「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/11/19
11億円近くを投じておりますが
里見治(はじめ)氏(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長CEO

今週の主な登録馬:
サトノクラウン(ジャパンC)
サトノダイヤモンド(ジャパンC)
サトノキングダム(オリエンタル賞)
サトノグロワール(高雄特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、里見治(はじめ)オーナー(馬主名義は株式会社サトミホースカンパニー)は、一昨年の3月まで「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長兼社長を務めておりましたが、同年の4月1日(土)付けで、長男の治紀(はるき)氏が代表取締役社長COOに就任したことにより、現在の役職は代表取締役会長CEOとなっております。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下としており、2018年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3236億6400万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、確か1992年からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに250頭以上を所有しており、一昨年までの4年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円
という、「完全に右肩上がり」の成績を残しておりました。
しかし昨年は、サトノクラウンで宝塚記念を、サトノアラジンで安田記念を制するなど、JRAの重賞を5勝したものの、一昨年を下回る「39勝・獲得賞金11億9822万円」という成績に留まっておりましたので、今年の里見オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っている筈です。
ただ、今年に入ってからは、サトノワルキューレでフローラSを、サトノダイヤモンドで京都大賞典を制するなど、先週までに32勝を上げておりますが、獲得賞金は「8億3663万円」と、まだ昨年の7割ほどですから、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えているのでしょう。
また、里見オーナーは、「セレクトセール」で高額馬を落札する機会が非常に多く、7月9日(月)~10日(火)に行われた今年の同セールに於いて、計10頭を総額10億9728万円(税込)で落札しておりますが、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「2億7035万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「2億1628万円」ですから、落札に要した資金を、まだ2割も回収できておりません。
このような中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のジャパンCにサトノクラウンとサトノダイヤモンド、1着賞金1500万円(同1200万円)のオリエンタル賞にサトノキングダム、1着賞金1500万円(同1200万円)の高雄特別にサトノグロワールと、賞金の高いレースに4頭を登録してきましたので、私が里見オーナーであれば、「落札資金の回収ペースを早めたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出すでしょう。

2018/11/19
現在の代表取締役は、吉田照哉氏の長男です
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ソーグリッタリング(キャピタルS)
アンヴァル(京阪杯)
ショコラブラン(オータムリーフS)
アマルフィコースト(渡月橋S)
カイザーバル(渡月橋S)
サプルマインド(渡月橋S)
ランブリングアレー(白菊賞)
エレクトロポップ(銀嶺S)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」で、現在、クラブの代表取締役を務めている吉田哲哉氏は、社台ファームの代表・吉田照哉氏の長男です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバー、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられます。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
という形で獲得賞金が伸び悩んでいた上、「馬主リーディング」は4年続けて3位に終わっておりますので、今年は、「社台レースホース」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
ところが、先週までの成績は、「86勝・獲得賞金18億3175万円」と、1位の「サンデーレーシング」(138勝・獲得賞金32億4587万円)に「14億1412万円」の差を付けられた4位に甘んじておりますので、クラブの関係者達は、この状況に危機感を強く抱いていることでしょう。
また、「社台レースホース」は、昨年のオークスを制したソウルスターリング(父フランケル)の半妹にあたる「スタセリタの2017」(父ディープインパクト)など、計93頭の「2018年度募集馬」について、6月4日(月)にパンフレットを発送し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは73頭で、「募集中止」となった4頭と、「募集停止」となった1頭を除く残りの15頭は、まだ出資を受け付けております。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの15頭を少しでも早く満口にしたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金2300万円(馬主の取り分は8割の1840万円)のキャピタルS→ソーグリッタリング
1着賞金3900万円(同3120万円)の京阪杯→アンヴァル
1着賞金2200万円(同1760万円)のオータムリーフS→ショコラブラン
1着賞金1820万円(同1456万円)の渡月橋S→アマルフィコーストとカイザーバルとサプルマインド
1着賞金1000万円(同800万円)の白菊賞→ランブリングアレー
1着賞金1820万円(同1456万円)の銀嶺S→エレクトロポップ
と、計8頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2018/11/19
生活インフラの管理などを手掛けております
前田幸治氏

本業: アイテック株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
アングライフェン(キャピタルS・オータムリーフS)
ブレイキングドーン(京都2歳S)
ビッグアイランド(花園S)
ランバージャック(シャングリラ賞)
エントシャイデン(オリエンタル賞)
ディーブラッド(白菊賞)

※ノースヒルズの所有馬
グレイトチャーター(京阪杯)
オルナ(花園S)
アングライフェン(シャングリラ賞)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、前田幸治オーナーの本業は、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長です。
1977年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2017年3月期」の売上高は「150億円」という、素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都千代田区内幸町の「東京支店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に25の支店を構えており、2000名を超える従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズマネジメント」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの坂路コースなどを有している上、同牧場の関連施設として、本格的な育成を行える「大山ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
更に昨年は、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設し、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
なお、馬主としての前田オーナーは、確か1996年からJRAで馬を走らせており、その中で代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、一昨年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられるでしょう。
また、前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年で、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。
ただ、昨年までの3年間は、
2015年→27勝・獲得賞金6億5860万円
2016年→23勝・獲得賞金5億1516万円
2017年→18勝・獲得賞金6億0804万円
と書けば分かる通り、2011年を大きく下回っておりますので、現在の前田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
しかし、今年は先週までに20勝を上げているものの、獲得賞金は「4億7297万円」と、まだ2011年の4割にも達しておりませんので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と強く願っていることでしょう。
また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年のように、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で、国内外の「競走馬セール」に参加しており、私が確認したところ、今年も、
■国内
5月22日(火)の「HBAトレーニングセール」→1頭を1134万円(税込)で落札
7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」→2頭を3240万円(税込)で落札
7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→5頭を1億1502万円(税込)で落札
8月20日(月)の「HBAサマープレミアムセール」→1頭を1674万円(税込)で落札
8月21日(火)~24日(金)の「HBAサマーセール」→3頭を2603万円(税込)で落札
■海外
3月13日(火)~14日(水)の「OBSマーチセール」→1頭を31万ドル(約3286万円)で落札
4月24日(火)~27日(金)の「OBSエイプリルセール」→1頭を10万ドル(約1090万円)で落札
9月11日(火)~23日(日)の「キーンランド・セプテンバーセール」→3頭を147万5000ドル(約1億5200万円)で落札
10月9日(火)~11日(木)の「タタソールズ・オクトーバーイヤリングセール・ブック1」→1頭を5万5000ギニー(約854万7000円)で落札
と、計18頭を約4億0583万4000円で落札しておりますので、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも願っている筈です。
そのような中、今週は、
※前田幸治オーナーの所有馬
1着賞金2300万円(馬主の取り分は8割の1840万円)のキャピタルS→アングライフェン(オータムリーフSにも登録)
1着賞金3300万円(同2640万円)の京都2歳S→ブレイキングドーン
※ノースヒルズの所有馬
1着賞金3900万円(同3120万円)の京阪杯→グレイトチャーター
など、賞金の高い特別レースに計9頭を登録しておりますので、「揃って勝負懸かり」と私は見ております。

2018/11/19
「モバイルコンテンツ事業」が好調です
猪熊広次氏

本業: 株式会社バローズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
アレスバローズ(京阪杯)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、猪熊広次(ひろつぐ)オーナーの本業は、JR山手線「五反田駅」(東京都品川区)のすぐ近くに本社を構え、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役です。
1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を、
1998年10月→株式会社ディーディーアイ(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→小田急線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩3分の場所に「auショップ・向ヶ丘遊園」をオープン
2000年7月→株式会社ツーカーセルラー東京と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
2001年4月→JR線「川崎駅」から徒歩2分の場所に「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→現在の場所に本社を移転
といった形で順調に発展させております。
また、「モバイルコンテンツ事業」に於いても、
2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2014年→数値を組み合わせ、より大きな数を作り出し、所定の数字を目指す頭脳パズルゲームの「2048」
2015年→心理対戦型の「人狼ゲーム」
2016年→女性向けの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ロールプレイングゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
など、毎年のように新サービスを提供しており、どのコンテンツも人気を博しているようですから、多くの方が、猪熊オーナーのことを、「業界内の注目人物」と考えている筈です。
また、同社は、一昨年から、「一般財団法人ホースコミュニティ」が運営する「サンクス・ホース・プロジェクト」(馬事文化の普及を目指す活動)のサポートを開始するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
馬主としての猪熊オーナーは、確か2003年頃からJRAで馬を走らせ、これまでに200頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズなどが挙げられるでしょう。
昨年までの3年間、猪熊オーナーは、
2015年→19勝・獲得賞金2億8469万円
2016年→20勝・獲得賞金3億0522万円
2017年→30勝・獲得賞金4億7836万円
という右肩上がりの成績を残しており、特に昨年は、勝利数と獲得賞金のどちらも過去最高の数字でした。
ただ、今年に入ってから先週までは、「16勝・獲得賞金3億1190万円」という成績で、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、猪熊オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、計9頭を総額2億4764万円で落札していた上、今年も、
■7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」→計2頭を1億3716万円で落札
■7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→1頭を1350万円で落札
■8月20日(月)の「HBAサマープレミアムセール」→1頭を918万円で落札
■8月21日(火)~24日(金)の「HBAサマーセール」→2頭を1426万円で落札
■10月1日(月)~3日(水)の「HBAオータムセール」→2頭を1231万円で落札
と、計8頭を総額1億8641万円で落札しております。
(落札金額は全て税込)
そのため、現在は、「セールに投じた資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですが、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「1億1342万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「9074万円」ですから、落札に要した資金をまだ半分ほどしか回収できておりません。
そういった中、今週は、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の京阪杯にアレスバローズを登録しておりますので、私が猪熊オーナーであれば、「ここを勝って一気に稼ぎたい」と考え、同馬を預けている角田先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。