「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/05/20
まだ半分も回収できておりませんので
窪田芳郎氏

本業: 株式会社東京ウェルズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
ランフォザローゼス(ダービー)
ソールインパクト(目黒記念)
サーレンブラント(青嵐賞)

※窪田康志オーナーの所有馬
チェスナットコート(目黒記念)
フォーハンドレッド(薫風S・東大路S)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、窪田芳郎オーナーの本業は、「都営浅草線・馬込駅」(東京都大田区)の近くに本社を構え、電子部品製造機器の設計・製造・販売などを手掛けている、「株式会社東京ウェルズ」の代表取締役です。
1971年に設立された同社は、電子部品の製造設備を世界中のメーカーに供給しており、その中でも、高速測定テーピング機(TWA-6604)は、累計の出荷台数が1万台を超えており、「世界シェア70%」という驚異的な数字が示す通り、世界標準機として高く評価されております。
そして現在は、東京都大田区の本社に加えて、まず国内には、「沼津事業所」(静岡県)、「松本事業所」(長野県)、「朝来事業所」(兵庫県)、「沼津テクニカルセンター」(静岡県)、「飯田研究所」(長野県)、「上越研究所」(新潟県)という6つの拠点を有している上、中国に2つ、台湾に1つの事業拠点を構えており、2018年3月期の売上高は259億円となっておりますので、同社の代表取締役である窪田オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
ちなみに、オーナーのご子息であり、同じくJRAの馬主である窪田康志オーナーは、各種映像の制作業務や、各種イベントの撮影・収録業務などを手掛けている、「ケーアールケープロデュース株式会社」の代表取締役を務めております。
同社の主要取引先には、「電通」、「エイベックス」、「BSフジ」、「日本コロムビア」、「リクルート」、「サイバーエージェント」といった大手企業が名を連ねており、グループ企業との連結で約200名を雇用しておりますので、それらを取り仕切っている康志オーナーも、「父親譲りの優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての芳郎オーナーは、確か2005年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のシリウスSを制したドラゴンファイヤーなどが挙げられます。
2015年のオーナーは、10勝を上げ、過去最高となる「2億1844万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→7勝・獲得賞金1億0707万円
2017年→9勝・獲得賞金1億6182万円
2018年→6勝・獲得賞金1億3971万円
という形で賞金が伸び悩んでいた上、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までが「26戦0勝・獲得賞金6118万円」という状況のため、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝ちたい」と考えている筈です。
また、芳郎オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の「セレクトセール」に於いて、
■「ナイトマジックの2017」(牡・父ディープインパクト)→1億1880万円
■「シングライクバードの2017」(牡・父スクリーンヒーロー)→1億0800万円
と、2頭を総額2億2680万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
しかし、同セールが終了してから先週までに獲得した賞金は「1億3710万円」であり、この内、馬主の取り分は8割の「1億0968万円」と、落札に要した資金を、まだ半分も回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)のダービーにランフォザローゼス、1着賞金5700万円(同4560万円)の目黒記念にソールインパクト、1着賞金1500万円(同1200万円)の青嵐賞にサーレンブラントを登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
更に、芳郎オーナーは、まだGIを勝てておりませんので、ダービーに登録しているランフォザローゼスには、「ここで初めてのGI勝ちを」という思いも込められている筈です。
また、今週は、窪田芳郎オーナーのご子息であるため、「完全に財布が同じ」と言える窪田康志オーナーも、1着賞金5700万円(同4560万円)の目黒記念にチェスナットコート、1着賞金1820万円(同1456万円)の薫風Sにフォーハンドレッド(東大路Sにも登録)を登録しておりますので、こちらも、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。


2019/05/20
10億円近くを投じておりますので
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ヴェロックス(ダービー)
アイスバブル(目黒記念)
ポポカテペトル(目黒記念)
カヌメラビーチ(白百合S)
サンラモンバレー(むらさき賞)
レピアーウィット(薫風S)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、早稲田大学教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名以上に及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2019年3月期」の数字は、
売上高:267億8700万円
経常利益:31億9100万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
と、記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりますので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈であり、実際、先週までに、重賞3勝を含む19勝を上げ、早くも「7億1837万円」の賞金を獲得しております。
ただ、金子オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を何頭も落札しており、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計9頭を総額9億8064万円(税込)で落札しておりますので。
当然、昨年までの状況を踏まえますと、オーナーは、今年の「セレクトセール」にも参加する筈であり、現在は、「今の内から落札資金を稼いでおきたい」と考えているのでしょう。
そのような中、今週は、
1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)のダービーにヴェロックス
1着賞金5700万円(同4560万円)の目黒記念にアイスバブルとポポカテペトル
1着賞金2000万円(同1600万円)の白百合Sにカヌメラビーチ
1着賞金1820万円(同1456万円)のむらさき賞にサンラモンバレー
1着賞金1820万円(同1456万円)の薫風Sにレピアーウィット
と、計6頭を賞金の高い特別レースに登録しており、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2019/05/20
勘定奉行でお馴染みのオーナーが…
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンキングリー(ダービー)
ダノンチェイサー(ダービー)
ダノンフェイス(欅S)
ダノンスパーク(與杼特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」などでお馴染みである「株式会社オービック」の代表取締役会長であるため、ここでは私も皆様と同じく、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「大阪ビジネスカンパニー」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。
よって、「オービック」を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、名義を現在の「ダノックス」としており、2011年は、33勝を上げ、過去最高となる「7億2354万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は、一度も2011年の獲得賞金を越えられず、一昨年までの3年間も、
2015年→22勝・獲得賞金5億6122万円
2016年→28勝・獲得賞金5億1387万円
2017年→26勝・獲得賞金6億1267万円
と、獲得賞金が伸び悩んでいたため、昨年は、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈であり、実際、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得した上、今年に入ってからも、その勢いは続いており、先週までに、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCなど、重賞6勝を含む17勝を上げ、既に「5億7696万円」の賞金を獲得しております。
しかし、野田オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、オーナーは、毎年のように「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月9日(月)~10日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計11頭を総額12億8412万円(税込)で落札しておりますが、「セレクトセール」が終わってから先週までの獲得賞金は「9億4926万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「7億5941万円」と、落札に要した資金を、まだ6割ほどしか回収できておりませんので。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)のダービーにダノンキングリーとダノンチェイサー、1着賞金2200万円(同1760万円)の欅Sにダノンフェイス、1着賞金1500万円(同1200万円)の與杼特別にダノンスパークを登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/05/20
デュランダルやスクリーンヒーローはここの募集馬でしたね
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
アウィルアウェイ(葵S)
ジャカランダシティ(葵S)
セプタリアン(葵S)
カラクレナイ(安土城S)
クレマンダルザス(薫風S)
ステイパーシスト(むらさき賞)
ワイプティアーズ(むらさき賞)
ケルティックソード(富嶽賞)
フィルムフランセ(富嶽賞)
リザードウインド(富嶽賞)
アヴィオール(葉山特別)
ダンサクドゥーロ(與杼特別)

担当者:馬主情報部 生産者C

皆さんも知っていると思いますけど、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
現役で活躍しているのは、一昨年のフィリーズレビューを勝ったカラクレナイや、去年のクイーンCを勝ったテトラドラクマや、今年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルなどですね。
「社台グループオーナーズ」は、リバティハイツの半妹にあたる「ドバウィハイツの2018」(父ディープインパクト)や、ミッキーアイルの半弟にあたる「スターアイルの2018」(父ドゥラメンテ)や、ジェルミナルの半妹にあたる「オンブルリジェールの2018」(父オルフェーヴル)や、ローズキングダムの半弟にあたる「ローズバドの2018」(父エイシンフラッシュ)など、計84頭の「2019年度募集馬」(現1歳世代)のラインナップを5月13日(月)に発表していますし、この馬達については、6月3日(月)にパンフレットを発送して、その後、出資を受け付ける予定ですから、今は関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、馬主さん達にいい印象を与えたい」と考えている筈で、こういった中、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そして今週は、
1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の葵S→アウィルアウェイとジャカランダシティとセプタリアン
1着賞金が2500万円(同2000万円)の安土城S→カラクレナイ
1着賞金が1820万円(同1456万円)の薫風S→クレマンダルザス
1着賞金が1820万円(同1456万円)のむらさき賞→ステイパーシストとワイプティアーズ
など、全部で12頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が「社台グループオーナーズ」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いする筈です。