「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/02/19
昨年と同じ失敗を繰り返さないように…
株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
マイネルサージュ(中山記念)
マイネルハニー(中山記念)
エンゲルヘン(アクアマリンS)
マイネルバールマン(阪急杯)
マイネルオフィール(仁川S)
アイムウィッシング(合馬特別)
シュピールカルテ(合馬特別)
マイネルアムニス(合馬特別)
マイネルパッセ(合馬特別)
パラノーマル(小倉城特別)
マイネルクラフト(小倉城特別)
マイネルシュバリエ(小倉城特別)
マイネルプレッジ(小倉城特別)
ラッフォルツァート(周防灘特別)
マイネルユニブラン(富里特別)
ラスイエットロス(富里特別)
マイネルキラメキ(水仙賞)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーのご子息である岡田紘和氏です。
「ラフィアン」が設立されたのは1986年のことで、それから現在までにJRAで1600頭以上を走らせており、その中には、1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴや、2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツや、2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウといった活躍馬がおり、これまでに、「GIの6勝を含む重賞71勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、89勝(重賞10勝、特別レース17勝)・獲得賞金19億0550万円という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
ただ、昨年までの3年間は、
2015年→馬主リーディング7位(重賞1勝を含む57勝・獲得賞金12億2425万円)
2016年→馬主リーディング6位(重賞2勝を含む62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(重賞1勝を含む60勝・獲得賞金13億9281万円)
という順位だったため、今年は、同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
また、こういった成績の伸び悩みが影響しているのか、「ラフィアン」は、計83頭の「2017年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の12月15日(金)まで出資を受け付けておりましたが、私が確認したところ、9割以上が満口とならずに締め切りを迎えておりました。
その上、「ラフィアン」は、2月1日(木)から、「2018年度募集馬」(現1歳世代)について、計2頭を「早期募集」として出資を受け付けており、他の馬は、「2017年度募集馬」と同じく、5月初旬にラインナップを発表し、6月中旬から出資を受け付ける筈ですから、現在はクラブの関係者全員が、「昨年と同じ失敗を繰り返さないよう、早い段階で過去の募集馬を活躍させ、クラブの知名度を高めておきたい」という思惑を抱いている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までの成績は、「8勝・獲得賞金1億9423万円」(馬主リーディング6位)というもので、昨年の同時期(2月3週目まで)に記録した「7勝・獲得賞金1億9263万円」と同水準に留まっておりますので、同クラブの関係者達は、現状に危機感を強く感じていることでしょう。
こういった中、今週は、
1着賞金6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)の中山記念→マイネルサージュとマイネルハニー
1着賞金1820万円(同1456万円)のアクアマリンS→エンゲルヘン
1着賞金4100万円(同3280万円)の阪急杯→マイネルバールマン
1着賞金2200万円(同1760万円)の仁川S→マイネルオフィール
など、計17頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ております。


2018/02/19
今年も「競走馬セール」に参加する筈ですから
西山茂行氏

本業: 西山興業株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ニシノラッシュ(阪急杯)
ニシノエアレス(合馬特別)
ニシノヒナマツリ(合馬特別)
セイウンミツコ(黄梅賞)
ニシノアスカ(黄梅賞)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社を構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)や、「棚倉ステークスカントリークラブ」(福島県東白川郡)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また同社は、ゴルフ場の経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評を得ているようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多数の活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎ、2008年頃には、ニシノフラワーなどの繁殖牝馬を他の牧場に預け、「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却しております。
ただ、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)や、「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)や、「西山牧場江戸崎分場」(茨城県稲敷市)といった育成施設の運営は、現在も西山オーナーが続けている筈です。
ちなみに西山オーナーは、現在の内閣総理大臣・安倍晋三氏と同じ「成蹊大学」の卒業生で、競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(昨年の菊花賞馬キセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も、同大学を卒業しております。
西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに500頭以上を所有しており、西山オーナーが引き継いだ後の代表的な存在としては、引退した馬では、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミーや、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーンなどが挙げられ、現役馬では、一昨年と昨年の京阪杯を連覇したネロや、昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイなどが挙げられるでしょう。
2005年には、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という、勝利数と獲得賞金の両方で過去最高の成績を残しておりましたが、一昨年までの3年間は、
2014年→23勝・獲得賞金4億1007万円
2015年→16勝・獲得賞金3億2150万円
2016年→21勝・獲得賞金3億4773万円
という成績に留まっておりました。
そのため、昨年の西山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈で、実際、セイウンコウセイで高松宮記念を制するなど、「26勝・獲得賞金5億2448万円」という成績を残し、過去3年を上回っておりましたので、私の見込みは正しかったのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までの成績が、「4勝・獲得賞金6580万」というもので、昨年の同時期(2月3週目まで)の「5勝・獲得賞金9338万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高い特別レースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えている筈です。
また、西山オーナーは、毎年のように「競走馬セール」に参加しており、昨年は、
■「千葉サラブレッドセール」→計1頭を1296万円で落札
■「HBAトレーニングセール」→計2頭を2721万円で落札
■「セレクトセール」→計1頭を3456万円で落札
■「HBAオータムセール」→計1頭を432万円で落札
と、計5頭を総額7905万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
もちろん、昨年と同様に、今年も「競走馬セール」に参加する筈ですから、現在は、「セール資金を早い内から稼いでおきたい」とも考えているのでしょう。
そして今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の阪急杯にニシノラッシュ
1着賞金1050万円(同840万円)の合馬特別にニシノエアレスとニシノヒナマツリ
1着賞金1000万円(同800万円)の黄梅賞にセイウンミツコとニシノアスカ
と、計5頭を特別レースに登録しておりますので、私が西山オーナーの立場であれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼する筈です。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2018/02/19
現在も36頭の出資を受け付けておりますので
株式会社ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
キセキノケイフ(アクアマリンS・ブラッドストーンS)
ラホーヤビーチ(アクアマリンS)
ムーンクレスト(阪急杯)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、1986年、多数の生産牧場が株主となって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
この体制を考えれば当然ですが、愛馬会法人である「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役は、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産した「藤原牧場」の代表取締役であり、少し前まで「株式会社ジェイエス」の代表取締役であった藤原悟郎氏が務めております。
また、同クラブの設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」が多く名を連ねていることも、皆様はよくご存知の筈です。
「ユニオン」は、これまでにJRAで1200頭以上を走らせており、その中で、過去の代表的な存在と言えば、1989年のエリザベス女王杯を制したサンドピアリスや、1993年の鳴尾記念を制したルーブルアクトや、2008年の福島記念を制したマンハッタンスカイや、2011年のフィリーズレビューを制したフレンチカクタスや、2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタなどが挙げられ、現役の代表的な存在と言えば、昨年の関東オークスとレディスプレリュードを制しているクイーンマンボが挙げられるでしょう。
2015年の「ユニオン」は、サンビスタの活躍などにより、「30勝・獲得賞金6億2418万円」という成績を残しておりましたが、その後は、
2016年→22勝・獲得賞金4億0901万円
2017年→26勝・獲得賞金4億1921万円
という数字(JRAのみ)に留まっている上、今年に入ってから先週までの成績が、「3勝・獲得賞金5133万円」というもので、昨年の同時期(2月3週目まで)の「5勝・獲得賞金4439万円」と、それほど変わらない数字ですから、クラブの関係者達は、危機感を強く抱いている筈です。
また、この状況が影響しているのか、「ユニオン」は、計42頭の「2017年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の6月19日(月)から出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは6頭で、残りの36頭は現在も出資を受け付けております。
したがって、現在はクラブの関係者全員が、「もっとペースを上げられるよう、賞金の高い特別レースを勝ちたい」、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と考えている筈です。
そういった状況の中、今週は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のアクアマリンSにキセキノケイフ(ブラッドストーンSにも登録)とラホーヤビーチを、1着賞金4100万円(同3280万円)の阪急杯にムーンクレストを登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれ預けている先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2018/02/19
「必ず巻き返したい」と願っている筈ですが…
アポロサラブレッドクラブ(五陵グループ)

本業: 墓苑の開発、墓石の販売など

今週の主な登録馬:
アポロノシンザン(阪急杯)
アポロリュウセイ(合馬特別)


担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、「アポロサラブレッドクラブ」の母体は、東京、神奈川、千葉、埼玉といった関東エリアを中心に、墓地の開発や墓石の販売を手掛けている「五稜グループ」で、私が確認したところ、系列会社には、「株式会社五稜」、「株式会社日本石材」、「株式会社五稜墓苑開発」があり、「一般財団法人・日本仏教振興会」も同グループの系列団体です。
「五稜グループ」は、東急目黒線の武蔵小山駅(東京都品川区)から徒歩5分ほどの場所に「五稜ビル」という拠点を構えておりまして、ここは確か、2階と3階が本業の事務所で、4階が「アポロサラブレッドクラブ」の事務所となっております。
同グループは、以前から墓苑の販売に力を入れており、私が確認したところ、現在は、「増福寺」(神奈川県川崎市)の特別区画などを販売しているようです。
「アポロサラブレッドクラブ」がJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2003年のことで、それから現在までに100頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2006年のフェアリーSを制したアポロティアラや、2007年の京王杯2歳Sを制したアポロドルチェや、2013年の東京ジャンプSと中山大障害、2014年の中山グランドジャンプを制したアポロマーベリックや、一昨年の東京大賞典を制したアポロケンタッキーなどが挙げられるでしょう。
2013年の「アポロサラブレッドクラブ」は、アポロマーベリックの活躍などにより、「3億1090万円」という過去最高の賞金を獲得しておりましたが、その後の4年間は、JRAでの獲得賞金が、
2014年→1億5727万円
2015年→9391万円
2016年→2億0935万円
2017年→1億4975万円
と、2013年を大きく下回っておりますので、今年は「アポロサラブレッドクラブ」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
ただ、今年に入ってからは、アポロケンタッキーが地方交流G1の川崎記念で2着に入り、2100万円を獲得しているものの、JRAでは、「14戦1勝・獲得賞金1350万円」という成績に留まっておりますので、現在、関係者達は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と強く願っている筈です。
そういった中、「アポロサラブレッドクラブ」は今週、1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の阪急杯にアポロノシンザン、1着賞金が1050万円の合馬特別にアポロリュウセイの2頭を登録しておりますので、私が関係者であれば、前者を預けている鈴木伸尋先生と、後者を預けている岩戸先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。