「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/09/11
「2億6590万円」の差を付けられておりますので
有限会社キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
プロフェット(レインボーS)
アロマドゥルセ(ローズS)
ミリッサ(ローズS)
リスグラシュー(ローズS)
ディアデルレイ(ラジオ日本賞)
ガンサリュート(オークランドRCT)
ファドーグ(オークランドRCT)
エスティタート(仲秋S)
ラプソディーア(仲秋S)
プレシャスギフト(古作特別)
ミルキークォーツ(古作特別・汐留特別)
バイオレットブロー(野路菊S)


担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーとなるなど、作家としても高い評価を受けております。
ちなみに、一般的にはあまり知られておりませんが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうで、素晴らしい執筆場所を提供してくれた吉田勝己オーナーに、手嶋氏は深く感謝しているそうです。
更に手嶋氏は、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
なお、活躍したと言えば、昨年の「キャロットファーム」にも当てはまるでしょう。
何故なら、昨年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、重賞14勝を含め、過去最高となる「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いたのですから。
しかし今年は、先週までの「馬主リーディング」が、
1位:「サンデーレーシング」→重賞11勝を含む87勝・獲得賞金19億2359万円
2位:「キャロットファーム」→重賞3勝を含む70勝・獲得賞金16億5769万円
3位:「シルクレーシング」→重賞4勝を含む64勝・獲得賞金12億9095万円
4位:「社台レースホース」→重賞3勝を含む64勝・獲得賞金11億7751万円
となっており、1位の「サンデーレーシング」に、獲得賞金では「2億6590万円」の差を付けられておりますので、「キャロットファーム」の関係者達は、「早急に1位を奪還したい」と考えている筈です。
そして、同クラブは、計87頭の「2017年度募集馬」(現1歳世代)について、9月1日(金)から9月7日(木)まで、「一次募集」として出資を受け付けましたが、私が確認したところ、既に満口となっているのは13頭で、残りの74頭は、9月25日(月)からの「二次募集」で出資を受け付けることとなっております。
したがって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を注目度の高い特別レースで活躍させ、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と考えていることでしょう。
それを示すかのように、「キャロットファーム」は、今週、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の「レインボーS」→プロフェット
1着賞金5200万円(同4160万円)の「ローズS」→アロマドゥルセとミリッサとリスグラシュー
1着賞金2200万円(同1760万円)の「ラジオ日本賞」→ディアデルレイ
1着賞金1820万円(同1456万円)の「オークランドRCT」→ガンサリュートとファドーグ
など、計12頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、それぞれを預けている厩舎に対して、クラブの関係者達が、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2017/09/11
セールで使った資金の回収を早急に終えるため
吉岡實(みのる)氏

本業: マルヨシ物産株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
エテレインミノル(能勢特別)
レーヌミノル(ローズS)


担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、吉岡實(みのる)オーナーは、広島県福山市に拠点を構え、主に海運関連の業務を手掛けている、「マルヨシ物産株式会社」の代表取締役を務めております。
同社の主な実績としては、「中国電力株式会社」が、火力発電所に於いて発生する石炭灰の海上輸送を効率的に行うため、2002年に就航させた専用船、「ツーナス」の運行管理を担当していたことが挙げられ、私が聞いた話によれば、同船の就航により、年間で約1億円の輸送コスト削減が実現したとのことです。
また、吉岡オーナーは、「全国内航船輸送海運組合」の副会長を務めたキャリアもありますので、多くの方が「海運業界の重要人物」と認めているのでしょう。
そして馬主としての吉岡オーナーは、確か2007年から馬を走らせ始めて、現在までに50頭ほどを所有しており、昨年までの5年間は、
2012年→2勝・獲得賞金2085万円
2013年→3勝・獲得賞金3046万円
2014年→6勝・獲得賞金8326万円
2015年→4勝・獲得賞金1億1893万円
2016年→16勝・獲得賞金2億9110万円
という形で順調に獲得賞金を伸ばしておりました。
そして、今年に入ってから更に勢いが増しており、レーヌミノルを出走させた桜花賞で、初めてのGI勝ちを飾るなど、先週までに7勝を上げ、「2億9818万円」という過去最高の賞金を獲得しております。
ただ、吉岡オーナーは、これまでの成績に満足することなく、今週以降も貪欲に勝利を追求してくることでしょう。
何故なら、吉岡オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、今年も、
7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→1頭を3780万円で落札
7月18日(水)の「HBAセレクションセール」→1頭を1944万円で落札
と、2セールで計2頭を総額5724万円で落札しておりますが、「セレクトセール」が終了してから先週までの成績が、「2勝・獲得賞金3429万円」というもので、その内、馬主の取り分は8割の「2743万円」であり、まだ「2981万円」の回収を終えられておりませんので。
(落札金額は全て税込)
そこで、私が吉岡オーナーでしたら、「セレクトセールとセレクションセールで使った資金の回収を早急に終えたい」という思いを抱く筈であり、このような中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の能勢特別→エテレインミノル
1着賞金5200万円(同4160万円)のローズS→レーヌミノル
と、賞金の高い特別レースに2頭を登録してきましたので、前者を預けている北出先生と、後者を預けている本田先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2017/09/11
残り11頭を満口とするために
株式会社ロードホースクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
メイスオブオナー(能勢特別・ローズS)
ロードアルバータ(能勢特別・セントライト記念)
ロードセレリティ(仲秋S)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏は、「モエレ」の冠名で広く知られている中村和夫オーナーの長男です。
また、伊三美氏が、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2013年のアメリカJCCを制したダノンバラードや、2014年のクイーンSを制したキャトルフィーユなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役を務めていることも、皆様はよくご存知でしょう。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられ、2013年の同クラブは、この馬の活躍などにより、「重賞4勝を含む24勝・獲得賞金7億6766万円」という成績を残しておりました。
そのロードカナロアは、2014年の1月に登録を抹消され、その後、「社台スタリオンステーション」で種牡馬入りしており、当然、この影響は大きく、それから昨年までは、
2014年→16勝・獲得賞金3億3250万円
2015年→15勝・獲得賞金3億5144万円
2016年→19勝・獲得賞金4億2071万円
と記せば分かる通り、2013年の数字を3年続けて大きく下回っておりますので、「ロードホースクラブ」の関係者は、今年、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
実際、先週までの成績は、「18勝・獲得賞金2億8727万円」というもので、2013年と同等のペースで勝ち星を積み重ねておりますが、昨年の9月から重賞を勝てていないことなどが響き、賞金は、2013年を「4億8039万円」も下回っている状況です。
これらのことが影響しているのか、同クラブは、計23頭の「2016年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の8月8日(月)から「通常受け付け」を開始し、計7頭の「追加募集馬」について、11月1日(火)から出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、募集終了となっているのは19頭で、残りの11頭は現在も出資を受け付けております。
そのため、現在、「ロードホースクラブ」の関係者達は、「この11頭を少しでも早く満口にしたい」と考えているのでしょうし、間もなく「2017年度募集馬」(現1歳世代)のラインナップを発表する予定となっておりますので、「過去の募集馬を活躍させてクラブの知名度を高め、今後の出資者増加に繋げたい」と考えている筈です。
また、ロードカナロアが引退して以来、「クラブの大黒柱」と言える存在が現れておりませんので、関係者達は、「ロードカナロアのようにクラブを支えてくれる馬に現れて欲しい」とも願っているのでしょう。
そして今週は、1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の能勢特別にメイスオブオナー(ローズSにも登録)とロードアルバータ(セントライト記念にも登録)、1着賞金1820万円(同1456万円)の仲秋Sにロードセレリティと、計3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、それぞれを管理している厩舎に対して、クラブの関係者達が、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2017/09/11
危機感を強く抱いているのでしょう
松本好雄氏

本業: 株式会社きしろ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
メイショウキトラ(能勢特別・松戸特別)
メイショウミツボシ(能勢特別)
メイショウオワラ(ローズS)
メイショウイチオシ(ラジオ日本賞)
メイショウウタゲ(ラジオ日本賞)
メイショウスミトモ(ラジオ日本賞)
メイショウベルボン(瀬戸内海特別)
メイショウカロッタ(夙川特別)
メイショウボノム(夙川特別)
メイショウユメゴゼ(夙川特別・浦安特別)
メイショウミシマ(甲武特別)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、「メイショウ」の冠名を用いている松本好雄オーナーの本業は、兵庫県の明石市に本社を構え、船舶用部品の製造などを手掛けている、「株式会社きしろ」の代表取締役会長です。
創業が1915年と、100年以上の歴史を有する同社は、「大型船舶用の低速ディーゼルエンジン機器」といった産業部品の製造を主に手掛けており、船舶用のクランクシャフト製造分野に於いては、「50%近い世界シェア」を誇っております。
そして同社は、更なる企業成長を目指すため、航空機産業にも参入しており、2014年には、JAQG(航空宇宙品質センター)が作成した、「JIS・Q9100」(日本工業規格)を取得しておりますので、時代の変化に応じて事業分野を拡大している同社は、「業界の先駆者」と言えるでしょう。
また、松本オーナーは、長年に渡り船舶業界に貢献してきた功績が高く評価され、2010年の秋には、「旭日小綬章」を授与しておりました。
その祝賀会は、2011年の2月に神戸の「ホテルオークラ」で行われ、そこには、武豊騎手、蛯名正義騎手、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏、JRAの土川理事長といった競馬関係者や、元首相の森喜朗氏といった著名人などを含め、1000人ほどが出席しておりましたので、多くの方が、松本オーナーを大いに尊敬していることでしょう。
なお、JRA馬主としての松本オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランで、これまでに1400頭ほどを所有している上、メイショウドトウで制した2001年の宝塚記念や、メイショウボーラーで制した2005年のフェブラリーSや、メイショウサムソンで制した2006年の皐月賞とダービーや、メイショウマンボで制した2013年のオークスと秋華賞とエリザベス女王杯など、数多くのGIレースを制しており、2013年の松本オーナーは、メイショウマンボの活躍などにより、重賞を6勝し、「14億9771万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2014年→「79勝・獲得賞金13億5174万円」
2015年→「53勝・獲得賞金9億6479万円」
2016年→「62勝・獲得賞金10億2728万円」
と、記せば分かる通り、2013年の数字を下回っておりますので、今年の松本オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
ただ、実際は、先週までの成績が「47勝・獲得賞金7億7945万円」と、既に9月を迎えているにも関わらず、まだ2013年の半分程度に留まっておりますので、現在の松本オーナーは、危機感を強く抱いているのでしょう。
このように、獲得賞金が伸び悩んでいる主な原因としては、メイショウブシドウで2014年の阪神ジャンプSを制してから、「重賞で120連敗中」となっていることが挙げられます。
また、松本オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年は、
■7月19日(火)の「HBAセレクションセール」
5頭を5562万円で落札
■8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」
14頭を8661万6000円で落札
■10月3日(月)~5日(水)の「HBAオータムセール」
12頭を5432万4000円で落札
と、計31頭を総額1億9656万円で落札しておりました。
更に今年も、
■7月18日(火)の「HBAセレクションセール」
6頭を9126万円で落札
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
19頭を1億4634万円で落札
と、計25頭を総額2億3760万円で落札しており、昨年までの状況を踏まえると、松本オーナーは、10月2日(月)~4日(水)に行われる「HBAオータムセール」にも参加することがほぼ確実な状況です。
したがって、私がオーナーであれば、「セレクションセールとサマーセールで落札に要した資金を早急に回収したい」、「オータムセールに備えて落札資金を確保しておきたい」と考えるでしょう。
(落札金額は全て税込表記)
そして今週の松本オーナーは、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の能勢特別→メイショウキトラ(松戸特別にも登録)とメイショウミツボシ
1着賞金5200万円(同4160万円)のローズS→メイショウオワラ
1着賞金2200万円(同1760万円)のラジオ日本賞→メイショウイチオシとメイショウウタゲとメイショウスミトモ
など、計11頭を賞金の高い特別レースに登録しており、これまでに記した経緯から、どの馬も「勝負懸かり」と判断できますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいところです。