「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/11/13
「ここの馬は稼げる」という印象を与えたい筈ですから
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レッドシャーロット(秋明菊賞)
レッドファルクス(マイルCS)
レッドソロモン(アンドロメダS)
レッドカイザー(高湯温泉特別)
レッドアルティスタ(フルーツラインC)
レッドカルディア(土湯温泉特別)
レッドミラベル(土湯温泉特別)
レッドマジュール(衣笠特別)
レッドアヴァンセ(ユートピアS)
レッドオルバース(錦秋S)
レッドサクヤ(赤松賞)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、一口馬主クラブ・「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドTを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワホースクラブ」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長であり、JRAの馬主としては、スピルバーグでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからで、それからは、山本オーナーの奥様である山本洋子さんが代表を務め、「レッド」の冠名で所属馬を走らせております。
また、愛馬会法人・「東京サラブレッドクラブ」の代表は、中山馬主協会の会長である西川賢オーナーの異母弟であり、プロゴルファーでもある西川哲氏が務めていることも、私が改めてご紹介するまでもなく、以前から皆様がよくご存知でしょう。
「東京ホースレーシング」に於ける過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の阪神ジュベナイルFなどを制したレッドリヴェールや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムといった名前が挙げられ、現役の代表的な存在としては、昨年と今年のスプリンターズSを連覇するなど重賞を4勝しているレッドファルクスの名前が挙げられます。
2014年の同クラブは、レッドキングダムが中山大障害を、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを制するなど、「59勝・獲得賞金10億3421万円」という過去最高の成績を残しましたので、この結果には関係者全員が大いに満足したのでしょう。
ただ、一昨年と昨年は、
2015年→49勝・獲得賞金獲得賞金9億6207万円
2016年→47勝・獲得賞金獲得賞金9億0817万円
と、2年続けて2014年を下回っておりますので、今年は同クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えている筈ですが、先週までの成績は「30勝・獲得賞金7億2889万円」というもので、昨年のペースを大きく下回っております。
また、この状況が影響しているのか、同クラブは、「2017年度募集馬」(現1歳世代)について、6月16日(金)に計32頭のラインナップを発表し、7月20日(木)にカタログを発送し、7月24日(月)から「先行募集」を、8月7日(月)から「通常募集」を行っておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは13頭で、「募集中止」となった1頭を除く残りの18頭は、現在も出資を受け付けているため、現在は同クラブの関係者全員が、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に、「東京ホースレーシングの馬は稼げる」という印象を与えたい筈であり、一般的な注目度の高い重賞や特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
こういった中、今週、同クラブは、
1着賞金1000万円(馬主の取り分は8割の800万円)の秋明菊賞→レッドシャーロット
1着賞金1億0300万円(同8240万円)のマイルCS→レッドファルクス
1着賞金2400万円(同1920万円)のアンドロメダS→レッドソロモン
1着賞金1500万円(同1200万円)のフルーツラインC→レッドアルティスタ
など、特別レースに計11頭を登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。

2017/11/13
現状に危機感を強く抱いている筈です
株式会社ラッキーフィールド(代表:吉原毎文氏)

本業: 東京鉄鋼株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エアスピネル(マイルCS)

担当者:馬主情報部 馬主M

「エア」の冠名を用いている、「株式会社ラッキーフィールド」の代表者は、皆様もよくご存知の通り、栃木県小山市に本社を構えている、「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文(つねぶみ)氏ですから、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記します。
1974年に東証1部上場を果たした「東京鉄鋼株式会社」は、吉原オーナーのお父様である故・貞敏氏が、1939年に創業しており、現在の建築業界に於いては、鉄筋に独自の加工を施してガス圧接を不要とし、大幅な工期の短縮や建築コストの削減を可能とした「ネジテツコン」を筆頭に、「鉄筋コンクリート用棒鋼」などで高いシェアを占めており、現在では、連結子会社を含め700名ほどの従業員を雇用しているのですから、同社のトップである吉原オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。
また、吉原オーナーは、貞敏氏の代に設立した公益財団法人「吉原育英会」の理事長を務めており、青森県内の学校への助成事業や、青森県出身の学生に対する奨学金事業を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
なお、吉原オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か1986年頃で、それから現在までに200頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴや、1999年の安田記念とマイルCSを制したエアジハードや、2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、2005年の秋華賞を制したエアメサイアなどがおり、吉原オーナーは、これまでに7度もGIを制しております。
2000年の吉原オーナーは、エアシャカールなどの活躍により17勝を上げ、過去最高の「7億5041万円」という賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、獲得賞金は一度も2000年の獲得賞金を超えられていない上、昨年までの4年間は、
2013年→19勝・獲得賞金3億5167万円
2014年→11勝・獲得賞金3億2504万円
2015年→8勝・獲得賞金2億7245万円
2016年→6勝・獲得賞金2億2669万円
と記せば分かる通り、「右肩下がり」の状況が続いておりますので、今年の吉原オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを抱いている筈です。
しかし、今年に入ってから先週までは、エアスピネルで京都金杯と富士Sを制しているものの、他の馬がほとんど活躍できていないため、「4勝・獲得賞金1億8599万円」という成績に留まっており、このままのペースであれば、昨年の数字にも届きませんので、吉原オーナーは現状に危機感を強く抱いているのでしょう。
そして今週は、1着賞金1億300万円(馬主の取り分は8割の8240万円)のマイルCSにエアスピネルを登録しておりますので、同馬を管理している笹田先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
また、吉原オーナーは、エアメサイアで2005年の秋華賞を勝ってから、10年以上もGI勝ちがご無沙汰ですので、今回は、「この馬の仔であるエアスピネルで久々にGIを勝ちたい」という思いも込められている筈です。

2017/11/13
先週までに1勝しかできておりませんので
星野壽市(じゅいち)氏

本業: 三栄商事株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ヤングマンパワー(マイルCS)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、星野壽市(じゅいち)オーナーの本業は、群馬県高崎市に本社を構えている「三栄商事株式会社」の代表取締役社長です。
1964年、高崎市の堰代町(せきしろちょう)に於いて、「鉄スクラップの加工処理」を目的として創業された同社は、3年後の1967年には、事業拡大のため、高崎市高関町に本社を移転し、その後も業績が順調であったことから、1980年には現在の場所に本社を移転しております。
そして1984年には、関連会社の「株式会社サンジョウ」を設立し、最近の同社グループにとって「事業の大きな柱の一つ」となっている、「住宅基礎鉄筋ユニット」の製造を開始しました。
2006年には、ベトナムの「ダナン国際空港」の近くに、関連会社の「サンエイベトナム」を設立しており、現在は、「本社工場」に加えて、そのすぐ近くに「倉賀野工場」を、群馬県佐波郡に「玉村工場」を、高崎市高関町に「高関工場」を有し、100名以上の従業員を雇用しているのですから、「三栄商事株式会社」の代表取締役社長を務めている星野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
また同社は、毎年、8月に行われる「高崎まつり大花火大会」(観覧者数・約70万人)や、12月に行われる「榛名湖イルミネーションフェスタ」(同・約13万人)など、群馬県内のイベントに協賛を続けておりますので、星野オーナーのことは、多くの方が「尊敬すべき地元の名士」と考えている筈です。
そして、馬主としての星野オーナーは、確か1998年からJRAで馬を走らせ始めており、これまでに50頭以上を所有し、その中の代表的な存在としては、2013年の桜花賞を制したアユサンと、一昨年のアーリントンCや昨年の関屋記念と富士Sなどを制しているヤングマンパワーが挙げられるでしょう。
2013年の星野オーナーは、アユサンの活躍などにより、過去最高の「2億0281万円」という賞金を獲得しておりました。
ところが、アユサンは、2014年のダービー卿CTに出走した後、ヴィクトリアマイルを目指していたものの、脚部不安を発症してしまい、競走馬登録を抹消され、その後は生まれ故郷の「下河辺牧場」で繁殖入りしております。
星野オーナーは、一度に所有する頭数があまり多くないため、このことが影響し、一昨年までの2年間は、
2014年→3勝・獲得賞金3072万円
2015年→1勝・獲得賞金7342万円
と、2013年の賞金を大きく下回っておりましたので、昨年の星野オーナーは、「必ず巻き返したい」と願っていた筈です。
ただ、昨年は、ヤングマンパワーで関屋記念と富士Sを制したものの、他の馬があまり活躍できなかったため、最終的な成績は、「5勝・獲得賞金1億4176万円」と、2013年の賞金には届かなかったため、今年の星野オーナーは、「何としても2013年を上回りたい」と考えているのでしょう。
しかし、今年は、「現在の稼ぎ頭」であるヤングマンパワーが1勝もできていないことや、他の馬がほとんど活躍できていないことが響き、先週までに「1勝・獲得賞金4349万円」という成績ですから、現在は、強い危機感を抱いている筈です。
また、星野オーナーは、「セレクトセール」に参加する機会が多く、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、1頭を3996万円(税込)で落札しておりましたが、それから先週までの成績が、「1勝・獲得賞金2263万円」(馬主の取り分は8割の1810万円)というもので、投じた資金の半分も回収できておりません。
そういった中で今週は、1着賞金1億0300万円(馬主の取り分は8割の8240万円)のマイルCSにヤングマンパワーを登録しておりますので、私が星野オーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」、「セールで使った資金を早急に回収したい」と考え、この馬を預けている手塚先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼するでしょう。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。

2017/11/13
落札資金の3割ほどしか回収できていませんので
谷掛龍夫氏

本業: 医療法人谷掛脳神経外科 理事長

今週の主な登録馬:
アメリカズカップ(マイルCS)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、谷掛龍夫オーナーの本業は、大阪府の牧方市にある「医療法人谷掛脳神経外科」の理事長ですわね。
「京阪電鉄・枚方市駅」の南口を出て西に直進して、最初の信号から南西方向に見える「牧方信用金庫」の向かい側にある、3階建てで白いタイル張りの建物が「谷掛脳神経外科」ですわ。
「大阪警察病院」、「島根県立中央病院」、「天理よろづ相談所病院」、「ロンドン大学神経研究所」、「奈良県立医科大学附属病院」などで経験を積まれた谷掛オーナーが、1981年に開院した「谷掛脳神経外科」は、現在、「脳神経外科」、「脳血管障害科」、「頭部外傷科」、「脊髄外科」、「整形外科」「神経内科」、「リハビリテーション科」がありまして、それぞれの患者に対し、複数の脳神経外科専門医達が「合議診断」を行い、治療の方向性を決定するそうですわね。
他の病気に比べて、早期発見と早期治療が必要とされる「脳神経外科疾患」を専門としている同院は、開院当時から、最先端のCTスキャン、エコー、脳血管撮影装置などを導入していて、多くの病院関係者や患者から「大学病院にもヒケを取らない」と評価されているそうですから、その理事長を務めている谷掛オーナーは、きっと周囲から厚い信頼を寄せられている筈ですわ。
そして馬主としての谷掛オーナーは、確か2008年からJRAで馬を走らせ始め、現在までに30頭ほど所有していて、過去の代表的な存在としては、2011年の菊花賞で4着に入って、2012年の箱根特別、2013年の清滝特別を勝ったハーバーコマンドが挙げられますわね。
2013年の谷掛オーナーは、ハーバーコマンドの活躍などで、「2勝・獲得賞金5295万円」という成績を残していましたの。
でも、その後は、
2014年→「2勝・獲得賞金3796万円」
2015年→「3勝・獲得賞金4976万円
と書けば分かる通り、2年続けて2013年の賞金を下回っていましたわ。
ですから、去年の谷掛オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈で、実際、「6勝・獲得賞金6999万円」という成績を残しましたから、私の見込みは正しかったのでしょうね。
そして、今年に入ってから先週までは、「きさらぎ賞」を勝ったアメリカズカップで、「初の重賞勝ち」を飾るなど、5勝を上げて、獲得賞金も「1億0513万円」と、今までで一番の数字を記録していますけど、谷掛オーナーは、現状に満足しないで、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
と言いますのも、谷掛オーナーは、毎年のように「競走馬セール」に参加していて、今年も、
□5月12日(金)に行われた「千葉サラブレッドセール」→1頭を4428万円で落札
□7月10日(月)~11日(火)に行われた「セレクトセール」→計2頭を1億1232万円で落札
と、計3頭に総額1億5660万円を投じていますが、「千葉サラブレッドセール」が終わってから先週までの獲得賞金は、「5183万円」で、この内、「馬主の取り分」は8割の「4146万円」ですから、まだ「落札資金」の3割ほどしか回収できていませんので。
(落札額は全て税込)
そして今週は、1着賞金が1億300万円(馬主の取り分は8割の9200万円)のマイルCSにアメリカズカップを登録してきましたので、私が谷掛オーナーでしたら、「ここで確実に稼いでおきたい」と考えて、この馬を預けている音無先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますわ。
それに、先ほど書いた通り、谷掛オーナーは、2008年から馬を走らせていますが、まだGIは勝てていませんので、今回は、「初めてのGI勝ちを飾りたい」という思いも込められている筈ですわね。