「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/04/02
去年のペースを下回っとるんで
寺田千代乃氏

本業: アートコーポレーション株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ミスパンテール(阪神牝馬S)

担当者:馬主情報部 馬主A

皆さんもよう知っとる通り、寺田千代乃オーナーの本業は、大阪府の大東市に本社を構えとる、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長ですな。
1968年に、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年に、「アート引越しセンター事業部」っちゅう部署を作って、次の年に、そこを「アート引越センター株式会社」として独立させたんですわ。
それから、「あなたの街の0123」っちゅう覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を使った広告戦略などで、子供からお年寄りまで幅広い層に知られるようになって、1990年に、今の「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更しとります。
しかも同社は、他にも、
■輸入車の販売やメンテナンス、家電製品の販売などを手掛けている「アートプラス株式会社」(大阪府大東市)
■商業輸送を手掛けている「アートバンライン株式会社」(大阪府茨木市)
■マンションや戸建ての分譲を手掛けている「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
■病院内の保育施設運営を手掛けている「アートチャイルドケア株式会社」(大阪府大東市)
といった系列企業を抱えとるし、今はグループ全体で2800名以上の従業員を雇用しとって、2017年9月期は、「連結売上高991億1500万円」、「連結経常利益79億8500万円」っちゅう立派な業績を残しとるんですわ。
せやから、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、たくさんの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めとるんでしょうな。
そんで、馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせ始めて、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2011年の中山大障害で2着に入ったディアマジェスティとかが挙げられますわ。
去年の寺田オーナーは、ターコイズSを勝ったミスパンテールや、ダービーで4着に入ったマイスタイルの活躍などで、「11勝・獲得賞金2億5682万円」っちゅう過去最高の成績を残したんで、とても喜んどったんでしょうな。
せやけど、今年に入ってから先週までの成績が、「2勝・獲得賞金7041万円」っちゅうもんで、去年の同じ時期(3月まで)の「3勝・獲得賞金8066万円」を下回っとるんやから、今のオーナーは、「賞金の高いレースを勝ってもっとペースを上げたい」と考えとる筈や。
それに、寺田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、去年も、
7月10日(月)~11日(火)に行われた「セレクトセール」→6頭を1億9980万円で落札
10月2日(月)~4日(水)に行われた「HBAオータムセール」→1頭を1134万円で落札
と、計7頭を総額2億1114万円で落札しとるんですわ。
(落札金額は全て税込)
もちろん、今年の「競走馬セール」でも何頭かを落札するやろうから、今は、「落札資金を今の内から稼いでおきたい」とも考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が5500万円(馬主の取り分は8割の4400万円)の阪神牝馬Sにミスパンテールを登録しとるんで、ワシが寺田オーナーやったら、この馬を預けとる昆先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますわ。

2018/04/02
馬主リーディングで4位に甘んじておりますので
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アマルフィコースト(桜花賞)
アンヴァル(桜花賞)
リバティハイツ(桜花賞)
ソウルスターリング(阪神牝馬S)
シトロプシス(米沢特別)
フリージングレイン(湾岸S)
ユニゾンデライト(湾岸S)
アッフィラート(野島崎特別・隅田川特別・丹波特別)
エレクトロニカ(川俣特別)
ラレゾン(川俣特別・浄土平特別)
ガールズバンド(デイジー賞)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」で、現在、クラブの代表取締役を務めている吉田哲哉氏は、社台ファームの代表・吉田照哉氏の長男です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1995年の皐月賞などを制したジェニュイン、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード、2004年のジャパンCダートなどを制したタイムパラドックス、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられます。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
という形で獲得賞金が伸び悩んでいた上、「馬主リーディング」は4年続けて3位に終わっておりますので、今年は、「社台レースホース」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
ところが、先週までの成績は、「23勝・獲得賞金4億7929万円」と、1位の「サンデーレーシング」(37勝・獲得賞金8億6599万円)に「3億8670万円」の差を付けられた4位に甘んじておりますので、クラブの関係者達は、この状況に危機感を強く抱いていることでしょう。
また、これらのことが影響しているのか、「社台レースホース」は、昨年の5月11日(木)に、計92頭の「2017年度募集馬」(現2歳世代)のラインナップを発表し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは85頭で、募集中止となった3頭を除く残りの4頭は、まだ出資を受け付けておりますので、現在は関係者全員が、「早急に4頭を満口にしたい」という思惑を抱いている筈です。
更に、同クラブは、3月26日(月)から、「2018年度特別入会の受け付け」と題して、「新規出資者の募集」を開始しており、「過去の募集馬」が一般的な注目度の高い特別レースで活躍すれば、「新規出資者の増加」に繋がり、それがクラブに大きな利益をもたらすのは言うまでもありません。
そのような状況の中、「社台レースホース」は、今週、1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)の桜花賞に、アマルフィコーストとアンヴァルとリバティハイツ、1着賞金5500万円(同4400万円)の阪神牝馬Sにソウルスターリングなど、計11頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ております。

2018/04/02
昨年の同時期とさほど変わらない数字ですから
青山洋一氏

本業: 株式会社RJCリサーチ 社外取締役

今週の主な登録馬:
ワントゥワン(阪神牝馬S)
メンターモード(米沢特別)

担当者:馬主情報部 馬主J

青山洋一オーナーが、東京都渋谷区に本社を構えている、「株式会社エム・エイチ・グループ」の取締役会長を、2015年の9月まで務め、現在は、役職を離れて大株主として経営を見守っていることは、皆様もよくご存知でしょう。
同社が、美容室の「モッズ・ヘア」を、日本全国に約64店舗を構え、韓国、台湾、中国などにも事業を展開していることや、同ブランドのヘアケア製品の開発や販売などを手掛けているのは、広く知られている筈です。
島根県出身の青山オーナーが起業したのは、地元で運転代行の会社を立ち上げたのが最初でして、その社名は「総理代行」だったそうであり、この名前を付けた理由について青山オーナーは、同じ島根県出身の故・竹下登氏が総理大臣となったことを受けて、「目立つと思ったから」と話しておりました。
その後、青山オーナーは、携帯電話の加入代行や販売といった「通信サービス業」を軸に、「介護事業」や「デジタルコンテンツ事業」などにも手を拡げ、1999年にジャスダックへの上場を果たし、2005年、「モッズ・ヘアジャパングループ」の株式を70%取得してからは、先ほど書いたように「美容事業」を拡大しております。
そして現在では、グループ全体で200名以上の従業員を雇用しており、最近の業績も、
2014年6月期→連結売上高は17億9300万円
2015年6月期→連結売上高は17億1600万円
2016年6月期→連結売上高は17億4200万円
2017年6月期→連結売上高は18億6200万円
という形で安定しておりますので、同社の土台を築き上げた青山オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、最近の青山オーナーは、IT、不動産、人材派遣など多くの事業に携わっており、一昨年には、株主・投資家調査といったIR支援などを手掛けている「インベスター・ネットワークス株式会社」(現・株式会社ウィルズ)と、資産運用の調査やマネジメントなどを手掛けている「株式会社RJCリサーチ」の社外取締役に就任し、経営に参画するなど、多岐に渡って活躍しております。
なお、青山オーナーは、確か2003年からJRAで馬を走らせ始め、現在までに140頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2004年のニュージーランドTとアーリントンCを制したシーキングザダイヤや、2009年のフィリーズレビューなど重賞を4勝したワンカラットや、一昨年の桜花賞を制したジュエラーなどが挙げられます。
2010年のオーナーは、ワンカラットの活躍などにより、過去最高の「23勝・獲得賞金4億2205万円」という成績を残しておりました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでおり、昨年までの3年間も、
2015年→5勝・獲得賞金6144万円
2016年→5勝・獲得賞金2億5103万円
2017年→8勝・獲得賞金1億3480万円
という状況ですから、今年の青山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までは、「2勝・獲得賞金2960万円」という成績で、昨年の同時期(3月まで)の「1勝・獲得賞金2804万円」と、さほど変わらない数字ですから、現在のオーナーは、危機感を強く抱いているのでしょう。
また、青山オーナーは、「セレクトセール」に参加する機会が多く、昨年の同セールに於いても、2頭を総額1億1772万円(税込)で落札しておりました。
この状況を踏まえますと、今年も「セレクトセール」に参加する可能性が高く、私がオーナーの立場であれば、「セール資金を今の内から稼いでおきたい」とも考える筈です。
このような中、青山オーナーは、今週、1着賞金5500万円(馬主の取り分は8割の4400万円)の阪神牝馬Sにワントゥワン、1着賞金1500万円(同1200万円)のメンターモードを登録してきましたので、オーナーが、「ここを勝って一気に稼ぎたい」と考え、2頭を預けている藤岡健一先生に対し、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。

2018/04/02
「今後のセール」に向けて、「確実に稼いでおきたい」と考えているのでしょう
株式会社カナヤマホールディングス

本業: パチンコホールの経営など

今週の主な登録馬:
カシアス(ニュージランドT)
カツジ(ニュージランドT)
オールインワン(春雷S)
ペガーズ(川俣特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、宮崎県と鹿児島県に於いて、パチンコホールを運営しております。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町に「国際グランプリ高鍋店」(現在のOPUS高鍋店)をオープンした同社は、その後、
■1996年
宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
■2001年
宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
■2007年
宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」をオープン
鹿児島県肝属(きもつき)郡肝付町に「OPUS鹿屋店」をオープン
■2013年
宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
■2017年
「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
といった形で店舗を増やしている上、「K-Kitchen」と「OPUS cafe」など、レストラン事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」や、託児施設の「きっずぷれいす」を運営している「株式会社Person」というグループ会社を擁しており、私が聞いた話によれば、現在、グループ全体の従業員数は250名近くとなっているそうですから、地域の雇用に大きく貢献している筈です。
馬主としての同社は、一昨年からJRAで馬を走らせ始めたばかりですが、現在、40頭近くを所有しており、初年度に早くも10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、昨年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝利を飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも勝つなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、一昨年の数字を大きく上回っておりました。
そして、今年に入ってからもその勢いは続いており、先週までに「7勝・獲得賞金1億1054万円」という成績を記録しており、昨年の同時期(3月まで)の「3勝・獲得賞金6054万円」を大きく上回っている状況です。
ただ、「カナヤマホールディングス」の関係者達は、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何しろ、同社は、馬主歴が浅い割に、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、国内だけでなく海外の「競走馬セール」にも参加しており、私が確認したところ、
■国内
7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→1頭を2484万円(税込)で落札
7月18日(火)の「HBAセレクションセール」→1頭を3240万円(税込)で落札
8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」→計7頭を8446万円(税込)で落札
10月2日(月)~4日(水)の「HBAオータムセール」→1頭を443万円(税込)で落札
■海外
3月14日(火)~15日(水)の「OBSマーチセール」→1頭を17万5千ドル(約2013万円)で落札
4月25日(火)~28日(金)の「OBSスプリングセール」→1頭を54万ドル(約5994万円)で落札
9月11日(月)~23日(土)の「キーンランド・セプテンバーセール」→1頭を25万ドル(約2750万円)で落札
11月7日(火)~18日(土)の「キーンランド・ノベンバー・ブリーディングストックセール」→1頭を21万ドル(約2373万円)で落札
と、計14頭を約2億7743万円で落札しておりますので。
当然、昨年の状況を踏まえると、同社は、「今後の競走馬セール」に参加する可能性が高く、現在、同社の関係者は、「セールの資金を潤沢にするため、多くの賞金を稼ぎたい」と考えている筈です。
そして今週は、
1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)のニュージーランドT→カシアスとカツジ
1着賞金2300万円(同1840万円)の春雷S→オールインワン
1着賞金1050万円(同840万円)の川俣特別→ぺガーズ
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「カナヤマホールディングス」の関係者でしたら、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。