「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/06/11
「必ず巻き返したい」と願っている筈ですが
飯塚知一氏

本業: 株式会社シンコー 代表取締役

今週の主な登録馬:
ルックトゥワイス(ジューンS)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、飯塚知一オーナーの本業は、「JR京浜東北線・大森駅」(東京都大田区)のすぐ近くに本社を構えている、「株式会社シンコー」の代表取締役です。
1941年に創業された同社は、物流に関する様々な業務を手掛けており、現在は、東京競馬場に近い「府中営業所」や、大井競馬場に近い「東京港営業所」など、営業所と事業所を合わせて、全国13ヶ所に拠点を有しております。
また、これらの拠点の中で、「国際物流の要所」となっている「横浜事業所」は、「30トン岸壁クレーン」や、4基の「15トン天井クレーン」を備えており、敷地面積は「2640坪」という広大なものです。
更に同社は、包装資材の輸出入を手掛ける「日本ポリシール工業株式会社」や、包装梱包サービス業を手掛ける「株式会社シンコーロジテム」といった関連会社を有している上、日本企業が中国企業と取引する際の物流をサポートするため、上海に関連会社の「信广(シンコー)包装有限会社」を有しており、現在は200名近くの従業員を雇用しておりますので、代表取締役としてこれらの事業を取り仕切っている飯塚オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての飯塚オーナーは、確か1988年からJRAで馬を走らせていて、これまでに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2004年の根岸Sを制したシャドウスケイプや、2007年のシンガポール航空国際Cなどを制したシャドウゲイトや、2011年のエプソムCと毎日王冠を制したダークシャドウなどが挙げられる上、現在は「新潟馬主協会」の会長を務めておりますので、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
2011年の飯塚オーナーは、ダークシャドウなどの活躍により、6勝を上げ、過去最高となる「2億8777万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年までの5年間は、
2013年→11勝・獲得賞金1億7041万円
2014年→9勝・獲得賞金1億7929万円
2015年→8勝・獲得賞金1億6753万円
2016年→8勝・獲得賞金1億3547万円
2017年→7勝・獲得賞金1億3771万円
と、獲得賞金が2億円を上回れない状況が続いておりました。
そのため、今年の飯塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っている筈ですが、先週までの成績は、「2勝・獲得賞金2448万円」に留まっており、昨年のペースを大幅に下回っておりますので、現在は、危機感を強く抱いているのでしょう。
また、飯塚オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、昨年は、
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→2頭を6156万円で落札
■7月18日(火)の「HBAセレクションセール」→1頭を3348万円で落札
と、計3頭を総額9504万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
もちろん、昨年の状況を踏まえますと、今年の「競走馬セール」に於いても何頭かを落札する可能性が高く、現在のオーナーは、「少しでも多くセール資金を稼いでおきたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のジューンSにルックトゥワイスを登録しておりますので、私が飯塚オーナーでしたら、この馬を預けている藤原英昭先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2018/06/11
既に昨年の獲得賞金を上回っておりますが
杉澤光雄氏

本業: 株式会社カネス杉澤事業所 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
バイラ(ユニコーンS)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、杉澤光雄オーナーの本業は、北海道の函館市に本社を構え、土木工事や解体工事、除雪や排雪作業、産業廃棄物処理などを主に手掛けている、「株式会社ケーエスホールディングス」の代表取締役会長です。
同社の起源は、1971年に創業された「杉澤商店」でして、2015年の7月に、現在の「株式会社ケーエスホールディングス」となっております。
当初、同社は、主に土木工事を手掛けておりましたが、徐々に事業の幅を広げており、現在では、
「株式会社カネス杉澤事業所」→土木工事や解体工事
「株式会社カネス道路」→舗装工事や切削工事
「有限会社みどり運輸」→貨物自動車運送
「株式会社ケイビ」→交通誘導警備や施設警備
「株式会社高橋興業」→土木工事や舗装工事の設計
「株式会社ケーエス・北の星観光バス」→観光バスや小型タクシーによる旅客自動車業
「有限会社扶桑」→自動車整備や中古車販売
「有限会社トーハン」→建築資材や工具の販売
「有限会社天海」→漁業や有漁船の運営
という形で、多くの系列企業を擁しており、グループ全体の従業員数は350名を超えているそうですから、そのトップを務める杉澤オーナーは、「函館を代表する優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての杉澤オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに60頭以上を所有しており、2013年には、「7勝・獲得賞金1億2201万円」という成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの3年間は、
2014年→4勝・獲得賞金6443万円
2015年→4勝・獲得賞金8808万円
2016年→3勝・獲得賞金7765万円
と、2013年と比べて物足りない数字となっておりましたので、昨年の杉澤オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、「10勝・獲得賞金1億2594万円」という成績を残し、2013年の数字を上回っておりましたので、私の見込みは正しかったでしょう。
そして、今年に入ってからは、ガンコを出走させた日経賞で初の重賞勝ちを飾るなど、5勝を上げ、既に昨年を上回る「1億6122万円」の賞金を獲得しておりますが、私は、杉澤オーナーが、先週までの成績に満足することなく、今後の貪欲に勝利を追求してくると見ております。
何故なら、杉澤オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
1頭を1728万円で落札
■7月18日(火)の「HBAセレクションセール」
1頭を594万円で落札
と、計2頭を総額2322万円で落札しておりましたので。
(金額は全て税込表記)
もちろん、昨年までの経緯を踏まえると、今年もこれから行われる「競走馬セール」に参加する可能性が高く、現在は、「セール資金を今の内から稼いでおきたい」と考えているのでしょう。
そして今週は、1着賞金3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のユニコーンSにバイラを登録してきましたので、私が杉澤オーナーであれば、この馬を預けている川村先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示する筈です。

2018/06/11
今後の「競走馬セール」にも参加する筈ですから
西山茂行氏

本業: 西山興業株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
セイウンコウセイ(函館スプリントS)
セイウンクールガイ(ユニコーンS)
ニシノトランザム(木古内特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社を構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)や、「棚倉ステークスカントリークラブ」(福島県東白川郡棚倉町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また「西山興業株式会社」は、ゴルフ場の経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評を得ているようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎ、2008年頃には、ニシノフラワーなどの繁殖牝馬を他の牧場に預け、「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却しております。
ただ、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)や、「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)や、「西山牧場江戸崎分場」(茨城県稲敷市)といった育成施設の運営は、現在も西山オーナーが続けている筈です。
ちなみに西山オーナーは、現在の内閣総理大臣・安倍晋三氏と同じ「成蹊大学」の卒業生で、競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(昨年の菊花賞馬キセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も、同大学を卒業しております。
西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに500頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、引退した馬で言えば、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミーや、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーンなどが挙げられ、現役の馬で言えば、一昨年と昨年の京阪杯を連覇したネロや、昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイなどが挙げられるでしょう。
2005年には、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残していた上、昨年も、セイウンコウセイで高松宮記念を制するなど、「26勝・獲得賞金5億2448万円」というまずまずの成績を残しておりました。
ただ、今年に入ってから先週までの成績は、「12勝・獲得賞金1億8868万円」というもので、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高い特別レースを勝って、少しでも昨年のペースに近付けたい」と考えている筈です。
また、西山オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■「千葉サラブレッドセール」→計1頭を1296万円で落札
■「HBAトレーニングセール」→計2頭を2721万6000円で落札
■「セレクトセール」→計1頭を3456万円で落札
■「HBAオータムセール」→計1頭を432万円で落札
と、計5頭を総額7905万6000円で落札していた上、今年に入ってからは、5月22日(火)に行われた「HBAトレーニングセール」に於いて、2頭を総額3240万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
もちろん、これまで状況を踏まえると、今後の「競走馬セール」にも参加する筈であり、現在は、「落札資金をできるだけ潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の函館スプリントSにセイウンコウセイ
1着賞金3500万円(同2800万円)のユニコーンSにセイウンクールガイ
1着賞金1050万円(同840万円)の木古内特別にニシノトランザム
と、計3頭を特別レースに登録しておりますので、私が西山オーナーの立場であれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼する筈です。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。

2018/06/11
既に昨年を上回る数字を残していますが
小松欣也氏

本業: 株式会社エヌエーシー 代表取締役

今週の主な登録馬:
ナックビーナス(函館スプリントS)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、小松欣也オーナーの本業は、福島県の田村郡小野町に本社を構え、主に化粧品と栄養補助食品の販売などを手掛けている、「株式会社エヌエーシー」の代表取締役ですわね。
1989年に設立された同社は、化粧品と栄養補助食品の他にも、医療部外品や、美容器具や、健康器具の販売なども行っていますの。
現在、同社は、福島県郡山市に「ショールーム」と「企画室」、東京都港区に「青山店」、オーストラリアのゴールドコーストに「ゲストハウス」を有するなど、着実に営業拠点を拡大していますので、小松オーナーの経営手腕は誰もが認めている筈ですわ。
また、私が聞いた話によれば、小松オーナーは、2015年、本社がある小野町の健康福祉課に、寝たきりとなった高齢者の手助けができる介護福祉用具(自動排泄処理装置)5台を寄贈したそうですから、地元の方から厚い信頼を寄せられていることでしょうね。
馬主としての小松オーナーは、2007年から地方で馬を走らせていますが、JRAで走らせ始めたのは2015年からで、現在、JRAで所有している馬は、ナックビーナスの1頭ですわ。
2015年は、「0勝・獲得賞金580万円」という成績でしたけど、一昨年は、ナックビーナスで4勝を上げ、「7417万円」の賞金を獲得していましたの。
でも昨年は、ナックビーナスでオープン特別のカーバンクルSを制したものの、その1勝のみで、獲得賞金は「6808万円」と、一昨年を下回っていましたので、今年の小松オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈ですわ。
実際、今年に入ってからは、同馬がカーバンクルSを制し、高松宮記念で3着に入るなど、先週までに「7187万円」の賞金を獲得し、既に昨年の数字を上回っていますが、小松オーナーは、この結果に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
何しろ、小松オーナーは、2015年から「競走馬セール」に参加していて、昨年までに、
■2015年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2160万円で落札
■2016年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を799万円で落札
■2016年の「HBAオータムセール」→1頭を281万円で落札
■2017年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2484万円で落札
と、計4頭を総額5724万円で落札していましたし、今年に入ってからは、5月22日(火)に行われた「HBAトレーニングセール」で、2頭を総額1512万円で落札していますので。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、これから行われる「競走馬セール」にも参加する筈ですから、現在は、「潤沢な資金でセールに参加するため、今の内から多くの賞金を稼いでおきたい」と考えているのでしょうね。
そして今週は、1着賞金が3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の函館スプリントSにナックビーナスを登録してきましたので、私が小松オーナーでしたら、この馬を預けている杉浦先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますわ。
ですから、調教師情報部の皆さんには、最終追い切りの内容など、これからの動きを入念に確認していただきたいと考えていますの。
また、小松オーナーは、馬主歴が浅いこともあり、まだ重賞を勝てていませんので、今回は、「初めての重賞勝ちを飾りたい」という思いも込められているのでしょうね。