「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/03/25
絹糸を製造していたことが名前の由来です
シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ブラストワンピース(大阪杯)
ステイオンザトップ(仲春特別)
ダイアトニック(ダービー卿CT)
ヒーズインラブ(ダービー卿CT)
プリモシーン(ダービー卿CT)
プリンシパルスター(三木ホースランドパークジャンプS)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の常務理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1997年の有馬記念を制したシルクジャスティスや、2000年のオークスを制したシルクプリマドンナや、2004年の日経新春杯、京都記念などを制したシルクフェイマスといった名前が挙げられるでしょう。
「シルク」は、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、ここ数年で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、「勝利数」と「獲得賞金」にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、一昨年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、昨年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、「118勝・獲得賞金30億8921万円」という過去最高の成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
ただ、今年に入ってから先週までのリーディングは、
1位:「サンデーレーシング」→18勝・獲得賞金7億4295万円
2位:「キャロットファーム」→28勝・獲得賞金6億6150万円
3位:「社台レースホース」→29勝・獲得賞金6億1861万円
4位:「松本好雄オーナー」→22勝・獲得賞金4億8170万円
5位:「金子真人オーナー」→15勝・獲得賞金4億7513万円
6位:「シルクレーシング」→15勝・獲得賞金4億0729万円
と書けば分かる通り、昨年より順位が4つも落ちておりますので、現在は、クラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、上との差を詰めたい」と考えている筈です。
そのような中、今週、「シルク」は、
1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)の大阪杯→ブラストワンピース
1着賞金1500万円(同1200万円)の仲春特別→ステイオンザトップ
1着賞金3900万円(同3120万円)のダービー卿CT→ダイアトニックとヒーズインラブとプリモシーン
1着賞金1650万円(同1320万円)の三木ホースランドパークジャンプS→プリンシパルスター
と、計6頭を特別レースに登録しており、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対してメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2019/03/25
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られております
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
チャレアーダ(仲春特別)
ドーヴァー(ダービー卿CT)
ライトオンキュー(船橋S)
アフリカンゴールド(御堂筋S)
アイストーム(明石特別)
インターセクション(明石特別)
ヒーリングマインド(アザレア賞)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記致します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から25年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、昨年までの3年間も、
2016年→64勝・獲得賞金10億1414万円
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
という成績を残しておりました。
そして、今年は先週までに、「25勝・獲得賞金3億7971万円」という、昨年の同時期(3月4週目まで)の「20勝・獲得賞金3億9358万円」と遜色ない成績を残しておりますが、モハメド殿下は、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」やエージェントの名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年も、私が確認しているだけで、
■1月10日(水)~16日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア・ゴールドコースト)
計8頭を295万5000豪ドル(約2億6004万円)で落札
■9月10日(月)~23日(日)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ・ケンタッキー)
計27頭を1996万ドル(約22億3552万円)で落札
■10月2日(火)~4日(木)の「ゴフス・オービーセール」(アイルランド・キルデア)
計14頭を398万ギニー(約6億1849万円)で落札
など、計66頭を約39億6980万円で落札しておりますので。
もちろん、この状況を踏まえると、今年も、世界中の「競走馬セール」で多くの馬を落札する筈であり、現在は、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」と考えていることでしょう。
また、モハメド殿下は、昨年の高松宮記念とスプリンターズSなどを制し、「4億7827万円」の賞金を獲得していたファインニードルを、今年の1月9日(水)付で引退させましたので、現在は、「この分を他の馬で稼ぎたい」とも考えている筈です。
こういった中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の仲春特別→チャレアーダ
1着賞金3900万円(同3120万円)のダービー卿CT→ドーヴァー
1着賞金1820万円(同1456万円)の船橋S→ライトオンキュー
1着賞金1820万円(同1456万円)の御堂筋S→アフリカンゴールド
など、賞金の高い特別レースに計7頭を登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれ預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/03/25
「リーディング1位」に付けておりますが
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アルアイン(大阪杯)
ステルヴィオ(大阪杯)
ダンビュライト(大阪杯)
オールザゴー(仲春特別)
イシュトヴァーン(コーラルS)
アンティノウス(鳴門S)
シルヴァンシャー(御堂筋S)
カイザースクルーン(山吹賞)
プランドラー(アザレア賞)


担当者:馬主情報部 馬主S

「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーのご子息であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、以前から皆様もよくご存知の筈です。
吉田勝己オーナーが、1988年に「株式会社ダイナース愛馬会」として創設した「サンデーレーシング」に於いて、最近の代表的な存在としては、2011年の牡馬三冠、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴルと、2012年の牝馬三冠、2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナと、2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテが挙げられるでしょう。
同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」に輝いていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」となっており、特にその中でも2012年は、ジェンティルドンナなどの活躍により、重賞18勝を含む「118勝」を上げ、過去最高となる「38億7944万円」の賞金を獲得しております。
更に、その後も同クラブは順調に実績を積み重ねており、一昨年と昨年は、
■2017年
1位:「サンデーレーシング」→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:「社台レースホース」→102勝・獲得賞金18億8314万円
■2018年
1位:「サンデーレーシング」→152勝・獲得賞金35億4845万円
2位:「シルクレーシング」→118勝・獲得賞金30億8921万円
3位:「キャロットファーム」→117勝・獲得賞金26億8078万円
と、2位以下を大きく引き離し、「2年連続で馬主リーディング1位」となっておりました。
もちろん、同クラブの関係者達は、「3年連続の馬主リーディング1位」を狙っている筈であり、実際、今年に入ってから先週までのリーディングは、
1位:「サンデーレーシング」→18勝・獲得賞金7億4295万円
2位:「キャロットファーム」→28勝・獲得賞金6億6150万円
3位:「社台レースホース」→29勝・獲得賞金6億1861万円
と、「サンデーレーシング」は「馬主リーディング1位」となっております。
ただ、2位の「キャロットファーム」とは「8145万円」、3位の「社台レースホース」とは「1億2434万円」と、その差は大きいものではない上、今週以降も、高額賞金の懸かった春のGIシリーズが続くため、現在、関係者達は、先週までの数字に満足せず、「今の内に可能な限り差を広げておきたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)の大阪杯→アルアインとステルヴィオとダンビュライト
1着賞金1500万円(同1200万円)の仲春特別→オールザゴー
1着賞金2300万円(同1840万円)のコーラルS→イシュトヴァーン
など、賞金の高い特別レースに計9頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/03/25
「ドラえもん」を使った広告戦略で…
寺田千代乃氏

本業: アートコーポレーション株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
マイスタイル(ダービー卿CT)

担当者:馬主情報部 馬主A

皆さんもよう知っとる通り、寺田千代乃オーナーの本業は、大阪市中央区に本社を構えとる、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長ですな。
1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越しセンター事業部」っちゅう部署を作って、次の年に、そこを「アート引越センター株式会社」として独立させたんですわ。
それからは、「あなたの町の0123」っちゅう覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を使った広告戦略とかで、子供からお年寄りまで幅広い層に知られるようになって、1990年に、今の「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更しとります。
しかも同社は、引っ越し関連の事業の他にも、輸入車の販売やメンテナンス関連の事業を展開しとる上、
■商業輸送を手掛けとる「アートバンライン株式会社」(大阪府茨木市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けとる「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■家電製品の販売などを手掛けとる「フットワークインターナショナル株式会社」(大阪府大東市)
■病院内の保育施設運営を手掛けとる「アートチャイルドケア株式会社」(大阪府大東市)
といった系列企業を抱えとるし、今はグループ全体で3000名以上の従業員を雇用しとって、2018年9月期の決算は、「連結売上高1079億4500万円」、「連結経常利益103億5400万円」っちゅう立派な数字やったんですわ。
せやから、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、たくさんの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めとるんでしょうな。
馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせとって、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを勝ったディアチャンスや、2011年の中山大障害で2着に入ったディアマジェスティとかが挙げられますわ。
去年の寺田オーナーは、京都牝馬Sと阪神牝馬Sを勝ったミスパンテールなどの活躍で、「11勝・獲得賞金3億1734万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残したんや。
そんで、今年に入ってから先週までの成績は、「3勝・獲得賞金6166万円」っちゅうもんで、去年の同じ時期(3月4週目まで)の「2勝・獲得賞金7041万円」と同じくらい稼いどるんやけど、寺田オーナーは、この成績に満足せんで、これからも貪欲に勝利を追求してくるとワシは見とるんですわ。
何せ、寺田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、7月9日(月)~10日(火)に行われた去年の「セレクトセール」で、計7頭を総額2億0196万円(税込)で落札しとるんやけど、このセールが終ってから先週までの獲得賞金は「1億4642万円」で、その内、「馬主の取り分」は8割の「1億1714万円」なんやから、セールに使った資金を、まだ半分ほどしか回収できとらんので。
そんな中、今週は、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)のダービー卿CTにマイスタイルを登録しとるんで、ワシが寺田オーナーやったら、「ここでガッチリ稼ぎたい」と考えて、この馬を預けとる昆先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますわ。