「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/04/08
「日本馬主協会連合会」の相談役に名前を連ねております
近藤利一(りいち)氏

本業: 合建株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
アドマイヤジャスタ(皐月賞)
アドマイヤマーズ(皐月賞)
アドマイヤクィーン(飯盛山特別)
アドマイヤローザ(飯盛山特別)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、近藤利一(りいち)オーナーの本業は、大阪市北区に拠点を構え、建築解体業などを手掛けている、「合建株式会社」の代表取締役会長です。
1984年にJRAの馬主資格を取得している近藤オーナーは、既にキャリアが30年以上に及ぶ大ベテランであり、これまでに、1998年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と2002年の安田記念を制したアドマイヤコジーンや、1999年のダービーを制したアドマイヤベガや、2001年の朝日杯FSと2004年のフェブラリーSを制したアドマイヤドンや、2003年と2004年のエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴや、2007年の宝塚記念などを制したアドマイヤムーンや、昨年の朝日杯FSを制したアドマイヤマーズといった活躍馬を所有し、「GIレース12勝を含む重賞59勝」という素晴らしい成績を残しております。
また、以前は「阪神馬主協会」の会長などを務めていた上、現在は、「日本馬主協会連合会」の相談役に名前を連ねておりますので、「誰もが認める競馬界の有力者」と言えるでしょう。
2013年の近藤オーナーは、アドマイヤラクティを出走させたダイヤモンドSと、アドマイヤロイヤルを出走させたプロキオンSを制するなど、「40勝・獲得賞金9億1014万円」という数字を残しておりました。
ただ、その後は、
2014年→45勝・獲得賞金7億6855万円
2015年→34勝・獲得賞金7億6817万円
2016年→23勝・獲得賞金5億3716万円
2017年→25勝・獲得賞金7億6084万円
2018年→28勝・獲得賞金6億4378万円
と、5年続けて2013年の獲得賞金を下回っておりましたので、今年の近藤オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
しかし、今年に入ってから先週までの獲得賞金は、「1億1755万円」というもので、昨年の同時期(4月1週目まで)の「1億2218万円」とほとんど変わらないため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えているのでしょう。
また、近藤オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、昨年は、
■4月24日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を3294万円で落札
■7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」→9頭を5億7348万円で落札
と、計10頭を総額6億0642万円で落札しておりますが、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「4億9742万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「3億9794万円」であるため、まだ、セールで使った資金を「2億0848万円」ほど回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
(落札金額は全て税込)
そういった中、今週の特別レースには、1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の皐月賞にアドマイヤジャスタとアドマイヤマーズ、1着賞金1050万円(同840万円)の飯盛山特別にアドマイヤクィーンとアドマイヤローザの計4頭を登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/04/08
1980年に設立されました
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ラストドラフト(皐月賞)
ヴァンドギャルド(アーリントンC)
ウイングチップ(春興S)
トロワゼトワル(春興S)
ロライマ(春興S)
スクエアフォールド(鹿野山特別・奥の細道特別)
フリージングレイン(鹿野山特別)
スパイスマジック(利根川特別)
ヘヴントゥナイト(利根川特別)
ジャーミネイト(蓬莱峡特別)
エレクトロニカ(飯盛山特別)


担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つで、現在、クラブの代表取締役を務めている吉田哲哉氏は、社台ファームの代表・吉田照哉氏の長男です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバー、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられます。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、一昨年までの4年間は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
という形で獲得賞金が伸び悩んでおり、「馬主リーディング」は4年続けて3位に留まっていた上、昨年は、
1位:サンデーレーシング→152勝・獲得賞金35億4845万円
2位:シルクレーシング→118勝・獲得賞金30億8921万円
3位:キャロットファーム→117勝・獲得賞金26億8078万円
4位:社台レースホース→92勝・獲得賞金20億5339万円
と、記せば分かる通り、前年より順位を一つ落とし、「リーディング4位」に終わってしまったため、今年はクラブの関係者全員が、巻き返しを誓っている筈です。
実際、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→23勝・獲得賞金11億0346万円
2位:「キャロットファーム」→33勝・獲得賞金7億5632万円
3位:「社台レースホース」→32勝・獲得賞金6億0193万円
と書けば分かる通り、1位の「サンデーレーシング」には「4億1153万円」の差を付けられているものの、2位の「キャロットファーム」との差は「6439万円」と、すぐに逆転できそうな状況であるため、現在は「社台レースホース」の関係者全員が、「とにかく賞金の高いレースを勝ちたい」と考えているのでしょう。
更に、同クラブは、計93頭の「2018年度募集馬」について、昨年の6月4日(月)にパンフレットを発送し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口になっているのは83頭であり、「募集中止」となった4頭を除く残りの6頭は、まだ出資を受け付けておりますので、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの6頭を少しでも早く満口にしたい」とも考えている筈です。
そういった中、「社台レースホース」は、今週、1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の皐月賞にラストドラフト、1着賞金3800万円(同3040万円)のアーリントンCにヴァンドギャルドなど、計11頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/04/08
一代で「東証1部上場」を果たしました
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ヴェロックス(皐月賞)
オハナ(春興S)
キロハナ(春興S)
モクレレ(鹿野山特別)
レピアーウィット(利根川特別)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、早稲田大学教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名以上に及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2018年3月期」の数字は、
売上高:235億8200万円
経常利益:21億1400万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
と、記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりますので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈であり、実際、先週までに、重賞3勝を含む15勝を上げ、早くも「5億4537万円」の賞金を獲得しております。
ただ、金子オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を何頭も落札しており、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計9頭を総額9億8064万円(税込)で落札しておりますので。
当然、昨年までの状況を踏まえますと、オーナーは、今年の「セレクトセール」にも参加する筈であり、現在は、「今の内から落札資金を稼いでおきたい」と考えているのでしょう。
そのような中、今週は、
1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の皐月賞にヴェロックス
1着賞金1820万円(同1456万円)の春興Sにオハナとキロハナ
1着賞金1500万円(同1200万円)の鹿野山特別にモクレレ
1着賞金1500万円(同1200万円)の利根川特別にレピアーウィット
と、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しており、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2019/04/08
パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」で有名です
里見治(はじめ)氏(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長CEO

今週の主な登録馬:
サトノルークス(皐月賞)
サトノスティング(福島民報杯)
サトノディード(利根川特別)
サトノウィザード(山藤賞)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、里見治(はじめ)オーナーは、2016年の3月まで「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長兼社長を務めておりましたが、同年の4月1日(土)付けで、長男の治紀(はるき)氏が代表取締役社長COOに就任したことにより、現在の役職は代表取締役会長CEOとなっております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下としており、2018年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3236億6400万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、確か1992年からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに250頭以上を所有しており、2016年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という、「完全に右肩上がり」の成績を残しており、2016年は、勝ち星と賞金のどちらも今までで一番の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの2年間は、
2017年→39勝・獲得賞金11億8722万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
という形で数字が伸び悩んでいた上、今年に入ってから先週までの獲得賞金は「1億5355万円」であり、昨年の同時期(4月2週目まで)の「3億3115万円」と比べて、半分以下に留まっておりますので、現在の里見オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えているのでしょう。
また、里見オーナーは、「セレクトセール」で高額馬を落札する機会が非常に多く、7月9日(月)~10日(火)に行われた昨年の同セールに於いて、計10頭を総額10億9728万円(税込)で落札しておりました。
ただ、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「5億1742万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「4億1394万円」となるため、落札に要した資金を、まだ4割弱しか回収できておりませんので、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
このような中、今週は、
1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)の皐月賞→サトノルークス
1着賞金2600万円(同2080万円)の福島民報杯→サトノスティング
1着賞金1500万円(同1200万円)の利根川特別→サトノディード
1着賞金1000万円(同800万円)の山藤賞→サトノウィザード
と、賞金の高いレースに4頭を登録してきましたので、私が里見オーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出すでしょう。