「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/12/29
2017年は過去最高の賞金を獲得しておりましたが
瀬谷隆雄氏

本業: 株式会社キッズワールド 取締役会長

今週の主な登録馬:
サヤカチャン(フェアリーS)
キョウヘイ(京都金杯)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、瀬谷隆雄オーナーの本業は、JR田町駅(東京都港区)のすぐ近くに本社を構えている旅行代理店・「株式会社キッズワールド」の取締役会長です。
2013年の2月に設立された同社は、「あなたの【やってみたい】を現実に」をコンセプトに、通常のパッケージツアーとは異なり、旅行者が自由に行程を決められる「オーダーメイドの旅」に注力しており、この企画は多くの利用者がリピーターとなっているそうです。
また、国内ツアーも手掛けている同社は、毎年、「北海道牧場巡りツアー」を企画しており、2017年は、8月18日(金)~21日(月)に行われ、社台スタリオンステーションやダーレースタリオンやビッグレッドファームといった施設見学に加えて、札幌競馬場での競馬観戦の後に、四位騎手のトークショーなどが行われました。
なお、その他にも同社は、世界有数のリゾート地として知られているパラオを目的地とした、「パシフィックリゾート滞在5日間・6日間の旅」や、5つ星のラグジュアリーリゾートホテル・「コンスタンスハラヴェリリゾート」に宿泊する「モルディブ6泊8日間の旅」など、魅力的なツアーを数多く手掛けておりますので、その取締役会長を務めている瀬谷オーナーは、「旅行業界に於いて、大いに注目されている存在」と言えるでしょう。
馬主としての瀬谷オーナーは、確か2001年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに30頭近くを所有しており、2011年には、「7勝・獲得賞金8970万円」という成績を残しておりました。
ただ、それ以降は、
2012年→0勝・獲得賞金1360万円
2013年→1勝・獲得賞金2162万円
2014年→1勝・獲得賞金2031万円
2015年→2勝・獲得賞金2624万円
2016年→4勝・獲得賞金4847万円
という成績に留まっておりましたので、2017年の瀬谷オーナーは、「何としても、2011年を上回りたい」と考えていた筈です。
実際、キョウヘイを出走させたシンザン記念で初めて重賞を制するなど、「4勝」を上げ、過去最高となる「1億2003万円」の賞金を獲得しておりますが、オーナーは、この結果に満足することなく、2018年も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、現在の瀬谷オーナーは、4頭の2歳馬を所有しておりますが、その内、勝ち上がっているのはサヤカチャン1頭のみで、他の3頭は、
オテンバキッズ→3戦0勝
キッズジョリー→2戦0勝
プリティーキッズ→2戦0勝
という状況ですから。
当然、現在の瀬谷オーナーは、「その分を他の馬で賞金を稼ぎたい」と願っている筈であり、1月6日(土)~1月8日(月)のレースには、1着賞金3500万円(馬主の取り分は8割の2800万円)のフェアリーSにサヤカチャン、4100万円(同3280万円)の京都金杯にキョウヘイを登録しておりますので、私がオーナーの立場であれば、前者を預けている田所秀孝先生と、後者を預けている宮本博先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。
そこで、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動向を念入りに確認していただきたいと考えております。


2017/12/29
2018年は、「馬主リーディング1位」を奪還するために…
有限会社キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ストレンジクォーク(中山金杯)
フェルメッツァ(中山金杯)
レアリスタ(中山金杯)
アントルシャ(フェアリーS)
ライレローズ(フェアリーS)
リアファル(ポルックスS)
クルーガー(京都金杯)
ブランシェクール(成田特別)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーとなるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうで、素晴らしい執筆場所を提供してくれた吉田勝己オーナーに、手嶋氏は深く感謝しているそうです。
また手嶋氏は、静岡芸術文化大学の参与を務め、更には、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、活躍したと言えば、2016年の「キャロットファーム」にも当てはまります。
何故なら、2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、重賞14勝を含め、過去最高となる「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いたのですから。
しかし、2017年の「馬主リーディング」は、
1位:「サンデーレーシング」→重賞15勝を含む133勝・獲得賞金29億7266万円
2位:「キャロットファーム」→重賞6勝を含む106勝・獲得賞金26億2116万円
というもので、1位の「サンデーレーシング」に、獲得賞金で「3億5150万円」の差を付けられております。
更に、2016年と比べると、獲得賞金が「5億6869万円」も下回っておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、2018年を迎えるにあたっては、「1位を奪還するため、早い内から賞金の高い特別レースを多く勝ちたい」と考える筈です。
そのような中、1月6日(土)~8日(月)の特別レースに、同クラブは、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の中山金杯→ストレンジクォークとフェルメッツァとレアリスタ
1着賞金3500万円(同2800万円)のフェアリーS→アントルシャとライレローズ
1着賞金2200万円(同1760万円)のポルックスS→リアファル
1着賞金4100万円(同3280万円)の京都金杯→クルーガー
1着賞金1500万円(同1200万円)の成田特別→ブランシェクール
と、計8頭を登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。


2017/12/29
2016年の成績を下回ってしまいましたから
大城敬三氏

本業: 大和商事株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダイワキャグニー(中山金杯)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、大城敬三オーナーの本業は、JR津田沼駅(千葉県習志野市)のすぐ近くに本社ビルを構えている、「大和商事株式会社」の代表取締役会長ですわね。
1948年、東京都渋谷区で創業された同社は、当初、船橋市の本町にあった「船橋ゲームセンター」の経営を主に手掛けていましたけど、1970年、習志野市の津田沼にパチンコホール「ニュー後楽園」を開店して、1971年には、現在の場所に拠点を移していますの。
そして今では、千葉市と習志野市と船橋市にある「ニュー後楽園」や、千葉市と船橋市にある「アスワン」など、千葉県内で計7店舗のパチンコホールを展開していますし、自社ビルの貸しテナント事業や、習志野市などに計4店舗ある「カフェ・シャローム」、千葉県内に2店舖ある「もつ焼き坊っちゃん」といった飲食事業や、自社ビルの3階に店舗を構えている書籍販売店の「BOOKS昭和堂」や、4階に構えている囲碁クラブの「本因坊」や、6階に構えている不動産業の「日興土地株式会社」など、多くの事業を手掛けているのですから、同社の会長を務めている大城オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えますわね。
JRA馬主としての大城オーナーは、「大和商事」の法人名義で馬を所有していた時期も含めると、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランでして、過去の代表的な存在としては、2004年のオークスなど重賞を4勝したダイワエルシエーロや、2006年と2007年のマイルCSなど重賞を8勝したダイワメジャーや、2008年の有馬記念など重賞を5勝したダイワスカーレットなどが挙げられますわ。
2007年の大城オーナーは、ダイワスカーレットが桜花賞と秋華賞とエリザベス女王杯、ダイワメジャーが安田記念とマイルCSを勝つなど、「32勝・獲得賞金10億9846万円」という過去最高の成績を残していましたの。
ただ、過去3年は、
2014年→20勝・獲得賞金2億5892万円
2015年→23勝・獲得賞金3億3953万円
2016年→9勝・獲得賞金2億2833万円
という数字に留まっていましたし、2017年も、「8勝・獲得賞金1億6042万円」という成績で、2016年を下回ってしまいましたから、きっと今は、「2018年こそは必ず巻き返したい」という思いを強く抱いているのでしょうね。
それに、大城オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、2017年も、7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」に於いて、計3頭を1億6632万円(税込)で落札していましたけど、「セレクトセール」が終わってから年末までは、「3勝・獲得賞金5881万円」という成績で、その内、馬主の取り分は8割の「4705万円」ですので、使った資金を3割ほどしか回収できていませんの。
ですから、現在の大城オーナーには、「早い内に賞金の高いレースを勝って勢いを付けたい」、「セールで使った資金の回収ペースを早めたい」という、2つの考えがある筈ですわね。
こういった中で、1月6日(土)に行われる、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の中山金杯にダイワキャグニーを登録していますので、私が大城オーナーでしたら、この馬を管理している菊沢先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますから、調教師情報部の皆さんには、最終追い切りの内容など、これからの動きを入念に確認していただきたいと考えていますの。


2017/12/29
2016年を大きく上回っているものの…
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインブライト(中山金杯)
ウインガニオン(京都金杯)
ウインブルーローズ(迎春S)
ウインユニファイド(初夢S)


担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ウイン」の愛馬会法人・「ウインレーシングクラブ」に於いて、以前まで取締役を務めていた大迫基弘氏と大迫正善氏は、「ゼンノ」の冠名を用いている大迫久美子オーナーのご家族ですから、当時は、「ゼンノ」と「ウイン」の馬が同じレースに出走してきた場合、「実質的に複数出し」と考え、「どちらで勝ちにきているのか」を慎重に見極める必要がありました。
しかし、2012年の秋に現在の体制となってから、「株式会社ウイン」の代表は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏が務めておりますので、以前とは違う見方をする必要があるのでしょう。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを勝ったウインクリューガーや、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、2004年の日経賞を勝ったウインジェネラーレや、2004年の京王杯スプリングCを勝ったウインラディウスや、2014年の日経賞を勝ったウインバリアシオンなどが挙げられます。
2015年は、ウインフルブルームが京都金杯を勝つなど、「37勝・6億9027万円」という成績を残しておりました。
しかし、2016年は、ウインプリメーラで京都金杯を制したものの、他の馬があまり活躍できず、「29勝・獲得賞金5億9246万円」という成績で、2015年の数字を大きく下回りましたから、2017年は、クラブの関係者全員が、「2016年の二の舞にはしたくない」と強く願っていた筈です。
実際、2017年は、ウインブライトでスプリングSを制するなど、「38勝・獲得賞金8億2693万円」という成績を残し、前年の勝利数と獲得賞金を大きく上回っておりますので、私の見込みは正しかったのでしょう。
ただ、クラブの関係者達は、現状に満足することなく、2018年も貪欲に勝利を追求してくると見ております。
何故なら、2017年の「ウイン」は、全部で38頭いる「2017年度募集馬」(2016年産)について、「第1次募集馬」の出資を6月22日(木)から、「第2次募集馬」の出資を10月4日(水)から、それぞれ受け付けているものの、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは6頭のみで、募集中止となった2頭を除く残りの30頭はまだ出資を受け付けておりますので。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と強く願っている筈です。
そして、1月6日(土)~1月8日(月)の特別レースには、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の中山金杯→ウインブライト
1着賞金4100万円(同3280万円)の京都金杯→ウインガニオン
1着賞金1820万円(同1456万円)の迎春S→ウインブルーローズ
1着賞金1820万円(同1456万円)の初夢S→ウインユニファイド
と、計4頭を登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、「渾身の勝負仕上げ」を指示する筈です。