「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/04/16
「必ず巻き返したい」と強く願っている筈ですが…
星野壽市(じゅいち)氏

本業: 三栄商事株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ヤングマンパワー(マイラーズC)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、星野壽市(じゅいち)オーナーの本業は、群馬県高崎市に本社を構えている「三栄商事株式会社」の代表取締役社長です。
1964年、高崎市の堰代町(せきしろちょう)に於いて、「鉄スクラップの加工処理」を目的として創業された同社は、3年後の1967年には、事業拡大のため、高崎市高関町に本社を移転し、その後も業績が順調であったことから、1980年には現在の場所に本社を移転しております。
そして1984年には、関連会社の「株式会社サンジョウ」を設立し、最近の同社グループにとって「事業の大きな柱の一つ」となっている、「住宅基礎鉄筋ユニット」の製造を開始しました。
2006年には、ベトナムの「ダナン国際空港」の近くに、関連会社の「サンエイベトナム」を設立しており、現在は、「本社工場」に加えて、そのすぐ近くに「倉賀野工場」を、群馬県佐波郡に「玉村工場」を、高崎市高関町に「高関工場」を有し、100名以上の従業員を雇用しているのですから、「三栄商事株式会社」の代表取締役社長を務めている星野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
また同社は、毎年、8月に行われる「高崎まつり大花火大会」(観覧者数・約70万人)や、12月に行われる「榛名湖イルミネーションフェスタ」(同・約13万人)など、群馬県内のイベントに協賛を続けておりますので、星野オーナーのことは、多くの方が「尊敬すべき地元の名士」と考えている筈です。
そして、馬主としての星野オーナーは、確か1998年からJRAで馬を走らせ始めており、これまでに50頭以上を所有し、その中の代表的な存在としては、2013年の桜花賞を制したアユサンと、2015年のアーリントンCや一昨年の関屋記念と富士Sなどを制しているヤングマンパワーが挙げられるでしょう。
一昨年の星野オーナーは、ヤングマンパワーの活躍などで、「5勝・獲得賞金1億4176万円」という成績を残しておりました。
しかし昨年は、ヤングマンパワーが1勝もできなかったことや、他の馬がほとんど活躍できなかったことが響き、「2勝・獲得賞金4979万円」と、一昨年を大きく下回っておりましたので、今年の星野オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までは、「8戦0勝・獲得賞金660万円」という成績に留まっておりますので、現在は、危機感を強く抱いている筈です。
また、星野オーナーは、「セレクトセール」に参加する機会が多く、昨年の同セールに於いても、1頭を3996万円(税込)で落札しておりました。
もちろん、昨年の状況を踏まえますと、今年の「セレクトセール」に於いても何頭かを落札するのでしょうから、「落札資金を今の内から稼いでおきたい」と考えているのでしょう。
そういった中で今週は、1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のマイラーズCにヤングマンパワーを登録しておりますので、私が星野オーナーであれば、「とにかく勝ちたい」と考え、この馬を預けている手塚先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2018/04/16
「早く不振から抜け出したい」と考えているのでしょう
株式会社G1レーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
サングレーザー(マイラーズC)
マスターコード(燧ケ岳特別)
クライベイビー(桑折特別)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブでして、以前は、全国各地で200店舗近くのスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の相談役である村井良孝氏がクラブの代表を務めておりました。
そして、一昨年の6月からは、同クラブに於ける「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」である吉田善哉氏の三男・吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息である吉田正志氏が務めております。
「G1レーシング」は、設立から昨年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
という形で着実に獲得賞金を増やし続けていた上、昨年は更に勢いが増し、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで、初めてのGI勝ちを飾るなど、「56勝・獲得賞金12億2510万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、今年に入ってから先週までは、勝利数が「10」に留まっている上、取りこぼしが多く、2着が21回、3着が16回となっております。
更に、重賞を勝てていないことなどが響き、獲得賞金は「2億7764万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりませんから、現在はクラブの関係者全員が、「早く不振から抜け出したい」、「賞金の高いレースをキッチリ勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
また、「G1レーシング」は、計44頭の「2017年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の6月5日(月)にラインナップを発表し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは39頭で、残りの5頭は現在も出資を受け付けております。
そのため、クラブの関係者達は、残りの5頭を少しでも早く満口にできるよう、「過去の募集馬を活躍させてクラブの知名度を高め、今後の出資者増加に繋げたい」とも考えている筈であり、注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そのような中、今週、「G1レーシング」は、
1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のマイラーズC→サングレーザー
1着賞金1050万円(同840万円)の燧ケ岳特別→マスターコード
1着賞金1050万円(同840万円)の桑折特別→クライベイビー
と、計3頭を特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。


2018/04/16
危機感を抱いている筈ですが…
池谷誠一氏

本業: 株式会社ネクサス 代表取締役

今週の主な登録馬:
ノームコア(フローラS)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、池谷誠一オーナーの本業は、東京都の渋谷区代々木に本社を構えて、主にテレビ番組の企画や制作を手掛けている、「株式会社ネクサス」の代表取締役です。
1985年の8月に設立された同社は、これまでに、「ニュース23特集」(TBS)、「どうぶつ奇想天外」(TBS)、「驚きももの木20世紀」(テレビ朝日)、「教えて!ガリレオ」(日本テレビ)、「ドラGO!」(テレビ東京)など、報道番組からバラエティまで、幅広いジャンルの番組制作を手掛けております。
そして現在も、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京・1994年放送開始)や、「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日・1993年放送開始)といった長寿番組をはじめ、「美の巨人たち」(テレビ東京・2000年放送開始)など、人気番組を数多く手掛けておりますので、「株式会社ネクサス」の代表取締役を務めている池谷オーナーは、「テレビ業界に於ける重要な存在」と言える筈です。
ちなみに池谷オーナーは、会社の新年会で、TBSの近くにある「鮨処いとう」(港区赤坂)など、馴染みの寿司職人を呼んで、社員のために寿司を握ってもらうことを毎年の恒例にしており、「ネタがなくなるまでの食べ放題」を行なうそうですから、社員達が一丸となって新年のスタートを切れるのでしょう。
なお、馬主としての池谷オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせており、これまでの代表的な存在としましては、1992年の京王杯SCなど重賞を3勝したダイナマイトダディや、1999年の青葉賞とステイヤーズSを勝ったペインテドブラックや、2006年のスワンSなど重賞を4勝したプリサイスマシーンや、2008年のユニコーンSを勝ったユビキタスや、一昨年の新潟記念を勝ったアデイインザライフなどが挙げられます。
2003年の池谷オーナーは、プリサイスマシーンなどの活躍によって、「18勝・獲得賞金3億1614万円」という過去最高の成績を残していたものの、それからはずっとこの数字を下回っており、昨年までの5年間も、
2013年→11勝・獲得賞金1億8138万円
2014年→8勝・獲得賞金1億6805万円
2015年→9勝・獲得賞金1億2596万円
2016年→9勝・獲得賞金2億0138万円
2017年→5勝・獲得賞金1億0406万円
と、2003年と比べて明らかに物足りない状況が続いているため、「このままではマズい」という危機感を抱いている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までは、「15戦0勝・獲得賞金1712万円」という成績に留まっておりますので、私が池谷オーナーでしたら、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えるでしょう。
また、池谷オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、一昨年の「セレクトセール」では、計3頭を総額1億0476万円(税込)で落札していた上、7月10日(月)~11日(火)に行われた昨年の同セールでも、計2頭を総額9162万円(税込)で落札しておりました。
もちろん、昨年までの経緯を踏まえると、今年も「セレクトセール」で何頭かの落札を予定している筈ですから、私がオーナーでしたら、「落札資金を早めに稼いでおきたい」とも考える筈です。
そういった中、今週は、1着賞金が5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のフローラSにノームコアを登録してきましたので、池谷オーナーが、この馬を預けている萩原先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示していると私は見ております。


2018/04/16
2つの考えがある筈ですから
永井啓弍(けいじ)氏

本業: トヨタカローラ三重株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
レイホーロマンス(福島牝馬S)
スズカアーサー(彦根S)
スズカウルトラ(伏拝特別)


担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、永井啓弍(けいじ)オーナーの本業は、三重県四日市に本社を構えている、「トヨタカローラ三重株式会社」の代表取締役会長です。
1961年に設立された同社は、現在、「四日市本社店」、「鈴鹿西支店」、「松阪支店」、「鳥羽支店」、「伊勢支店」など、三重県内に25の販売店を構えており、「2016年3月期の売上高」は「197億円」というもので、社員数は「500名」を超える規模となっておりますから、そのトップである永井オーナーは、「地元経済界の有力者」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永井オーナーは、既にキャリアが30年以上に及ぶ大ベテランで、これまでに、サイレンススズカやスズカマンボやスズカフェニックスなどで多くの重賞レースを勝っている上、現在は「中京馬主協会」の会長を務めておりますので、経済界だけではなく、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
永井オーナーがこれまでに最も良い成績を残しているのは、サイレンススズカが、宝塚記念と中山記念と金鯱賞と毎日王冠と小倉大賞典を制した1998年で、この年は、重賞7勝を含む「27勝」を上げ、「8億7026万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、一昨年までの3年間は、
2014年→22勝・獲得賞金5億0152万円
2015年→11勝・獲得賞金3億1973万円
2016年→18勝・獲得賞金2億5946万円
と、1998年と比べれば明らかに物足りない成績が続いており、尚且つ、賞金が「右肩下がり」という状況だったため、昨年の永井オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈です。
実際、昨年は、過去最多となる「35勝」を上げ、賞金は一昨年の倍以上となる「6億3647万円」を獲得しておりましたので、私の見込みは正しかったのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までは、「8勝・獲得賞金1億8793万円」という成績で、昨年の同時期(4月3週まで)の「16勝・獲得賞金2億5755円」を下回っているため、現在の永井オーナーは、「賞金の高い特別レースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えている筈です。
また、永井オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年も、自身の名義と、オーナーが代表を務めている「永井商事」の法人名義で、
■4月25日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を2484万円で落札
■5月23日(火)の「HBAトレーニングセール」→2頭を4050万円で落札
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→1頭を3780万円で落札
■7月18日(水)の「HBAセレクションセール」→4頭を1億1502万円で落札
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」→10頭を1億4969万円で落札
と、計18頭に総額3億6785万円を投じております。
(金額は全て税込表記)
もちろん、永井オーナーは、今年もこれから行われる「競走馬セール」に参加する可能性が極めて高く、現在は、「落札資金を潤沢にするため、早い内から賞金を稼いでおきたい」とも考えていることでしょう。
そのような中、永井オーナーは、今週、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)の福島牝馬S→レイホーロマンス
1着賞金1820万円(同1456万円)の彦根S→スズカアーサー
1着賞金1050万円(同840万円)の伏拝特別→スズカウルトラ
という形で、特別レースに計3頭を登録しておりますので、オーナーがそれぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が高いと私は見ております。