「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/08/13
昨年の同時期の賞金を超えておりますが
金子真人氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ポポカテペトル(日本海S)
ダブルフラット(阿賀野川特別)
ユーキャンスマイル(阿賀野川特別)
マカヒキ(札幌記念)
イモータル(西部スポニチ賞)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1976年に金子オーナーが横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年、現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名近くに及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2018年3月期」の数字は、
売上高:235億8200万円
経常利益:20億2500万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年と昨年は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっておりましたので、今年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、ワグネリアンでダービーを制するなど、先週までに21勝を上げ、「7億3115万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(8月2週まで)の「6億5925万円」を大きく上回っておりますが、オーナーは、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、金子オーナーは、「セレクトセール」で高額馬を落札する機会が非常に多く、7月9日(月)~10日(火)に行われた今年の同セールでは、重賞を4勝したルージュバックの半弟にあたる「ジンジャーパンチの2017」(父ディープインパクト)を2億0520万円(税込)で落札するなど、計9頭を総額9億8064万円(税込)で落札しておりますので。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えているのでしょう。
そのような中、金子オーナーは、今週、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の日本海S→ポポカテペトル
1着賞金1500万円(同1200万円)の阿賀野川特別→ダブルフラットとユーキャンスマイル
1着賞金7000万円(同5600万円)の札幌記念→マカヒキ
1着賞金1500万円(同1200万円)の西部スポニチ賞→イモータル
と、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しております。
そこで、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいところです。

2018/08/13
残りの8頭を早急に満口にするため
G1レーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レジェンドセラー(日本海S)
サングレーザー(札幌記念)
オリエントワークス(札幌日刊スポーツ杯)
セータコローナ(TVQ杯)
ダンサール(石狩特別・富良野特別)
スパイラルダイブ(新発田城特別)
デクレアラー(新発田城特別・出雲崎特別・英彦山特別)
ドロウアカード(英彦山特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブでして、以前は、全国各地で200店舗近くのスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の相談役である村井良孝氏がクラブの代表を務めておりました。
そして、一昨年の6月からは、同クラブに於ける「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」である吉田善哉氏の三男・吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息である吉田正志氏が務めております。
「G1レーシング」は、設立から一昨年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
という形で着実に獲得賞金を増やし続けていた上、昨年は更に勢いが増し、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで、初めてのGI勝ちを飾るなど、「56勝・獲得賞金12億2511万円」という過去最高の成績を残しておりました。
そして、今年に入ってから先週までは、サングレーザーでマイラーズCを制し、ジュールポレールでヴィクトリアマイルを制するなど、「33勝・獲得賞金7億9870万円」という成績を残し、昨年の同時期(8月2週目まで)の「35勝・獲得賞金6億5956万円」と比べると、勝利数は2つ下回っているものの、獲得賞金は「1億3914万円」も上回っている状況です。
ただ、私は、「G1レーシング」の関係者達がこの数字に満足していないと見ております。
何故なら、「G1レーシング」は、母が2012年のエリザベス女王杯の勝ち馬である「レインボーダリアの2017」(牝・父ルーラーシップ)や、ペルシアンナイトの半妹にあたる「オリエントチャームの2017」(父ルーラーシップ)など、計50頭の「2018年度募集馬リスト」(現1歳世代)について、6月4日(月)にパンフレットを発送し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは42頭で、残りの8頭は、まだ出資を受け付けておりますので。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、残りの8頭を早急に満口にしたい」と考えている筈です。
そのような中、今週、「G1レーシング」は、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の日本海S→レジェンドセラー
1着賞金7000万円(同5600万円)の札幌記念→サングレーザー
1着賞金1500万円(同1200万円)の札幌日刊スポーツ杯→オリエントワークス
1着賞金1500万円(同1200万円)のTVQ杯→セータコローナ
など、計8頭を特別レースに登録しておりますので、それぞれを管理している厩舎に対して、クラブの関係者達が、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2018/08/13
「セール資金の回収ペースをできるだけ早めたい」と考えて
飯塚知一氏

本業: 株式会社シンコー 代表取締役

今週の主な登録馬:
ルックトゥワイス(日本海S)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、飯塚知一オーナーの本業は、「JR大森駅」(東京都大田区)のすぐ近くに本社を構えている、「株式会社シンコー」の代表取締役です。
1941年に創業された同社は、物流に関する様々な業務を手掛けており、現在は、東京競馬場に近い「府中営業所」や、大井競馬場に近い「東京港営業所」など、営業所と事業所を合わせて、全国13ヶ所に拠点を有しております。
また、これらの拠点の中で、「国際物流の要所」となっている「横浜事業所」は、「30トン岸壁クレーン」や、4基の「15トン天井クレーン」を備えており、敷地面積は「2640坪」という広大なものです。
更に同社は、包装資材の輸出入を手掛ける「日本ポリシール工業株式会社」や、包装梱包サービス業を手掛ける「株式会社シンコーロジテム」といった関連会社を有している上、日本企業が中国企業と取引する際の物流をサポートするため、上海に関連会社の「信广(シンコー)包装有限会社」を有しており、現在は200名近くの従業員を雇用しておりますので、代表取締役としてこれらの事業を取り仕切っている飯塚オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての飯塚オーナーは、確か1988年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2004年の根岸Sを制したシャドウスケイプや、2007年のシンガポール航空国際Cなどを制したシャドウゲイトや、2011年のエプソムCと毎日王冠を制したダークシャドウなどが挙げられる上、現在は「新潟馬主協会」の会長理事を務めておりますので、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
2011年の飯塚オーナーは、ダークシャドウなどの活躍により、6勝を上げ、過去最高となる「2億8777万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年までの5年間は、
2013年→11勝・獲得賞金1億7041万円
2014年→9勝・獲得賞金1億7929万円
2015年→8勝・獲得賞金1億6753万円
2016年→8勝・獲得賞金1億3547万円
2017年→7勝・獲得賞金1億3771万円
と、獲得賞金が2億円を上回れない状況が続いておりました。
そのため、今年の飯塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っている筈ですが、先週までの成績は、「2勝・獲得賞金4177万円」に留まっており、昨年のペースを大幅に下回っておりますので、現在は、危機感を強く抱いているのでしょう。
また、飯塚オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、今年は、7月9日(月)~10日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、計3頭を総額6912万円(税込)で落札しておりますので、現在は、「セール資金の回収ペースをできるだけ早めたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の日本海Sにルックトゥワイスを登録しておりますので、私が飯塚オーナーでしたら、この馬を預けている藤原英昭先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2018/08/13
7億円以上の差を付けられておりますから
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ケイブルグラム(阿賀野川特別)
レイリオン(阿賀野川特別)
ネオリアリズム(札幌記念)
アインザッツ(札幌日刊スポーツ杯)
アルティマヒート(富良野特別・石狩特別)
バリングラ(富良野特別)
ラプソディーア(戸畑特別)
ルエヴェルロール(英彦山特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡って「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうで、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、いつも感謝しているそうです。
また手嶋氏は、静岡芸術文化大学の参与を務め、更には、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、活躍したと言えば、一昨年の「キャロットファーム」にも当てはまります。
何故なら、一昨年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、重賞14勝を含め、過去最高となる「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いたのですから。
しかし、昨年の「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:「社台レースホース」→102勝・獲得賞金18億8314万円
と、1位の「サンデーレーシング」に「3億5150万円」の差を付けられ2位に終わっておりますので、今年は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「必ずリーディング1位を奪還したい」という思いを抱いているのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→90勝・獲得賞金20億0664万円
2位:「シルクレーシング」→72勝・獲得賞金16億2230万円
3位:「キャロットファーム」→58勝・獲得賞金12億3171万円
という形で、1位の「サンデーレーシング」に「7億7493万円」という大差を付けられた3位に留まっておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、「賞金の高いレースを勝って、少しでも上との差を詰めたい」と考えます。
また、同クラブは、「2018年度募集馬」(現1歳世代)について、7月13日(金)に、計86頭のラインナップを発表しており、8月下旬にパンフレットを発送し、9月1日(土)から出資を受け付ける予定です。
そのため、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と強く願っている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そのような中、「キャロットファーム」は、今週、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の阿賀野川特別→ケイブルグラムとレイリオン
1着賞金7000万円(同5600万円)の札幌記念→ネオリアリズム
1着賞金1500万円(同1200万円)の札幌日刊スポーツ杯→アインザッツ
など、特別レースに計8頭を登録しておりますので、クラブの関係者がそれぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。