「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/10/16
初めての重賞勝ちをGIで飾るために
石川達絵氏

本業: 株式会社デジマース 代表取締役

今週の主な登録馬:
キセキ(菊花賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、石川達絵オーナーの本業は、JR五反田駅(東京都品川区)のすぐ近くにある「住友不動産高輪パークタワー」に本社を構えて、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長ですわね。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもありますわ。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立されて、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画アニメ」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供していましたの。
そして2010年頃からは、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリケーションの提供も開始して、現在では、写真加工アプリの「フォトデコレ」や、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールなど、コンテンツを充実させていますの。
それに同社は、コンテンツ事業の他にも、ウェブを中心に動画広告を配信するネットワークサービスの「ADBRO」や、デジタルギフトコードを配布することでアプリやウェブサイトの利用を促進するソリューションシステムの「dgift」など、多岐に渡る事業を手掛けていて、2016年3月期の売上高は60億円という素晴らしい数字を残していますから、同社の代表取締役社長である石川オーナーは、「卓越した経営手腕を持つ優秀な人物」と言えますわね。
石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせ始めて、最初の年は未勝利でしたけど、それ以降は、
2011年→2勝・獲得賞金2060万円
2012年→1勝・獲得賞金2123万円
2013年→2勝・獲得賞金3054万円
2014年→2勝・獲得賞金3415万円
2015年→3勝・獲得賞金5352万円
2016年→3勝・獲得賞金5615万円
と、順調に獲得賞金を増やしていますし、今年は、先週までの成績が「9勝・獲得賞金1億2200万円」と、もう昨年を大幅に上回っていますわね。
でも、オーナーはこの数字に満足しないで、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
何しろ、石川オーナーは、今年の「競走馬セール」で、
7月10日(月)~11日(火)に行われた「セレクトセール」→2頭を5724万円で購入
7月18日(火)に行われた「HBAセレクションセール」→2頭を3888万円で購入
8月21日(月)~25日(金)に行われた「HBAサマーセール」→2頭を928万8000円で購入
10月2日(月)~4日(水)に行われた「HBAオータムセール」→1頭を442万8000円で購入
と、総額1億0983万6000円を投じて計7頭を落札していますけど、「セレクトセール」の終了後から先週までに獲得した賞金は「6958万円」というもので、この内、馬主の取り分は8割の「5566万円」ですから、落札に要した資金の半分ほどしか回収できていないのですから。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん現在は、「落札資金を早めに回収したい」と強く願っている筈ですし、今週は、1着賞金1億1500万円(馬主の取り分は8割の9200万円)の菊花賞にキセキを登録していますから、私が石川オーナーでしたら、この馬を預けている角居先生に対して、迷わず「渾身の勝負仕上げ」を依頼しますわ。
それに、石川オーナーは、まだ重賞を勝てていませんから、キセキには、「初めての重賞勝ちをGIで飾りたい」という思いも込められている筈ですわね。

2017/10/16
落札に要した資金の回収ペースを早めようと
里見治(はじめ)氏

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長CEO

今週の主な登録馬:
サトノアーサー(菊花賞)
サトノクロニクル(菊花賞)
サトノアレス(富士S)
サトノアイリ(鳥屋野特別)
サトノファイヤー(十日町特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、里見オーナーは、今年の3月まで「セガサミーホールディングス株式会社」(東証1部上場)の代表取締役会長兼社長を務めておりましたが、4月1日(土)付けで、長男の治紀(はるき)氏が代表取締役社長COOに就任したことにより、現在の役職は代表取締役会長CEOとなっております。
「汐留住友ビル」(東京都港区東新橋)に本社を構えている同社は、パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」や、ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」などを傘下としており、2017年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「3669億3900万円」という素晴らしい数字を記録しておりました。
したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。
馬主としては、確か1992年からJRAで馬を走らせ始めて、これまでに200頭以上を所有しており、一昨年までの3年間は、
2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
という右肩上がりの成績を残していた上、昨年の里見オーナーは、サトノダイヤモンドを出走させた菊花賞で、念願だった「初のGI制覇」を果たした上、サトノアレスで朝日杯FSを、サトノダイヤモンドで有馬記念を制し、このGIレース3勝を含めて重賞を10勝し、JRAだけで「43勝・獲得賞金15億9004万円」(馬主リーディング5位)という過去最高の成績を残しております。
更に、サトノクラウンで12月11日(日)の「香港ヴァーズ」を制し、初の海外G1勝ちを飾ったのですから、里見オーナーにとって、昨年は、「忘れられない年」となったのでしょう。
また、今年に入っても勢いは持続しており、サトノクラウンで京都記念と宝塚記念を、サトノダイヤモンドで阪神大賞典を、サトノアラジンで安田記念を制するなど、先週までの成績が「34勝・獲得賞金9億9990万円」となっており、昨年の同時期(10月3週目まで)の「31勝・獲得賞金8億4656万円」を大きく上回っております。
しかし、里見オーナーは、先週までの結果に満足することなく、今週も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、里見オーナーは、これまで毎年のように「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計16頭を総額18億3276万円(税込)で落札しておりますが、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「1億5368万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「1億2294万円」ですから、落札に要した資金を、まだ1割も回収できておりませんので。
したがって、私がオーナーであれば、「賞金の高い特別レースを勝って、一気に稼ぎたい」と考えます。
そして今週、里見オーナーは、
1着賞金1億1500万円(馬主の取り分は8割の9200万円)の菊花賞→サトノアーサーとサトノクロニクル
1着賞金4100万円(同3280万円)の富士S→サトノアレス
1着賞金1050万円(同840万円)の鳥屋野特別→サトノアイリ
1着賞金1050万円(同840万円)の十日町特別→サトノファイヤー
と、計5頭を特別レースに登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出しているのでしょう。

2017/10/16
昨年のペースを下回っておりますので
野嶋祥二氏

本業: イマジネックス株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
ディオスコリダー(北陸S)

担当者:馬主情報部 馬主S

ご存知の方もいると思いますが、野嶋祥二オーナーは、徳島県徳島市に本社を構え、投資顧問や経営支援などを請け負う「イマジネックス株式会社」の代表取締役です。
1994年の5月に、「野嶋建設株式会社」(徳島県徳島市)を設立した野嶋オーナーは、その後も、
1996年4月→「有限会社野嶋開発」(産業廃棄物処理事業)と、「有限会社野嶋開発運輸」(運送業)を設立
1997年5月→株式会社サン・ハウジング(不動産業)を設立
1999年3月→株式会社サン・ハウジング一級建築事務所を設立
2007年4月→サン・コーポレーション株式会社(飲食業)を設立
と、僅か14年の間に、様々な業種の企業を立ち上げておりました。
そして、段階的に不動産業以外の事業を譲渡し、2013年には会長職に退き、本業から遠ざかっておりましたが、2015年、「サン・コーポレーション株式会社」の社名を「イマジネックス株式会社」に変更した上で、代表取締役に改めて就任し、それ以降は再び表舞台で活躍しております。
なお、馬主としての野嶋オーナーは、昨年からJRAで所有馬を走らせ始め、「2勝・獲得賞金2746万円」という成績を残し、今年は先週までに、「3勝・獲得賞金3785万円」という数字で、順調に成績を伸ばしておりますが、野嶋オーナーは、これまでの成績に満足することなく、今週、ディオスコリダーを登録している北陸Sを全力で勝ちにくる筈です。
何故なら野嶋オーナーは、馬主歴が浅いこともあって、これまでに勝っているレースは「1000万条件まで」ですが、ここを勝てば「初の準オープン勝ち」となる上、このレースの1着賞金1820万円の内、「馬主の取り分」にあたる8割の「1456万円」を一気に得られますので。
したがって、同馬を預けている高橋義忠先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が極めて高いと私は見ております。

2017/10/16
決して「セーフティーリード」とは言えませんので
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アルアイン(菊花賞)
ダンビュライト(菊花賞)
モンドアルジェンテ(ブラジルC)
サザンライツ(桂川S)
アルメリアブルーム(堀川特別)
アウステルリッツ(萬代橋特別・浦佐特別)
フォイヤーヴェルク(萬代橋特別)
キラービューティ(十日町特別)
モレッキ(浦佐特別)
オーヴァーライト(なでしこ賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

一口馬主クラブ・「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーのご子息であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、以前から皆様もよくご存知のことでしょう。
吉田勝己オーナーが、1988年に「株式会社ダイナース愛馬会」として創設した同クラブに於いて、最近の代表的な存在としては、2011年の牡馬三冠を制した上、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念なども制したオルフェーヴルと、2012年の牝馬三冠を制し、2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念なども制したジェンティルドンナと、一昨年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテが挙げられます。
「サンデーレーシング」は、一昨年、ドゥラメンテの活躍に加えて、メジャーエンブレムで阪神ジュベナイルFを制するなど、「106勝・獲得賞金28億3063万円」という成績を残し、「JRA馬主リーディング」に於いて、1位の座に輝いておりました。
しかし昨年は、
1位:「キャロットファーム」→127勝・獲得賞金31億8985万円
2位:「サンデーレーシング」→131勝・獲得賞金28億2289万円
という形でトップの座を奪われておりましたので、今年は同クラブの関係者全員が、「必ず1位を奪還したい」と強く願っているのでしょう。
実際、今年に入ってから先週までは、アルアインで皐月賞、アエロリットでNHKマイルCを制するなど、重賞を12勝し、「馬主リーディング」に於いて、
1位:「サンデーレーシング」→99勝・獲得賞金22億0270万円
2位:「キャロットファーム」→81勝・獲得賞金20億2800万円
3位:「シルクレーシング」→79勝・獲得賞金14億7164万円
と記せば分かる通り、「サンデーレーシング」はトップの座に返り咲いております。
ただ、今週の菊花賞を含め、これから年末までは高額賞金の懸かったGIレースが続きますので、現在、2位の「キャロットファーム」と「1億7470万円」の差があるものの、決して「セーフティーリード」とは言えません。
そして今週は、
1着賞金1億1500万円(馬主の取り分は8割の9200万円)の菊花賞→アルアインとダンビュライト
1着賞金2200万円(同1760万円)のブラジルC→モンドアルジェンテ
1着賞金1820万円(同1456万円)の桂川S→サザンライツ
1着賞金1500万円(同1200万円)の堀川特別→アルメリアブルーム
1着賞金1050万円(同840万円)の萬代橋特別→アウステルリッツ(浦佐特別にも登録)とフォイヤーヴェルク
1着賞金1050万円(同840万円)の十日町特別→キラービューティ
1着賞金1050万円(同840万円)の浦佐特別→モレッキ
1着賞金1000万円(同800万円)のなでしこ賞→オーヴァーライト
という形で計10頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、「賞金の高い特別レースを勝って、2位以下との差を更に広げたい」と考え、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ております。