「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/09/10
今までで一番のペースですけど
中西浩一氏

本業: 株式会社オンリー 代表取締役会長兼社長

今週の主な登録馬:
アイアンテーラー(オークランドRCT)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、中西浩一オーナーの本業は、京都市下京区に本社を構え、ビジネススーツを中心とした紳士服の製造小売業などを手掛けている、「株式会社オンリー」の代表取締役会長兼社長ですわね。
同社は、中西オーナーが1970年に、京都の山科にオーダースーツ専門店の「紳士服中西」を開業したのが起源で、1976年に「株式会社オンリー」を設立して、京都市内の北山通に、メンズブティック「オンリー本店」をオープンしていますわ。
それからの同社は、
1982年→レディスブティック「オンリーストリート」をオープン
1983年→第25回日本紳士服技術コンクールで、最高賞の「高松宮技術奨励賜杯賞」を受賞
1987年→イタリアのミラノに企画生産のオフィスを開設
1988年→渋谷や神戸など他府県への進出を開始
2002年→オーダースーツ「Tailor Made by KOICHI NAKANISHI」の販売開始、及び、オンラインストアの開設
2005年→大阪証券取引所・ヘラクレス市場(現・ジャスダック市場)へ株式上場
2009年→現在の本社ビルへ移転
2015年→株式上場市場を東京証券取引所第二部へ変更
2016年→東京証券取引所第一部銘柄に指定
2017年→東京本部を開設
といった形で順調に成長していますの。
また、現在は、スーツ生産を担う「株式会社オンリーファクトリー」と、アウトレットショップ「SUIT&SUIT」の運営を手掛ける「株式会社オンリートレンタ」というグループ2社を含めて、全国に62店舗を有する大企業となっていますし、グループ全体で300名以上の従業員を擁していますので、一代で「株式会社オンリー」を大きく成長させた中西オーナーのことは、「尊敬すべき経営者」と言えますわね。
そして、JRA馬主としての中西オーナーは、キャリアが20年を超えているベテランで、今までに40頭近くを所有していますわ。
中西オーナーは、一度に所有する頭数があまり多くありませんが、一昨年までの3年間は、
2014年→2勝・獲得賞金2646万円
2015年→2勝・獲得賞金4609万円
2016年→5勝・獲得賞金8907万円
という形で成績を伸ばしていて、一昨年の数字は過去最高でしたの。
ただ、昨年は1勝もできず、獲得賞金は「1299万円」に終わっていましたので、今年の中西オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈ですわ。
実際、今年に入ってからは、先週までに「5勝・獲得賞金6479万円」という成績を残して、今までで一番のペースですけど、オーナーは、この数字に満足しないで、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
何しろ、中西オーナーは、2014年から毎年「競走馬セール」に参加していて、昨年は、
■「HBAサマーセール」→1頭を864万円で落札
■「HBAオータムセール」→1頭を205万2000円で落札
と、計2頭を総額1069万2000円で落札していましたし、今年も、「HBAサマーセール」で、1頭を540万円で落札していますので。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、昨年までの経緯を踏まえますと、10月1日(月)~3日(水)の「HBAオータムセール」にも参加する可能性が十分にありますので、私がオーナーの立場であれば、「潤沢な資金でセールに参加するため、できるだけ多くの賞金を稼いでおきたい」と考えるでしょうね。
そして今週は、1着賞金が1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のオークランドRCTにアイアンテーラーを登録してきましたので、私が中西オーナーでしたら、この馬を預けている飯田雄三先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますわ。
ですから、調教師情報部の皆さんには、最終追い切りの内容など、これからの動きを入念に確認していただきたいと考えていますの。


2018/09/10
昨年のペースを大きく上回っておりますが
松本好雄氏

本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
メイショウホウトウ(能勢特別)
メイショウロセツ(セントライト記念)
メイショウブイダン(仲秋S)
メイショウダッサイ(阪神ジャンプS)
メイショウマトイ(松戸特別)
メイショウミライ(夙川特別)
メイショウカミシマ(甲武特別)
メイショウケンプウ(甲武特別)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」といった産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与しておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に神戸の「ホテルオークラ」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、JRA馬主としての松本オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランで、これまでに1500頭近くを所有している上、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しており、2013年の松本オーナーは、メイショウマンボの活躍などにより、重賞を6勝し、「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2014年→79勝・獲得賞金13億5174万円
2015年→53勝・獲得賞金9億6479万円
2016年→62勝・獲得賞金10億2728万円
2017年→69勝・獲得賞金11億6251万円
と、記せば分かる通り、2013年の数字を下回っておりますので、今年の松本オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、先週までに、「57勝・獲得賞金8億5461万円」という成績を残し、昨年のペースを大きく上回っておりますが、オーナーは、先週までの数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年は、「HBAセレクションセール」と「HBAサマーセール」と「HBAオータムセール」の3セールに於いて、計31頭を総額2億5736万円で落札していた上、今年も、
■「HBAセレクションセール」→7頭を1億3176万円で落札
■「HBAサマープレミアムセール」→5頭を8262万円で落札
■「HBAサマーセール」→17頭を1億0638万円で落札
と、計29頭を総額3億2076万円で落札しておりますので。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年までの経緯を踏まえると、10月1日(月)~3日(水)に行われる「HBAオータムセール」に於いても、多くの馬を落札する筈ですから、現在は、「落札資金を潤沢にしておきたい」と考えていることでしょう。
そして今週、松本オーナーは、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の能勢特別→メイショウホウトウ
1着賞金5400万円(同4320万円)のセントライト記念→メイショウロセツ
1着賞金1820万円(同1456万円)の仲秋S→メイショウブイダン
1着賞金2900万円(同2320万円)の阪神ジャンプS→メイショウダッサイ
など、計8頭を賞金の高い特別レースに登録しており、どの馬も「勝負懸かり」と判断できますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいところです。


2018/09/10
2割ほどしか回収できておりませんので
近藤利一氏

本業: 合建株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
アドマイヤアゼリ(能勢特別)
アドマイヤアルバ(セントライト記念)
アドマイヤクィーン(ローズS)
アドマイヤスカイ(瀬戸内海特別・初風特別)
アドマイヤデライト(瀬戸内海特別・初風特別)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、近藤利一オーナーの本業は、大阪市北区に拠点を構え、建築解体業などを手掛けている、「合建株式会社」の代表取締役会長です。
1984年にJRAの馬主資格を取得している近藤オーナーは、現在までに400頭ほどを所有しており、その中の代表的な存在としては、1998年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と2002年の安田記念を制したアドマイヤコジーンや、1999年のダービーを制したアドマイヤベガや、2001年の朝日杯FSと2004年のフェブラリーSを制したアドマイヤドンや、2003年と2004年のエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴや、2007年の宝塚記念などを制したアドマイヤムーンや、昨年のヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードといった名前が挙げられるでしょう。
この馬達の活躍により、近藤オーナーは、これまでに「GIレース11勝を含む重賞57勝」という素晴らしい成績を残しております。
2013年の近藤オーナーは、アドマイヤラクティを出走させたダイヤモンドS、アドマイヤロイヤルを出走させたプロキオンSを制するなど、「40勝・獲得賞金9億1014万円」という数字を残しておりました。
ただ、その後は、
2014年→45勝・獲得賞金7億6855万円
2015年→34勝・獲得賞金7億6817万円
2016年→23勝・獲得賞金5億3716万円
2017年→25勝・獲得賞金7億6084万円
と、4年続けて2013年の獲得賞金を下回っておりますので、今年の近藤オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までは、「21勝・獲得賞金3億7248万円」という成績で、昨年の同時期(9月2週目まで)の「5億6876万円」を大きく下回っているため、現在は危機感を強く抱いているのでしょう。
また、近藤オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、昨年は、7月10日(月)~11日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、計13頭を総額12億3660万円で落札していた上、今年に入ってからは、
■4月24日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を3294万円で落札
■7月9日(月)~10日(火)の「セレクトセール」→9頭を5億7348万円で落札
と、計10頭を総額6億0642万円で落札しておりますが、「セレクトセール」が終わってから先週までに獲得した賞金は「1億0856万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「8685万円」ですから、落札に要した資金を2割ほどしか回収できておりません。
(落札金額は全て税込)
そのため、現在は、「賞金の高い特別レースを勝って、落札資金の回収ペースを上げたい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の能勢特別にアドマイヤアゼリ
1着賞金5400万円(同4320万円)のセントライト記念にアドマイヤアルバ
1着賞金5200万円(同4160万円)のローズSにアドマイヤクィーン
など、計5頭を特別レースに登録しておりますので、私は、近藤オーナーが、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると見ております。


2018/09/10
「上位との差を詰めたい」と考えて
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ドレッドノータス(オークランドRCT・レインボーS)
レイエンダ(セントライト記念)
センテリュオ(ローズS)
フィニフティ(ローズS)
カテドラル(野路菊S)
イペルラーニオ(甲武特別)
ラッシュアタック(白井特別)
ラプソディーア(瀬戸内海特別)
ラレッサングル(汐留特別)


担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡って「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうで、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、いつも感謝しているそうです。
また手嶋氏は、静岡芸術文化大学の参与を務め、更には、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、活躍したと言えば、一昨年の「キャロットファーム」にも当てはまります。
何故なら、一昨年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、重賞14勝を含め、過去最高となる「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いたのですから。
しかし、昨年の「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:「社台レースホース」→102勝・獲得賞金18億8314万円
と、1位の「サンデーレーシング」に「3億5150万円」の差を付けられ2位に終わっておりますので、今年は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「必ずリーディング1位を奪還したい」という思いを抱いている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→100勝・獲得賞金21億6002万円
2位:「シルクレーシング」→83勝・獲得賞金17億6311万円
3位:「キャロットファーム」→71勝・獲得賞金14億1107万円
という形で、1位の「サンデーレーシング」に「7億4895万円」という大差を付けられた3位に留まっておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、「賞金の高いレースを勝って、少しでも上位との差を詰めたい」と考えるでしょう。
また、同クラブは、「2018年度募集馬」(現1歳世代)について、7月13日(金)に、計86頭のラインナップを発表しており、8月下旬にパンフレットを発送し、9月1日(土)から出資を受け付けております。
そのため、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と強く願っている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そのような中、「キャロットファーム」は、今週、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のオークランドRCT→ドレッドノータス(レインボーSにも登録)
1着賞金5400万円(同4320万円)のセントライト記念→レイエンダ
1着賞金5200万円(同4160万円)のローズS→センテリュオとフィニフティ
1着賞金1600万円(同1280万円)の野路菊S→カテドラル
など、特別レースに計9頭を登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。