「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2018/02/05
他の馬の状況を考えると
川島吉男氏

本業: 株式会社久留米興業 元代表取締役

今週の主な登録馬:
カワキタエンカ(洛陽S)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、川島吉男オーナーは、東京都世田谷区の北烏山に本社を構えている「株式会社久留米興業」の代表取締役を、少し前まで務めておりました。
1974年に設立された同社は、主に、上下水道配管工事や駐車場新設工事などを手掛けており、役所関連の業務も多く受注しているとのことですから、業績は「順調そのもの」と言える状況なのでしょう。
更に同社は、私が確認したところ、「月に3万円の運転手当を支給」、「月に2万円の皆勤手当を支給」、「残業はほとんどなし」、「年に3回の大型連休取得を推進」といった形で、従業員が非常に働きやすい環境を整えているそうですから、少し前までその代表取締役を務めていた川島オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられている筈です。
馬主としての川島オーナーは、1987年頃からJRAで馬を走らせ始めており、過去の代表的な存在としては、2011年のアルゼンチン共和国杯で3着に入ったカワキタコマンドや、2013年の朝日チャレンジCで2着に入ったカワキタフウジンなどが挙げられ、現役の代表的な存在としては、昨年のローズSで2着、秋華賞で5着に入ったカワキタエンカが挙げられるでしょう。
2011年の川島オーナーは、カワキタコマンドの活躍などにより、過去最高となる「5勝・獲得賞金1億5267万円」という成績を残しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2012年→1勝・獲得賞金2090万円
2013年→1勝・獲得賞金5504万円
2014年→2勝・獲得賞金4087万円
2015年→3勝・獲得賞金3400万円
2016年→4勝・獲得賞金3730万円
2017年→2勝・獲得賞金5996万円
という形で数字が伸び悩んでおりますので、今年の川島オーナーは、「少しでも2011年の成績に近づけたい」と強く願っていることでしょう。
また、川島オーナーは、現在、計6頭を所有しており、その中で、カワキタエンカは、先述した通り、昨年のローズSで2着、秋華賞で5着に入るなど、これまでに5995万円の賞金を獲得しておりますが、他の5頭は、
カワキタピリカ(牡5歳)→13連敗中
カムイ(牡5歳)→12連敗中
カワキタエビデンス(牝4歳)→4連敗中
カワキタモダン(セ3歳)→未勝利
カワキタロマン(牡3歳)→未勝利
チャーミングホープ(牝3歳)→未出走
という状況となっているため、すぐに多くの賞金を稼げる見込みはほとんどありません。
したがって、現在の川島オーナーは、「他の馬の分まで、カワキタエンカで稼ぎたい」と強く願っている筈であり、今週は、1着賞金2300万円(馬主の取り分は8割1840万円)の洛陽Sにカワキタエンカを登録してきたのですから、私がオーナーであれば、この馬を預けている浜田先生に、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2018/02/05
馬主リーディングで2位に甘んじておりますので
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ブレステイキング(共同通信杯)
ツィンクルソード(洛陽S)
アルーシャ(クイーンS)
ソシアルクラブ(クイーンS)
アルアイン(京都記念)
ロワアブソリュー(雲雀S)
ムーヴザワールド(琵琶湖特別)
キラービューティ(宇治川特別・テレビ山梨杯)
サレンティーナ(宇治川特別)
リライアブルエース(宇治川特別)
カービングパス(テレビ山梨杯)
ブリガアルタ(テレビ山梨杯)
リナーテ(巌流島特別)
レインボーナンバー(あすなろ賞・こぶし賞)
レゲンダアウレア(あすなろ賞)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

一口馬主クラブ・「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーのご子息であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、以前から皆様もよくご存知のことでしょう。
吉田勝己オーナーが、1988年に「株式会社ダイナース愛馬会」として創設した同クラブに於いて、最近の代表的な存在としては、2011年の牡馬三冠を制した上、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴルと、2012年の牝馬三冠を制し、2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナと、2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテが挙げられます。
同クラブは、2005年に初の「馬主リーディング1位」に輝いていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」となっておりました。
その中で、2012年は、ジェンティルドンナの活躍などにより、重賞18勝を含む118勝を上げ、設立以来最高となる「38億7944万円」の賞金を獲得しておりましたので、同クラブの関係者は大いに喜んだ筈です。
しかし、一昨年までの3年間は、
■2014年
1位:「キャロットファーム」→121勝・獲得賞金30億6029万円
2位:「サンデーレーシング」→102勝・獲得賞金25億5810万円
■2015年
1位:「サンデーレーシング」→106勝・獲得賞金28億3063万円
2位:「キャロットファーム」→122勝・獲得賞金25億9703万円
■2016年
1位:「キャロットファーム」→127勝・獲得賞金31億8985万円
2位:「サンデーレーシング」→131勝・獲得賞金28億2289万円
といった形で、「キャロットファーム」に2度もトップの座を奪われておりました。
そのため、昨年は、同クラブの関係者全員が、「必ず1位を奪還したい」と強く願っていた筈であり、実際、
1位:「サンデーレーシング」→133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→122勝・獲得賞金26億2116万円
と記せば分かる通り、「サンデーレーシング」はトップの座に返り咲きましたので、私の見込みは正しかったのでしょう。
もちろん、同クラブの関係者達は、今年も「馬主リーディング1位」を狙っている筈ですが、先週までは、
1位:「シルクレーシング」→14勝・獲得賞金3億0416万円
2位:「サンデーレーシング」→14勝・獲得賞金2億9128万円
と、僅かな差ではあるものの、2位に甘んじておりますので、現在は、「賞金の高い特別レースを勝って、1位を奪還したい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の共同通信杯→ブレステイキング
1着賞金2300万円(同1840万円)の洛陽S→ツィンクルソード
1着賞金3500万円(同2800万円)のクイーンC→アルーシャとソシアルクラブ
1着賞金6200万円(同4960万円)の京都記念→アルアイン
など、計15頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ております。

2018/02/05
「今の内から稼いでおきたい」と考えている筈です
落合幸弘氏

本業: 株式会社サンビルド 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
マウレア(クイーンC)
フィネス(巌流島特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

ご存知の方もいると思いますが、落合幸弘オーナーの本業は、神奈川県横浜市神奈川区に本社を構え、分譲マンションの管理や警備保障業などを主な業務としている「株式会社サンビルド」の代表取締役社長です。
2003年に、不動産事業と総合建設事業を手掛けている「株式会社日建企画」(横浜市都筑区)から、マンション管理部門を分社する形で創業された同社は、これまでに、
2004年→資本金をそれまでの3000万円から5000万円に増資
2007年→「相模原支店」(神奈川県相模原市)を開設
2008年→「沖縄支店」(沖縄県那覇市)を開設
といった形で事業を拡大しており、現在は、確か40名ほどの従業員を雇用し、昨年の6月期売上高が8億円以上を記録しておりますので、同社の代表取締役社長である落合オーナーは、「優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての落合オーナーは、確か2011年からJRAで馬を走らせており、それから現在までに、現役の13頭を含めて30頭近くを所有しており、一昨年は、「2勝・獲得賞金3700万円」という成績を残し、昨年は、「6勝・獲得賞金7109万円」という、過去最高の成績を残しました。
ただ、落合オーナーは、昨年の成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追及してくることでしょう。
何故なら、落合オーナーは、毎年のように「競走馬セール」に参加しており、昨年までの4年間、
2014年→計2頭を総額7690万円で落札
2015年→計3頭を総額5724万円で落札
2016年→計2頭を総額9180万円で落札
2017年→1頭を1億2420万円で落札
という形で、計8頭を総額3億5014万円で落札しておりますので。
(金額は全て税込表記)
もちろん、今年もこれから行われる「競走馬セール」に参加する可能性が極めて高く、現在は、「落札資金を今の内から稼いでおきたい」と考えている筈です。
そのような中、今週は、1着賞金3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のクイーンCにマウレア、1着賞金1050万円(同840円)の巌流島特別にフィネスを登録しておりますので、私が落合オーナーであれば、前者を管理している手塚貴久先生と、後者を管理している斎藤誠先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。
また、落合オーナーは、まだ重賞を勝てておりませんので、クイーンCのマウレアには、「初めての重賞勝ちを飾りたい」という思いも込められている筈です。

2018/02/05
2つの思いを抱いている筈ですから
高瀬真尚(まさなお)氏

本業: 株式会社ズノー 代表取締役

今週の主な登録馬:
ハトホル(クイーンC)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もご存知の通り、高瀬真尚(まさなお)オーナーの本業は、テレビやCMの企画制作、テレビ番組リサーチ、スマートフォンアプリの開発、官公庁の落札情報を検索できるサイトの運営など、幅広い業務を行なっている、「株式会社ズノー」の代表取締役です。
高瀬オーナーは、上智大学の文学部哲学科を卒業した後、テレビ司会者や放送作家であり、馬主や競馬評論家としても知られていた大橋巨泉氏の下で学び、1985年から放送作家としてキャリアを積み、「世界ふしぎ発見!」(TBS)、「TVチャンピオン」(テレビ東京)、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)といった番組を手掛けておりました。
1993年には、「株式会社ジーワン」を設立しており、同社は、「行列のできる法律相談所」(日本テレビ)や「ほんとにあった怖い話」(フジテレビ)など、多数のテレビ番組の制作に携わった映像集団として知られております。
その後、企業のメディア戦略や広告宣伝を展開するため、2004年に「株式会社ズノー」を設立し、同社は現在、東京都港区の東麻布という一等地に本社を構えており、取引先には、TBS、テレビ朝日、テレビ東京といった放送業界に加え、キッコーマン、サントリー、シャープ、パナソニックといった大手企業も名を連ねているのですから、その代表取締役を務めている高瀬オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
なお、高瀬オーナーは、確か2002年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに50頭以上を所有しており、一昨年までの3年間は、
2014年→2勝・獲得賞金2671万円
2015年→4勝・獲得賞金5294万円
2016年→5勝・獲得賞金5899万円
と、順調に成績を伸ばしておりました。
しかし昨年は、「3勝・獲得賞金3250万円」という成績に留まっておりましたので、今年の高瀬オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈ですが、先週までに4頭しか出走させていないこともあり、まだ1勝もできておりません。
また、高瀬オーナーは、馬主としてのキャリアが17年目になりますが、まだ重賞を勝てておりませんので、現在は、「早く今年の初勝利を上げたい」、「そろそろ初の重賞勝ちを飾りたい」という、2つの思いを抱いている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のクイーンCにハトホルを登録してきましたので、私が高瀬オーナーであれば、この馬を預けている本間先生に、迷わずメイチの勝負仕上げを指示しますから、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動向を念入りに確認していただきたいと考えております。