「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/10/15
昨年の同時期を上回っているものの
株式会社ラッキーフィールド(代表:吉原毎文氏)

本業: 東京鉄鋼株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エアスピネル(富士S)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「エア」の冠名を用いている、「株式会社ラッキーフィールド」の代表者は、栃木県小山市に本社を構えている、「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文(つねぶみ)氏ですから、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記します。
1974年に東証1部上場を果たした「東京鉄鋼株式会社」は、吉原オーナーのお父様であり、JRAの馬主としては、1969年の皐月賞馬ワイルドモアや、1977年のダービー馬ラッキールーラなどを所有していたことが有名な、故・貞敏氏が1939年に創業しており、現在の建築業界に於いては、鉄筋に独自の加工を施してガス圧接を不要とし、大幅な工期の短縮や建築コストの削減を可能とした「ネジテツコン」を筆頭に、「鉄筋コンクリート用棒鋼」などで高いシェアを占めており、現在は、連結子会社を含め700名以上の従業員を雇用しているのですから、同社のトップである吉原オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。
また、吉原オーナーは、貞敏氏の代に設立した公益財団法人「吉原育英会」の理事長を務めており、青森県内の学校に対する助成事業や、青森県出身の学生に対する奨学金事業を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
なお、吉原オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か1986年頃で、それから現在までに200頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴや、1999年の安田記念とマイルCSを制したエアジハードや、2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、2005年の秋華賞を制したエアメサイアなどがおり、これまでに7度もGIを制しております。
2000年の吉原オーナーは、エアシャカールなどの活躍により17勝を上げ、過去最高の「7億5041万円」という賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、一度も2000年の獲得賞金を超えられていない上、昨年までの5年間は、
2013年→19勝・獲得賞金3億5167万円
2014年→11勝・獲得賞金3億2504万円
2015年→8勝・獲得賞金2億7245万円
2016年→6勝・獲得賞金2億2669万円
2017年→8勝・獲得賞金2億7471万円
という成績に留まっておりますので、今年の吉原オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを抱いている筈です。
実際、今年に入ってからは、先週までに「8勝・獲得賞金1億8155万円」という成績を残し、昨年の同時期(10月2週目まで)の「3勝・獲得賞金1億3766万円」を上回っておりますが、2000年と比べたら、かなり物足りない数字ですから、吉原オーナーは現状に危機感を強く抱いているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の富士Sにエアスピネルを登録してきましたので、私がオーナーでしたら、「ここで確実に稼ぎたい」と考えて、同馬を預けている笹田先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示する筈です。

2018/10/15
まだ18頭の出資を受け付けておりますので
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインガニオン(富士S)
ウインブライト(富士S)
ウインファビラス(甲斐路S・トルマリンS)
ウインイレーユ(北野特別)
ウインオルビット(浦佐特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、2012年の秋から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを勝ったウインクリューガーや、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、2004年の日経賞を勝ったウインジェネラーレや、2004年の京王杯スプリングCを勝ったウインラディウスや、2014年の日経賞を勝ったウインバリアシオンなどが挙げられます。
2015年の「ウイン」は、ウインフルブルームが京都金杯を勝つなど、「37勝・獲得賞金6億9027万円」という成績を残しておりましたが、一昨年は、ウインプリメーラで京都金杯を制したものの、他の馬があまり活躍できず、「29勝・獲得賞金5億9246万円」という成績で、前年を大きく下回っておりましたので、昨年は、クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈です。
実際、昨年は、ウインブライトでスプリングSを制するなど、「38勝・獲得賞金8億2693万円」という成績を残し、前年の数字を大きく上回っておりましたので、私の見込みは正しかったのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までの成績は、「29勝・獲得賞金6億0678万円」というもので、昨年の同時期(10月2週目まで)の「34勝・獲得賞金7億2037万円」を大きく下回っておりますので、現在、クラブの関係者達は、「もっと勝ってペースを上げたい」と考えている筈です。
また、「ウイン」は、「2018年度募集馬」(現1歳世代)について、5月7日(月)に、計28頭のラインナップを発表し、6月21日(木)から出資を受け付けているものの、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは8頭で、募集中止となった2頭を除く残りの18頭は、まだ出資を受け付けておりますので、現在、クラブの関係者達は、「過去の募集馬を活躍させて注目度を高め、出資者の増加に繋げたい」とも考えているのでしょう。
こういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の富士S→ウインガニオンとウインブライト
1着賞金1820万円(同1456万円)の甲斐路S→ウインファビラス(トルマリンSにも登録)
1着賞金1500万円(同1200万円)の北野特別→ウインイレーユ
1着賞金1050万円(同840万円)の浦佐特別→ウインオルビット
と、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2018/10/15
昨年の同時期とさほど変わらない数字ですから
青山洋一氏

本業: 株式会社ウィルズ、株式会社RJCリサーチ 社外取締役

今週の主な登録馬:
ワントゥワン(富士S)

担当者:馬主情報部 馬主J

青山洋一オーナーが、東京都渋谷区に本社を構えている、「株式会社エム・エイチ・グループ」の取締役会長を、2015年の9月まで務め、現在は、役職を離れて大株主として経営を見守っていることは、皆様もよくご存知でしょう。
同社が、美容室の「モッズ・ヘア」を、日本全国に約60店舗を構え、韓国、台湾、中国などにも事業を展開していることや、同ブランドのヘアケア製品の開発や販売などを手掛けているのは、広く知られている筈です。
島根県出身の青山オーナーが起業したのは、地元で運転代行の会社を立ち上げたのが最初でして、その社名は「総理代行」だったそうであり、この名前を付けた理由について青山オーナーは、同じ島根県出身の故・竹下登氏が総理大臣となったことを受けて、「目立つと思ったから」と話しておりました。
その後、青山オーナーは、携帯電話の加入代行や販売といった「通信サービス業」を軸に、「介護事業」や「デジタルコンテンツ事業」などにも手を拡げ、1999年にジャスダックへの上場を果たし、2005年、「モッズ・ヘアジャパングループ」の株式を70%取得してからは、先ほど書いたように「美容事業」を拡大しております。
そして現在では、グループ全体で200名以上の従業員を雇用しており、最近の業績も、
2014年6月期→連結売上高は17億9300万円
2015年6月期→連結売上高は17億1600万円
2016年6月期→連結売上高は17億4200万円
2017年6月期→連結売上高は18億6200万円
という形で安定しておりますので、同社の土台を築き上げた青山オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、最近の青山オーナーは、IT、不動産、人材派遣など多くの事業に携わっており、一昨年には、株主・投資家調査といったIR支援などを手掛けている「インベスター・ネットワークス株式会社」(現・株式会社ウィルズ)と、資産運用の調査やマネジメントなどを手掛けている「株式会社RJCリサーチ」の社外取締役に就任し、経営に参画するなど、多岐に渡って活躍しております。
なお、青山オーナーは、確か2003年からJRAで馬を走らせ始め、現在までに150頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2004年のニュージーランドTとアーリントンCを制したシーキングザダイヤや、2009年のフィリーズレビューなど重賞を4勝したワンカラットや、一昨年の桜花賞を制したジュエラーなどが挙げられます。
2010年のオーナーは、ワンカラットの活躍などにより、過去最高の「23勝・獲得賞金4億2205万円」という成績を残しておりました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでおり、昨年までの3年間も、
2015年→5勝・獲得賞金6144万円
2016年→5勝・獲得賞金2億5103万円
2017年→8勝・獲得賞金1億3480万円
という状況ですから、今年の青山オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っているのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までは、「3勝・獲得賞金9466万円」という成績で、昨年の同時期(10月2週目まで)の「5勝・獲得賞金1億0435万円」とさほど変わらない数字ですから、現在は、「もっとペースを上げたい」と考えている筈です。
また、青山オーナーは、「セレクトセール」に参加する機会が多く、昨年の同セールに於いても、2頭を総額1億1772万円(税込)で落札していた上、今年の同セールでも、2頭を総額7452万円(税込)で落札しておりますので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
このような中、青山オーナーは、今週、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の富士Sにワントゥワンを登録してきましたので、私がオーナーの立場であれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、この馬を預けている藤岡先生に対し、メイチの勝負仕上げを指示する筈です。

2018/10/15
皐月賞などの結果に満足せず
株式会社ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
エポカドーロ(菊花賞)
ベストティアーズ(鳥屋野特別、十日町特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、1986年、多数の生産牧場が株主となって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
また、「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」が多く名を連ねていることも、皆様はよくご存知のことでしょう。
なお、愛馬会法人である「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めている藤原悟郎氏は、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表取締役でもあり、更に、少し前までは「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めておりました。
「ユニオン」は、これまでにJRAで1200頭以上を走らせており、過去の代表的な存在と言えば、1989年のエリザベス女王杯を制したサンドピアリスや、1993年の鳴尾記念を制したルーブルアクトや、2008年の福島記念を制したマンハッタンスカイや、2011年のフィリーズレビューを制したフレンチカクタスや、2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタなどが挙げられるでしょう。
2015年の「ユニオン」は、サンビスタの活躍などにより、「30勝・獲得賞金6億2418万円」という成績を残しておりました。
ただ、昨年までの2年間は、
2016年→22勝・獲得賞金4億0901万円
2017年→26勝・獲得賞金4億1921万円
と、勝ち星と賞金のどちらも2015年を下回っておりましたので、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年に入ってからは、エポカドーロが皐月賞を制し、ダービーで2着に入るなど、先週までに「17勝・獲得賞金5億3687万円」という成績を残し、既に昨年の賞金を大きく上回っておりますが、クラブの関係者全員が、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
と言いますのも、「ユニオン」は、計41頭の「2018年度募集馬」(現1歳世代)について、6月18日(月)から出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは3頭で、残りの38頭は現在も出資を受け付けておりますので。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週、「ユニオン」は、特別レースに、
1着賞金1億2000万円(馬主の取り分は8割の9600万円)の菊花賞→エポカドーロ
1着賞金1050万円(同840万円)の鳥屋野特別→ベストティアーズ(十日町特別にも登録)
と、2頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、前者を預けている藤原英昭先生と、後者を預けている林徹先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ております。