「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/10/10
落札資金の約7%しか回収できておりませんので
近藤利一氏

本業: 合建株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
アドマイヤリード(府中牝馬S)
アドマイヤローザ(粟島特別・瓢湖特別)
アドマイヤシナイ(寺泊特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、近藤利一オーナーの本業は、大阪市北区に拠点を構え、建築解体業などを手掛けている、「合建株式会社」の代表取締役会長です。
1984年にJRAの馬主資格を取得している近藤オーナーは、現在までに400頭近くを所有しており、その中の代表的な存在としては、1998年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と2002年の安田記念を制したアドマイヤコジーンや、1999年のダービーを制したアドマイヤベガや、2003年と2004年のエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴや、2007年の宝塚記念などを制したアドマイヤムーンや、今年のヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードといった名前が挙げられるでしょう。
この馬達の活躍により、近藤オーナーは、これまでに「GIレース11勝を含む重賞57勝」という素晴らしい成績を残しております。
2013年は、アドマイヤラクティを出走させたダイヤモンドS、アドマイヤロイヤルを出走させたプロキオンSと、重賞を2勝し、それを含めて「40勝・獲得賞金9億1013万円」という数字を残しておりました。
ただ、その後は、
2014年→「45勝・獲得賞金7億6855万円」
2015年→「34勝・獲得賞金7億6816万円」
2016年→「23勝・獲得賞金5億3716万円」
と、3年続けて2013年の獲得賞金を下回っておりますので、今年の近藤オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈です。
実際、今年に入ってから先週までは、アドマイヤミヤビでクイーンC、アドマイヤリードでヴィクトリアマイルを制するなど、「18勝・獲得賞金6億0712万円」という成績を残しており、既に昨年の獲得賞金を上回っておりますが、私は、近藤オーナーが先週までの結果に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくると見ております。
何故なら、近藤オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、昨年は、7月11日(月)~12日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、計6頭に総額3億1644万円(税込)を投じていた上、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、6億2640万円(税込)で落札した「イルーシヴウェーブの2017」(牡・父ディープインパクト)をはじめ、計13頭を総額12億3660万円(税込)で落札しておりますが、それから先週までに獲得した賞金は「1億1912万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「9530万円」ですから、落札に要した資金の約7%しか回収できておりませんので。
したがって、現在は、「賞金の高い特別レースを勝って、一気に稼ぎたい」と考えている筈であり、こういった中、今週は、
1着賞金5500万円(馬主の取り分は8割の4400万円)の府中牝馬Sにアドマイヤリード
1着賞金1050万円(同840万円)の粟島特別にアドマイヤローザ(瓢湖特別にも登録)
1着賞金1050万円(同840万円)の寺泊特別にアドマイヤシナイ
と、計3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私は、近藤オーナーが、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると見ております。

2017/10/10
今年に入ってから重賞を4勝していますが
LEX・PRO

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
クイーンズリング(府中牝馬S)
シーズララバイ(秋華賞・清水S)
ブラックオニキス(秋華賞)
ロイヤルパンプ(赤富士S)
コーラルプリンセス(神奈川新聞杯)

担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA

1987年にできた「株式会社LEX」が、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表が、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのは、皆さんもよく知っていることでしょう。
ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことですね。
「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」です。
それに「LEX」は、スクリーンヒーロー、ネオユニヴァース、マツリダゴッホ、エイシンヒカリといった種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営や、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けていますね。
「LEX・PRO」の募集馬は、「LEX」の代表である岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、「社台グループの総帥」こと吉田照哉オーナーの名義や、今年のフェブラリーSを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表である吉田勝己オーナーの名義や、去年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあります。
今年に入ってから、「LEX・PRO」の募集馬は、
フェアリーS→ライジングリーズン
フェブラリーS→ゴールドドリーム
東京ジャンプS→シンキングダンサー
レパードS→ローズプリンスダム
と、重賞を4勝していますね。
ただ、「LEX・PRO」の関係者は、この結果に満足しないで、これからも全力で勝ちにくる筈です。
何しろ、「LEX・PRO」は、全部で44頭いる「2016年度販売馬」(現2歳世代)の内、私が確認したところ、36頭が満口になっていますけど、受付を終了した1頭を除く残りの7頭は、新馬戦が始まって4ヶ月が経った今でも、まだ出資を受け付けているのですから。
そのため、今は「LEX・PRO」の関係者全員が、「過去の募集馬を注目度の高い特別レースで活躍させ、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの7頭を早く満口にしたい」と考えている筈ですし、今週は、
1着賞金5500万円(馬主の取り分は8割の4400万円)の府中牝馬S→クイーンズリング
1着賞金9200万円(同7360万円)の秋華賞→シーズララバイ(清水Sにも登録)とブラックオニキス
1着賞金1820万円(同1456万円)の赤富士S→ロイヤルパンプ
1着賞金1500万円(同1200万円)の神奈川新聞杯→コーラルプリンセス
と、計5頭を特別レースに登録していますので、「LEX・PRO」の関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性がかなり高いと私は見ています。

2017/10/10
落札に要した資金の2割程度しか回収できておりませんので
永井啓弍(けいじ)氏

本業: トヨタカローラ三重株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
スズカデヴィアス(オクトーバーS)
スズカアーサー(藤森S)
スズカフューラー(瓢湖特別)
スズカホワイト(瓢湖特別)
ミスズメサイア(瓢湖特別・粟島特別)
スズカフロンティア(寺泊特別)
サンレイデューク(東京ハイジャンプ)

※永井商事の所有馬
スリーヴェローチェ(魚沼特別)
スリープレッピー(瓢湖特別)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、永井啓弍(けいじ)オーナーの本業は、三重県四日市に本社を構えている、「トヨタカローラ三重株式会社」の代表取締役会長です。
1961年に設立された同社は、現在、「四日市本社店」、「鈴鹿西支店」、「松阪支店」、「鳥羽支店」、「伊勢支店」など、三重県内に23の販売店を構えており、「2016年3月期の売上高」は「197億円」というもので、社員数は500名を超える規模となっておりますから、そのトップである永井オーナーは、「地元経済界の有力者」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永井オーナーは、既にキャリアが30年以上に及ぶ大ベテランで、これまでに、サイレンススズカやスズカマンボやスズカフェニックスなどで多くの重賞レースを勝っている上、現在は「中京馬主協会」の会長を務めておりますので、経済界だけではなく、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
永井オーナーがこれまでに最も良い成績を残しているのは、サイレンススズカが、宝塚記念と中山記念と金鯱賞と毎日王冠と小倉大賞典を制した1998年で、この年は、重賞7勝を含む27勝を上げ、8億7026万円の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2014年→22勝・獲得賞金5億0152万円
2015年→11勝・獲得賞金3億1973万円
2016年→18勝・獲得賞金2億5946万円
と、1998年と比べれば明らかに物足りない成績の上、賞金が「右肩下がり」という状況ですから、今年の永井オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈です。
実際、今年に入ってから先週までは、過去最多となる「33勝」を上げ、賞金は昨年の倍以上となる「5億4662万円」を獲得しておりますので、私の見込みは正しかったのでしょう。
しかし、永井オーナーは、これまでの成績に満足することなく、今週以降も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、永井オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、今年も、自身の名義と、オーナーが代表を務めている「永井商事」の法人名義で、
■4月25日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を2484万円で落札
■5月23日(火)の「HBAトレーニングセール」→2頭を4050万円で落札
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→1頭を3780万円で落札
■7月18日(水)の「HBAセレクションセール」→4頭を1億1502万円で落札
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」→10頭を1億4968万8000円で落札
と、計18頭を総額3億6784万8000円で落札しておりますが、「HBAサマーセール」が終了してから先週までの獲得賞金は「1億1088万円」というもので、この内、馬主の取り分は8割の「8870万4000円」ですから、落札に要した資金の2割程度しか回収できておりませんので。
(落札金額は全て税込)
したがって、現在の永井オーナーは、「賞金の高い特別レースを勝って、落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈です。
そういった中で今週は、
■永井啓弍オーナーの所有馬
1着賞金2400万円(馬主の取り分は8割の1920万円)のオクトーバーS→スズカデヴィアス
1着賞金1820万円(同1456万円)の藤森S→スズカアーサー
1着賞金1050万円(同840万円)の瓢湖特別→スズカフューラー、スズカホワイト、ミスズメサイア(粟島特別にも登録)
1着賞金1050万円(同840万円)の寺泊特別→スズカフロンティア
1着賞金4100万円(同3280万円)の東京ハイジャンプ→サンレイデューク
■「永井商事」の所有馬
1着賞金1500万円(同1200万円)の魚沼特別→スリーヴェローチェ
1着賞金1050万円(同840万円)の瓢湖特別→スリープレッピー
という形で、特別レースに計9頭を登録しておりますので、私が永井オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。

2017/10/10
これから当歳世代の出資を受け付けますので
有限会社ターフ・スポート(ターファイトクラブ)

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ファンディーナ(秋華賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「有限会社ターフ・スポート」の法人名で所属馬を走らせている「ターファイトクラブ」は、日高地区を中心とした44の生産牧場が共同で運営している一口馬主クラブであり、生産馬をクラブに提供している主な牧場としては、
酒井牧場:ホクトベガ、マックスビューティを生産
大北牧場:ノースフライト、テンザンセイザ、ライトカラーを生産
ハッピーネモファーム:ジョーカプチーノを生産
などが挙げられます。
ちなみに、現在、「ターファイトクラブ」の代表を務めているのは、2002年の京成杯を制したローマンエンパイアを生産した実績を持つ、「中島牧場」(北海道浦河郡浦河町西幌別)の代表である中島雅春氏です。
同クラブは、これまでに約900頭をJRAで走らせており、過去の代表的な存在としては、1977年と1979年の中山大障害・春(現在の中山グランドジャンプ)を制し、1977年から中山大障害・秋を3連覇したバローネターフや、2002年の小倉2歳Sを制したメイプルロードや、2006年の函館スプリントSを制したビーナスラインや、2013年の阪神牝馬Sを制したサウンドオブハートなどが挙げられます。
一昨年の「ターフ・スポート」は、インカンテーションで平安Sを制するなど、「14勝・獲得賞金3億0307万円」という成績を残しておりました。
しかし昨年は、重賞を勝つことができず、「9勝・獲得賞金1億0367万円」という成績に終わってしまった上、今年は、インカンテーションでマーチS、ファンディーナでフラワーCと、重賞を2勝しているものの、他の馬達があまり活躍できていないため、先週までで、「6勝・獲得賞金1億4634万円」という成績に留まっておりますから、現在、同クラブの関係者達は、危機感を強く抱いているのでしょう。
また、同クラブは、現在、「現2歳世代の募集馬」を1頭、「現1歳世代の募集馬」を12頭、計13頭の出資を受け付けている上、「当歳世代の募集馬」について、10月24日(火)から計12頭の出資を受け付けますので、私が関係者であれば、「過去の募集馬を賞金の高い特別レースで活躍させ、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と考えます。
そういった中、「ターフ・スポート」は、今週、1着賞金9200万円(馬主の取り分は8割の7460万円)の秋華賞にファンディーナを登録しておりますので、私が同クラブの関係者でしたら、この馬を預けている高野先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼するでしょう。
更に、「ターフ・スポート」は、グレード制導入後、まだGIを勝てておりませんので、今回は、「初めてのGI勝ちを飾りたい」という思いも込められている筈ですから、「調教師情報部」の皆様には、実際にどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいと私は考えております。