「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/05/07
「潤沢な資金でセールに臨みたい」と考えている筈ですから
松本好雄氏

本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
メイショウイサナ(青竜S)
メイショウミライ(青竜S)
メイショウボンロク(栗東S)
メイショウオワラ(錦S)
メイショウカイモン(火打山特別)
メイショウグンバイ(火打山特別)
メイショウボノム(火打山特別)
メイショウユメゴゼ(火打山特別)
メイショウミツボシ(赤倉特別)
メイショウカマクラ(蹴上特別)
メイショウカミシマ(白川特別)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「メイショウ」の冠名を用いている松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」といった産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を受章しておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に神戸の「ホテルオークラ」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長(当時)といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、JRA馬主としての松本オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランで、これまでに1400頭ほどを所有している上、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しており、2013年の松本オーナーは、メイショウマンボの活躍などにより、重賞を6勝し、「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2014年→「79勝・獲得賞金13億5174万円」
2015年→「53勝・獲得賞金9億6479万円」
2016年→「62勝・獲得賞金10億2728万円」
2017年→「69勝・獲得賞金11億6251万円」
と、記せば分かる通り、2013年の数字を下回っておりますので、今年の松本オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、先週までに、「32勝・獲得賞金4億4148万円」という成績を残し、昨年の同時期(5月1週目まで)の「24勝・獲得賞金3億9085万円」を上回っておりますが、松本オーナーは、先週までの数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年も、
■7月18日(火)の「HBAセレクションセール」→6頭を9126万円で落札
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」→19頭を1億4634万円で落札
■10月2日(月)~4日(水)の「HBAオータムセール」→6頭を1976万円で落札
と、計31頭を総額2億5736万円で落札しておりましたので。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年の経緯を踏まえると、今年の「競走馬セール」に於いても、多くの馬を落札する筈ですから、現在の松本オーナーは、「潤沢な資金でセールに臨みたい」と考えている筈です。
そして今週、松本オーナーは、
1着賞金1800万円(馬主の取り分は8割の1440万円)の青竜S→メイショウイサナとメイショウミライ
1着賞金2200万円(同1760万円)の栗東S→メイショウボンロク
1着賞金1820万円(同1456万円)の錦S→メイショウオワラ
など、計11頭を賞金の高い特別レースに登録しており、どの馬も「勝負懸かり」と判断できますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいところです。

2018/05/07
馬主リーディング1位を奪還するために
有限会社キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
サンマルティン(都大路S)
リスグラシュー(ヴィクトリアマイル)
ムーンクエイク(京王杯SC)
レイズアスピリット(緑風S)
グローブシアター(白川特別)
アドヴェントス(石打特別)
エリティエール(石打特別)
ガウディウム(胎内川特別)
ヴァントシルム(胎内川特別)
レイエンダ(夏木立賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーとなるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうで、素晴らしい執筆場所を提供してくれた吉田勝己オーナーに、手嶋氏は深く感謝しているそうです。
また手嶋氏は、静岡芸術文化大学の参与と立命館大学客員教授を務め、更には、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
一昨年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「重賞14勝を含む127勝・獲得賞金31億8985万円」という過去最高の成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
しかし、昨年の「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→106勝・獲得賞金26億2116万円
3位:「社台レースホース」→102勝・獲得賞金18億8314万円
と、1位の「サンデーレーシング」に「3億5150円」の差を付けられて2位に終わっておりますので、今年は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「必ずリーディング1位を奪還したい」と考えている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→重賞5勝を含む47勝・獲得賞金11億4145万円
2位:「シルクレーシング」→重賞6勝を含む37勝・獲得賞金9億1160万円
3位:「社台レースホース」→重賞2勝を含む31勝・獲得賞金7億1998万円
4位:「キャロットファーム」→重賞1勝を含む28勝・獲得賞金6億5724万円
というもので、「キャロットファーム」は、1位の「サンデーレーシング」に「4億8421万円」の大差を付けられた4位に甘んじておりますので、現在、同クラブの関係者達は、「賞金の高い特別レースを勝って、上位との差を詰めたい」と考えていることでしょう。
そのような中、今週、「キャロットファーム」は、
1着賞金2400万円(馬主の取り分は8割の1920万円)の都大路S→サンマルティン
1着賞金1億0500万円(同8400万円)のヴィクトリアマイル→リスグラシュー
1着賞金5900万円(同4720万円)の京王杯SC→ムーンクエイク
など、計10頭を特別レースに登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。

2018/05/07
落札資金を今の内から稼いでおきたい筈なんで
寺田千代乃氏

本業: アートコーポレーション株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ミスパンテール(ヴィクトリアマイル)

担当者:馬主情報部 馬主A

皆さんもよう知っとる通り、寺田千代乃オーナーの本業は、大阪府の大東市に本社を構えとる、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長ですな。
1968年に、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年に、「アート引越しセンター事業部」っちゅう部署を作って、次の年に、そこを「アート引越センター株式会社」として独立させたんですわ。
それから、「あなたの街の0123」っちゅう覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を使った広告戦略などで、子供からお年寄りまで幅広い層に知られるようになって、1990年に、今の「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更しとります。
しかも同社は、他にも、
■輸入車の販売やメンテナンス、家電製品の販売などを手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府茨木市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■病院内の保育施設運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
といった系列企業を抱えとるし、今はグループ全体で2800名以上の従業員を雇用しとって、2017年9月期は、「連結売上高991億1500万円」、「連結経常利益79億8500万円」っちゅう立派な業績を残しとるんですわ。
せやから、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、たくさんの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めとるんでしょうな。
そんで、馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせ始めて、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2011年の中山大障害で2着に入ったディアマジェスティとかが挙げられますわ。
去年の寺田オーナーは、ターコイズSを勝ったミスパンテールや、ダービーで4着に入ったマイスタイルの活躍などで、「11勝・獲得賞金2億5682万円」っちゅう過去最高の成績を残したんで、とても喜んどったんでしょうな。
そんでもって、今年に入ってからも勢いは続いとって、京都牝馬Sと阪神牝馬Sを勝ったミスパンテールなどの活躍で、先週までに、「5勝・獲得賞金1億6199万円」っちゅう成績を残しとって、去年の同時期(5月1週目まで)の「3勝・獲得賞金8066万円」を上回っとるんやけど、今の寺田オーナーは、この成績に満足せんで、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈ですわ。
何しろ、寺田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、去年も、
7月10日(月)~11日(火)に行われた「セレクトセール」→6頭を1億9980万円で落札
10月2日(月)~4日(水)に行われた「HBAオータムセール」→1頭を1134万円で落札
と、計7頭を総額2億1114万円で落札しとるんやから。
(落札金額は全て税込)
もちろん、今年の「競走馬セール」でも何頭かを落札するやろうから、今は、「落札資金を今の内から稼いでおきたい」とも考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)のヴィクトリアマイルにミスパンテールを登録しとるんで、ワシが寺田オーナーやったら、それぞれの馬を預けとる厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますわ。
それに、寺田オーナーは、2011年の中山大障害でディアマジェスティが2着に入ったのが最高で、まだGIを勝てとらんのやから、今回は、「初めてのGI勝ちを飾りたい」っちゅう思いも込められとる筈やで。

2018/05/07
まだ昨年の2割にも達しておりませんので
吉岡實氏

本業: マルヨシ物産株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
エテルナミノル(ヴィクトリアマイル)
レーヌミノル(ヴィクトリアマイル)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、吉岡實(みのる)オーナーは、広島県福山市に拠点を構え、主に海運関連の業務を手掛けている、「マルヨシ物産株式会社」の代表取締役を務めております。
同社は、1972年に設立され、主な実績としては、「中国電力株式会社」が、火力発電所に於いて発生する石炭灰の海上輸送を効率的に行うため、2002年に就航させた専用船、「ツーナス」の運行管理を担当していたことが挙げられ、私が聞いた話によれば、同船の就航により、年間で約1億円の輸送コスト削減が実現したとのことです。
また、吉岡オーナーは、「全国内航船輸送海運組合」の副会長を務めていたことや、2010年に「黄綬褒章」(おうじゅほうしょう)を受章した経歴などから、多くの方が「海運業界の重要人物」と認めているのでしょう。
馬主としての吉岡オーナーは、確か2007年から馬を走らせ始めて、現在までに60頭近くを所有しており、一昨年までの5年間は、
2012年→2勝・獲得賞金2085万円
2013年→3勝・獲得賞金3046万円
2014年→6勝・獲得賞金8326万円
2015年→4勝・獲得賞金1億1893万円
2016年→16勝・獲得賞金2億9110万円
という形で順調に獲得賞金を伸ばしておりました。
そして、昨年は更に勢いが増し、レーヌミノルを出走させた桜花賞で初めてのGI勝ちを飾るなど、12勝を上げ、過去最高となる「4億0019万円」の賞金を獲得しておりましたので、オーナーは大いに喜んだことでしょう。
ただ、今年に入ってからは、エテルナミノルで愛知杯を制するなど、先週までに3勝を上げておりますが、獲得賞金は「7086万円」と、まだ昨年の2割にも達しておりませんので、現在の吉岡オーナーは、「賞金の高いレースを勝って、少しでも昨年のペースに近付けたい」という思いを抱いている筈です。
また、吉岡オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→1頭を3780万円で落札
7月18日(水)の「HBAセレクションセール」→1頭を1944万円で落札
と、計2頭を総額5724万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
もちろん、昨年の状況を踏まえますと、今年の「競走馬セール」に於いても何頭かを落札する可能性が高く、現在のオーナーは、「セール資金を今の内から稼いでおきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)のヴィクトリアマイルにエテルナミノルとレーヌミノルを登録しておりますので、私が吉岡オーナーでしたら、この2頭を預けている本田先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。