「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/08/28
「セールで使った資金を早く回収したい」と考えている筈ですから
有限会社ビッグレッドファーム

本業: 競走馬の生産・育成

今週の主な登録馬:
ルリハリ(小倉2歳S)
コスモインザハート(札幌2歳S)
コスモピクシス(日高特別)

担当者:馬主情報部 生産者S

皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、1989年頃には静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を、1998年頃には新冠に「ビッグレッドファーム明和」を、2007年には茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」をそれぞれ作るなど、どんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥様の美佐子さんです。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の弥生賞とセントライト記念を勝ったコスモバルクや、その年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチなどがいました。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいます。
2014年までの「ビッグレッドファーム」は、毎年欠かさず5億円以上の賞金を稼いでいましたね。
でも、一昨年と去年は、
2015年→17勝・獲得賞金3億7205万円
2016年→30勝・獲得賞金4億9353万円
と、2年続けて5億円に届いていませんので、今年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「何が何でも5億円を超えたい」と考えている筈ですし、実際、今年は先週までに18勝を上げて、「3億7132万円」の賞金を稼いでいますから、「まずまず順調」と言えるでしょう。
ただ、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、先週までの結果に満足しないで、これからも全力で賞金を稼ぎにくると私は見ています。
何しろ、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、競走馬セールで馬を落札することが多くて、今年も、先月だけで、
「八戸市場」→1頭を604万8000円で落札
「セレクトセール」→1頭を1620万0000円で落札
「HBAセレクションセール」→3頭を6491万0000円で落札
と、計5頭を総額8715万8000円で落札していましたし、8月21日(月)~25日(金)に行われた「HBAサマーセール」でも、17頭を総額1億2754万8000円で落札していますので。
(価格は全て税込表記)
ですから今は、「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「セールで使った資金を早く回収したい」と考えているのでしょう。
そして今週は、1着賞金が3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の小倉2歳Sにルリハリ、1着賞金が3100万円(同2480万円)の札幌2歳Sにコスモインザハート、1着賞金が1500万円(同1200万円)の日高特別にコスモピクシスと、計3頭を特別レースに登録していますので、私は、「ビッグレッドファーム」の関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと見ています。

2017/08/28
今年も競走馬セールで11頭を落札しておりますので
島川隆哉氏

本業: 株式会社ジャパンヘルスサミット 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ミラアイトーン(北九州短距離S)
トーセンバジル(新潟記念)
トーセンアスター(すずらん賞)
トーセンラーク(日高特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、島川隆哉オーナーの本業は、「カニトップ」を筆頭とした健康食品の販売で有名な、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長です。
宮城県仙台市の中心部に本社を構えている同社は、約40万人の会員に対して、健康食品や、「ELLESTE(エレステ)」シリーズというオリジナルブランドの化粧品や、洗剤をはじめとした生活用品の販売を行っており、現在は、本社に加えて、札幌から鹿児島まで、日本全国の主要都市に12の営業所を有しております。
更に同社は、「仙台駅」から徒歩で1~2分の場所に拠点を構え、仙台市内の賃貸物件仲介事業を主に手掛けている「株式会社杜の都地所」の経営や、「杜の都ゴルフクラブ」、「杜の都ゴルフサロン仙台」、「杜の都ゴルフサロン泉」というゴルフ関連施設の経営など、様々な地域密着型の事業も手掛けておりますので、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長を務めている島川オーナーは、「地元経済を支えている重要な存在」と言えるでしょう。
また、島川オーナーは、2013年の7月16日(火)に、「エール蔵王・島川記念館」(宮城県苅田郡蔵王町)という美術館をオープンしております。
JR仙台駅からですと、高速バスで1時間30分ほどの場所にある同館には、1993年頃から20年ほどを掛けて、島川オーナーが「いずれ地元の方達に見ていただきたい」との思いで収集した、日本画家の巨匠・横山大観作の「霊峰不二」や、日本を代表する芸術家であり、美食家としても著名な北大路魯山人作の「銀彩花入」や、フランスの代表的な芸術家の一人であるエミール・ガレ作の「バラ文彫花器」など、非常に貴重な美術品の数々が展示されておりますので、島川オーナーは、地元の文化的な発展にも大きく貢献している筈です。
なお、馬主としての島川オーナーは、1998年頃からJRAで馬を走らせていて、これまでに700頭以上を所有しており、その内、過去の代表的な存在としては、2011年の天皇賞・秋を制するなど、重賞を4勝したトーセンジョーダンや、2013年のマイルCSを制するなど、重賞を3勝したトーセンラーが挙げられます。
2011年の島川オーナーは、トーセンジョーダンなどの活躍により、重賞4勝を含む35勝を上げ、過去最高となる「9億9760万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、その後は、一度も2011年の賞金を上回れておらず、昨年も、「33勝・獲得賞金6億2227万円」という成績に留まっており、今年に入ってから先週までも、中山牝馬Sをトーセンビクトリーで制しておりますが、他の馬がそれほど活躍できていないため、「14勝・獲得賞金2億9089万円」という成績で、昨年の同時期(8月まで)の「22勝・獲得賞金3億6738万円」を下回っておりますので、今後は巻き返しに全力を注いでくるでしょう。
また、島川オーナーは、「エスティファーム」(北海道沙流郡日高町)を所有しているオーナーブリーダーでありながら、「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、今年も、
■4月25日(火)の「JRAブリーズアップセール」
個人名義で、計2頭を4482万円で落札
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
個人名義と法人名義(株式会社ジャパンヘルスサミット)で、計7頭を2億2680万円で落札
■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
個人名義で、計2頭を1814万4000円で落札
と、計11頭を総額2億8976万4000円で落札しておりますので、現在の島川オーナーは、「落札に要した資金を早急に回収したい」と考えている筈です。
(落札金額は全て税込表記)
そして今週は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の北九州短距離Sにミラアイトーン、1着賞金4100万円(同3280万円)の新潟記念にトーセンバジル、1着賞金1600万円(同1280万円)のすずらん賞にトーセンアスター、1着賞金1500万円(同1200万円)の日高特別にトーセンラークと、賞金の高い特別レースに計4頭を登録してきましたので、それぞれを管理している厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2017/08/28
二つの思い」を抱き
鈴木隆司氏

本業: 鈴木眼科クリニック(兵庫県神戸市灘区) 院長

今週の主な登録馬:
カレンシリエージョ(札幌2歳S)
カレンヴィットリア(若戸大橋特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、鈴木隆司オーナーは、「JR六甲道駅」(兵庫県神戸市灘区)から徒歩3分ほどの場所にある、「鈴木眼科クリニック」の院長を務めております。
このクリニックでは、「コンタクトレンズを装着するための検査」や、「結膜炎の治療」といった一般的な眼科診察だけではなく、「緑内障手術」や、レーザーで治療する「網膜光凝固術」や、日帰りの「白内障手術」も受けられる上、「木曜日を除く平日は午後7時まで」という利用しやすい診察時間となっておりますので、近隣の方にとっては「必要不可欠な存在」と言える筈であり、その院長を務めている鈴木オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
ちなみに鈴木オーナーは、幼い頃に騎手を目指していたものの、背が高くなり過ぎたため、その道を断念したそうです。
しかし、「競馬に関わりたい」との思いを捨て切れず、「馬主になる」と決意したそうで、その夢を、まず一口馬主として叶えていたものの、やはり「自分の馬が欲しい」という思いが次第に強まり、1998年にJRAの個人馬主資格を取得しております。
そして、実際にJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2000年のことで、それから現在までに40頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年のスプリンターズSや2012年の高松宮記念など、重賞を5勝したカレンチャンと、2012年のNHKマイルCや毎日王冠など、同じく重賞を5勝したカレンブラックヒルが挙げられるでしょう。
2012年の鈴木オーナーは、カレンチャンやカレンブラックヒルなどの活躍により、「13勝・獲得賞金4億9116万円」という過去最高の成績を残しておりました。
ただ、昨年までの4年間は、
2013年→12勝・獲得賞金1億8975万円
2014年→9勝・獲得賞金2億2773万円
2015年→9勝・獲得賞金2億5166万円
2016年→7勝・獲得賞金1億8242万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2012年の半分ほどに留まっております。
そのため、今年の鈴木オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈ですが、実際は、先週までで「5勝・獲得賞金6878万円」という成績に留まっており、現在は、この状況に危機感を強く感じていることでしょう。
また、鈴木オーナーは、これまで毎年のように「競走馬セール」に参加しており、昨年は、
7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」→1頭を4860万円で落札
10月3日(月)~5日(水)の「HBAオータムセール」→1頭を615万円で落札
と、計2頭を総額5475円で落札しており、今年も、7月10日(月)~11日(火)に行われた「セレクトセール」で、1頭を2268万円で落札しております。
(金額は全て税込表記)
もちろん、昨年の状況を踏まえますと、10月2日(月)~4日(水)に行われる今年の「HBAオータムセール」にも参加する可能性がありますので、きっと現在の鈴木オーナーは、「セールで使った資金を早く回収したい」という思いに加えて、「今後に備えて、落札資金を確保しておきたい」という思いも抱いていることでしょう。
そして今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割2480万円)の札幌2歳Sにカレンシリエージョ、1着賞金1050万円(同840万円)の若戸大橋特別にカレンヴィットリアと、賞金の高い特別レースに2頭を登録してきましたので、前者を預けている鈴木孝志先生と、後者を預けている平田修先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が極めて高いと私は見ております。

2017/08/28
右肩上がりの成績ではありますが
有限会社シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アストラエンブレム(新潟記念)
ラストインパクト(新潟記念)
プレストウィック(丹頂S)
アズールムーン(札幌スポニチ賞)
トリコロールブルー(日高特別)
レーヌドブリエ(弥彦特別・玄海特別)
ゴールドエフォート(燕特別)
タイムレスメロディ(八幡特別)
カラル(若戸大橋特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、一口馬主クラブの「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の常務理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1997年の有馬記念を勝ったシルクジャスティスや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナや、2004年の日経新春杯、京都記念などを勝ったシルクフェイマスなどが挙げられるでしょう。
また、「シルクレーシング」は、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としている上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、ここ数年で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、「勝利数」と「獲得賞金」にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、昨年までの5年間は、
2012年→40勝(重賞3勝)・獲得賞金7億9931万円(JRA馬主リーディング9位)
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(同11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0615万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっております。
そして、今年に入ってからの同クラブは、先週までに、「重賞3勝を含む60勝・獲得賞金11億6102万円」(馬主リーディング3位)と、順調に成績を伸ばしておりますが、クラブの関係者は、先週までの結果に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「シルク」は、6月16日(金)に、モーリスの全妹にあたる「メジロフランシスの2016」(父スクリーンヒーロー)や、ゼーヴィントの全弟にあたる「シルキーラグーンの2016」(父ディープインパクト)や、ショウナンパンドラの全妹にあたる「キューティーゴールドの2016」(父ディープインパクト)など、計65頭の「2017年度募集馬」(現1歳世代)のラインナップを発表し、7月19日(水)から出資を受け付けているものの、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは43頭で、募集中止となった1頭を除く残りの21頭は、まだ出資を受け付けておりますので。
そのため、現在は同クラブの関係者全員が、「初期段階での出資を増やせるよう、過去の募集馬を活躍させたい」と考えている筈です。
そして今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の新潟記念→アストラエンブレムとラストインパクト
1着賞金2400万円(同1920万円)の丹頂S→プレストウィック
1着賞金1500万円(同1200万円)の札幌スポニチ賞→アルーズムーン
1着賞金1500万円(同1200万円)の日高特別→トリコロールブルー
1着賞金1500万円(同1200万円)の弥彦特別→レーヌドブリエ(玄海特別にも登録)
1着賞金1050万円(同840万円)の燕特別→ゴールドエフォート
1着賞金1050万円(同840万円)の八幡特別→タイムレスメロディ
1着賞金1050万円(同840万円)の若戸大橋特別→カラル
と、計9頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを管理している厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。