや、1970年の皐月賞とダービーを勝ったタニノムーティエなど、多くの重賞勝ち馬を出していますの。
1973年頃には、雄三オーナーが牧場の経営を引き継いで、それからしばらくは、生産馬が大きなレースを勝てませんでしたけど、2002年のダービーを勝ったタニノギムレットや、2007年のダービーを含めてGIを7勝したウオッカや、2010年の菊花賞を勝ったビッグウィークなどを生産して、信夫氏と雄三オーナーが、親子二代で「ダービー馬のオーナーブリーダー」となったことは、一般競馬ファンでもよく知っているエピソードですわね。
更に雄三オーナーは、「京都馬主協会」の会長や、「日本馬主協会連合会」の会長といった要職を務めたことがあって、現在も「日本馬主協会連合会」の最高顧問を務めていますので、「誰もが認める競馬界の大物」と言えますわ。
馬主としての雄三オーナーは、キャリア30年以上の大ベテランでして、これまでに300頭以上を所有していて、2009年は、ウオッカの活躍により、重賞3勝を含む11勝を上げて、過去最高となる「6億6791万円」の賞金を獲得していましたの。
でも、その後は一度も2009年の賞金を超えられていない上、昨年までの5年間も、
2014年→5勝・獲得賞金1億2627万円
2015年→4勝・獲得賞金1億4979万円
2016年→2勝・獲得賞金2743万円
2017年→5勝・獲得賞金8228万円
2018年→6勝・獲得賞金7276万円
と、2009年と比べて物足りない成績が続いていましたし、今年に入ってからも悪い流れは続いていて、先週までが「19戦0勝・獲得賞金3930万円」という状況ですから、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝ちたい」と考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の鳴尾記念にタニノフランケルを登録していますので、私が雄三オーナーであれば、この馬を預けている角居先生に対して、お釣りを残さない渾身の勝負仕上げを指示するでしょうね。
それに、オーナーは、ビッグウィークで2010年の菊花賞を勝ってから、もう8年半以上も重賞を勝てていませんから、今回は、「久々に大きなレースを勝ちたい」という思いも込められている筈ですわ。


2019/05/27
「3年連続の1位」を狙っている筈ですが…
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アエロリット(安田記念)
ステルヴィオ(安田記念)
ブラックスピネル(鳴尾記念)
アンティノウス(麦秋S)
ヘリファルテ(グリーンS)
ロサグラウカ(グリーンS)
デルニエオール(三木特別)
アルカサル(城崎特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーのご子息であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、以前から皆様もよくご存知のことでしょう。
吉田勝己オーナーが、1988年に「株式会社ダイナース愛馬会」として創設した「サンデーレーシング」に於いて、最近の代表的な存在としては、2011年の牡馬三冠、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴルと、2012年の牝馬三冠、2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナと、2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテが挙げられます。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」に輝いていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」となっており、特にその中でも2012年は、ジェンティルドンナなどの活躍により、重賞18勝を含む「118勝」を上げ、過去最高となる「38億7944万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、その後も同クラブは順調に実績を積み重ねており、一昨年と昨年は、
■2017年
1位:サンデーレーシング→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:キャロットファーム→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:社台レースホース→102勝・獲得賞金18億8314万円
■2018年
1位:サンデーレーシング→152勝・獲得賞金35億4845万円
2位:シルクレーシング→118勝・獲得賞金30億8921万円
3位:キャロットファーム→117勝・獲得賞金26億8078万円
と、2位以下を大きく引き離し、「2年連続で馬主リーディング1位」となっておりました。
もちろん、同クラブの関係者達は、「3年連続の馬主リーディング1位」を狙っている筈であり、実際、今年に入ってから先週までのリーディングは、
1位:サンデーレーシング→39勝・獲得賞金16億6871万円
2位:キャロットファーム→48勝・獲得賞金12億5929万円
3位:社台レースホース→48勝・獲得賞金9億6372万円
となっております。
ただ、勝利数では、「キャロットファーム」と「社台レースホース」に「9勝」の差を付けられている上、賞金では、2位の「キャロットファーム」との差が「4億0912万円」と、今週以降も高額賞金の懸かったGIレースがあることを考えれば、決して「セーフティーリード」とは言えません。
また、「サンデーレーシング」は、3月25日(月)から、「2019年度特別入会の受け付け」と題して、「新規出資者の募集」を開始しており、「過去の募集馬」が一般的な注目度の高いGIレースで活躍すれば、「新規出資者の増加」に繋がり、それがクラブに大きな利益をもたらすのは言うまでもありません。
特に、「サンデーレーシング」は、5月3日(金)に、計84頭の「2019年度募集馬ラインナップ」を発表しており、今後は、6月3日(月)にパンフレットを発送し、それから出資を受け付ける予定であるため、その直前であるこの時期は、同クラブの関係者達全員が、「過去の募集馬を活躍させてクラブの知名度を高め、今後の出資者増加に繋げたい」という思いを抱いている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の安田記念→アエロリットとステルヴィオ
1着賞金4100万円(同3280万円)の鳴尾記念→ブラックスピネル
1着賞金1820万円(同1456万円)の麦秋S→アンティノウス
1着賞金1820万円(同1456万円)のグリーンS→ヘリファルテとロサグラウカ
など、計8頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/05/27
「福島馬主協会」の常務理事を務めております
松本俊廣氏

本業: 共和グループ 代表者

今週の主な登録馬:
グァンチャーレ(安田記念)

担当者:馬主情報部 馬主J

松本俊廣オーナーの本業が、茨城県日立市に本社を構えている「株式会社共和プリサイスマニファクチャリング」と、茨城県常陸太田市に本社を構えている「株式会社共和製作所」と、茨城県水戸市に本社を構えている「有限会社泉町商事」を擁する、「共和グループ」の代表者であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同グループは、1968年、「日立電線機器株式会社」の絶縁ケーブル部品を製造するために設立されたのが起源で、それからは、
1970年→「日立電線株式会社」の日高工場高圧研究所と取引を開始し、ケーブル用付属部品の製造を開始
1976年→VHS方式VTR用金属精密部品の試作を開始
1977年→VTRテープ用精密部品及び家電・OA機器用精密部品の量産を開始
1983年→ディスポーザブル注射針(医療器具)の自動組立装置の製造販売を開始
1990年→OA機器部品の量産を開始
1996年→携帯電話基地局用高周波ケーブルの量産を開始
2008年→「環境マネジメントシステム・プログラム・ステップ2」認証
といった形で順調に成長しており、今は、先ほど記したグループ3社の拠点に加えて、茨城県常陸太田市に「太田工場」を有しております。
そして現在は、家電と産業機器部品の金属材料を切削加工する業務や、メディカル部品の製造・販売や、アルミ、ステンレス、銅、真鍮といった金属材料の販売などを主に手掛けており、グループ全体で150名以上の従業員を擁しておりますので、私は「共和グループ」を「茨城県の経済を支えている企業の一つ」と考えており、そのトップである松本オーナーは、「尊敬すべき人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松本オーナーは、確か1993年からJRAで馬を走らせていて、現在は「福島馬主協会」の常務理事を務めております。
2015年の松本オーナーは、グァンチャーレでシンザン記念を制し、初の重賞勝ちを飾っていた上、2016年は、グァンチャーレで長岡京Sを、イイデフューチャーで春日山特別を制したことなどにより、「3勝・獲得賞金6291万円」という成績を残しておりました。
しかし、一昨年は「1勝・獲得賞金4648万円」という成績に留まってしまったため、昨年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際に昨年は、過去最高となる「8544万円」の賞金を獲得していた上、今年は先週までに「4996万円」の賞金を獲得し、昨年のペースを大きく上回っております。
しかし、松本オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
と言いますのも、現在、オーナーは、JRAで5頭を所有しておりますが、昨年は、
イイデメモリー(牝4歳)→6戦0勝・獲得賞金0円
イーパンサーパン(牝2歳)→1戦0勝・獲得賞金0円
ドリームウィング(牝2歳)→2戦0勝・獲得賞金0円
と記せば分かる通り、3頭が全く賞金を稼げなかった上、今年も同じ状況が続いておりますので。
当然、現在の松本オーナーは、「その分を他の馬で稼ぎたい」と考えている筈です。
このような中、今週は、1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の安田記念にグァンチャーレを登録しておりますので、私がオーナーでしたら、この馬を預けている北出先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
また、松本オーナーは、まだGIを勝てておりませんので、今回は、「ここで初めてのGI勝ちを」という思いも込められている筈です。