「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/02/12
一代で「東証1部上場」を果たしております
金子真人氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ユーキャンスマイル(ダイヤモンドS)
レトロロック(小倉大賞典)
フュージョンロック(和布刈特別)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、早稲田大学教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名近くに及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2018年3月期」の数字は、
売上高:235億8200万円
経常利益:21億1400万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
と、記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりますので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈であり、実際、2月11日(月)までに、重賞1勝を含む6勝を上げて、早くも「2億1070万円」の賞金を獲得しております。
ただ、金子オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で良血馬を何頭も落札しており、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計9頭を総額9億8064万円(税込)で落札しておりますが、「セレクトセール」が終了してから2月11日(月)までに獲得した賞金は「8億2161万円」であり、この内、「馬主の取り分は8割の6億5729万円」となるため、セールに投じた資金を、まだ7割弱しか回収できておりませんので。
そのような中、金子オーナーは、今週、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のダイヤモンドS→ユーキャンスマイル
1着賞金4100万円(同3280万円)の小倉大賞典→レトロロック
1着賞金1500万円(同1200万円)の和布刈特別→フュージョンロック
と、計3頭を賞金の高い特別レースに登録しております。
そこで、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいところです。


2019/02/12
中国と台湾にも事業拠点を構えております
窪田芳郎氏

本業: 株式会社東京ウェルズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
ソールインパクト(ダイヤモンドS)
ビッシュ(アメジストS)


担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、窪田芳郎オーナーの本業は、「都営浅草線・馬込駅」(東京都大田区)の近くに本社を構え、電子部品製造機器の設計・製造・販売などを手掛けている、「株式会社東京ウェルズ」の代表取締役です。
1971年に設立された同社は、電子部品の製造設備を世界中のメーカーに供給しており、その中でも、高速測定テーピング機(TWA-6604)は、累計の出荷台数が1万台を超えており、「世界シェア70%」という驚異的な数字が示す通り、世界標準機として高く評価されております。
そして現在では、東京都大田区の本社に加えて、まず国内には、「沼津事業所」(静岡県)、「松本事業所」(長野県)、「朝来事業所」(兵庫県)、「沼津テクニカルセンター」(静岡県)、「飯田研究所」(長野県)、「上越研究所」(新潟県)という6つの拠点を有している上、中国に2つ、台湾に1つの事業拠点を構えており、2018年3月期の売上高は259億円となっておりますので、同社の代表取締役である窪田オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
ちなみに、オーナーのご子息で、同じくJRAの馬主である窪田康志オーナーは、各種映像の制作業務や、各種イベントの撮影・収録業務などを手掛けている、「ケーアールケープロデュース株式会社」の代表取締役を務めております。
同社の主要取引先には、「電通」、「エイベックス」、「BSフジ」、「日本コロムビア」、「リクルート」、「サイバーエージェント」といった大手企業が名を連ねており、グループ企業との連結で約200名を雇用しておりますので、それらを取り仕切っている康志オーナーも、「父親譲りの優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての芳郎オーナーは、確か2005年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のシリウスSを制したドラゴンファイヤーなどが挙げられます。
2015年のオーナーは、10勝を上げ、過去最高となる「2億1844万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→7勝・獲得賞金1億0707万円
2017年→9勝・獲得賞金1億6182万円
2018年→6勝・獲得賞金1億3971万円
と、物足りない数字に留まっておりましたので、今年の芳郎オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈です。
ただ、今年は先週までに、「7戦0勝・獲得賞金2141万円」という状況のため、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝ちたい」と考えている筈です。
また、芳郎オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、7月9日(月)と10日(火)に行われた昨年の「セレクトセール」に於いて、
■「ナイトマジックの2017」(牡・父ディープインパクト)→1億1880万円
■「シングライクバードの2017」(牡・父スクリーンヒーロー)→1億0800万円
と、2頭を総額2億2680万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
しかし、同セールが終了してから先週までに獲得した賞金は「9733万円」であり、この内、馬主の取り分は8割の「7786万円」と、落札に要した資金を、まだ3割ほどしか回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のダイヤモンドSにソールインパクト、1着賞金1820万円(同1456万円)のアメジストSにビッシュを登録してきましたので、私が芳郎オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/02/12
「ブリとクロマグロ」の養殖などを手掛けております
松岡隆雄氏

本業: 株式会社松岡 代表取締役

今週の主な登録馬:
サンライズソア(フェブラリーS)
サンライズノヴァ(フェブラリーS)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、松岡隆雄オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、世界中から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しており、現在の取引先は、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国など、およそ50ヶ国に及んでおります。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、「ブリ」と「クロマグロ」の養殖を行っており、その生産物を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売するなど、順調に事業規模を拡大しており、2018年1月期の年間売上高は、「402億円」という素晴らしい数字でした。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京と大阪と福岡に支店を持ち、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に物流センターを有している上、中国、ミャンマー、チリにも拠点を構えておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、確か2003年からJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに300頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイや、2002年と2005年の産経大阪杯、2005年の毎日王冠を制したサンライズペガサスなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は2007年の賞金を上回ることができず、昨年までの5年間も、
2014年→31勝・獲得賞金5億1305万円
2015年→23勝・獲得賞金5億0256万円
2016年→15勝・獲得賞金3億5865万円
2017年→9勝・獲得賞金2億9236万円
2018年→15勝・獲得賞金4億3806万円
という形で数字が伸び悩んでいた上、今年に入ってから先週までの成績は、「26戦2勝・獲得賞金1942万円」というものであり、決して「いいスタートが切れた」と言えるものではありません。
したがって、現在のオーナーは「賞金の高いレースを多く勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金1億円(馬主の取り分は8割の8000万円)のフェブラリーSにサンライズソアとサンライズノヴァの2頭を登録しておりますので、前者を預けている音無先生と後者を預けている河内先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
また、松岡オーナーは、2009年の中山大障害から、9年近くもGIを勝てておりませんので、今回は、「久々にGIを勝ちたい」という思いも込められているのでしょう。


2019/02/12
「お嬢様はご機嫌ナナメ」 など、毎年のように新サービスを…
猪熊広次氏

本業: 株式会社バローズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
ブライトバローズ(ダイヤモンドS)
アダムバローズ(斑鳩S)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、猪熊広次オーナーの本業は、JR山手線「五反田駅」(東京都品川区)のすぐ近くに本社を構え、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役です。
1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を、
1998年10月→株式会社ディーディーアイ(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→小田急線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩3分の場所に「auショップ・向ヶ丘遊園」をオープン
2000年7月→株式会社ツーカーセルラー東京と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
2001年4月→JR線「川崎駅」から徒歩2分の場所に「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→現在の場所に本社を移転
といった形で順調に発展させております。
また、同社はここ数年、「モバイルコンテンツ事業」に力を入れており、
2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2014年→数値を組み合わせ、より大きな数を作り出し、所定の数字を目指す頭脳パズルゲームの「2048」
2015年→心理対戦型の「人狼ゲーム」
2016年→女性向けの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ロールプレイングゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
など、同社がリリースする新サービスは、どのコンテンツも人気を博しているようですから、多くの方が、猪熊オーナーのことを、「業界内の注目人物」と考えているのでしょう。
また、同社は、2016年から、「一般財団法人ホースコミュニティ」が運営する「サンクス・ホース・プロジェクト」(馬事文化の普及を目指す活動)のサポートを開始するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
馬主としての猪熊オーナーは、確か2003年頃からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに200頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズや、昨年のCBC賞と北九州記念を制したアレスバローズなどが挙げられるでしょう。
一昨年までの3年間、猪熊オーナーは、
2015年→19勝・獲得賞金2億8469万円
2016年→20勝・獲得賞金3億0522万円
2017年→30勝・獲得賞金4億7836万円
という右肩上がりの成績を残しており、特に一昨年は、勝利数と獲得賞金のどちらも過去最高の数字でした。
しかし昨年は、「17勝・獲得賞金3億3736万円」という成績に留まってしまったため、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
また、猪熊オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」→計2頭を1億3716万円で落札
■7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→1頭を1350万円で落札
■8月20日(月)の「HBAサマープレミアムセール」→1頭を918万円で落札
■8月21日(火)~24日(金)の「HBAサマーセール」→2頭を1426万円で落札
■10月1日(月)~3日(水)の「HBAオータムセール」→2頭を1231万円で落札
と、計8頭を総額1億8641万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
当然、昨年の状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する筈です。
したがって、現在の猪熊オーナーは、「今の内から落札資金を稼いでおきたい」とも考えている筈であり、そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のダイヤモンドSにブライトバローズ、1着賞金1820万円(同1456万円)の斑鳩Sにアダムバローズを登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。