「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/08/21
今後のセールへの落札資金を確保したい筈ですので
西山茂行氏

本業: 西山興業株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ネロ(キーンランドC)
ニシノオタケビ(WASJ4)
ニシノキララコ(千歳特別)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、西山オーナーは、東京都港区赤坂に本社を構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、福島県下一の来場者数を誇る「サラブレッドカントリークラブ」(福島県いわき市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)、「大宮カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、「棚倉ステークスカントリークラブ」(福島県東白川郡)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また同社は、ゴルフ場の経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評を得ているようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、桜花賞やスプリンターズSなど重賞を6勝したニシノフラワーや、皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多く活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者・西山正行氏(故人)のご子息で、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎ、2008年頃には、ニシノフラワーなどの繁殖牝馬を他の牧場に預け、「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却しております。
ただ、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)や、「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)や、「西山牧場江戸崎分場」(茨城県稲敷市)といった育成施設の運営は、現在も西山オーナーが続けている筈です。
ちなみに西山オーナーは、現在の内閣総理大臣・安倍晋三氏と同じ「成蹊大学」の卒業生で、競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(アユサンなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も、同大学を卒業しております。
また、西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに500頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、引退した馬では、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミーや、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーンなどが挙げられ、現役馬では、昨年の京阪杯を制したネロや、今年の高松宮記念を制したセイウンコウセイなどが挙げられるでしょう。
2014年の西山オーナーは、「23勝・獲得賞金4億1007万円」という成績を残しておりましたが、一昨年は、「16勝・獲得賞金3億2150万円」と、前年と比べ、賞金が9000万円ほど下回っておりました。
そのため、昨年の西山オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈で、実際、ネロで京阪杯を制し、6年以上も続いていた重賞の連敗を止めた上、この勝利を含め「21勝・獲得賞金3億4773万円」と、一昨年の数字を上回っております。
ただ、4億円以上を稼いでいた2014年と比べれば、まだ6000万円ほど少ないのですから、「今年は必ず4億円越えを果たしたい」と考えている筈です。
実際、今年に入ってから先週までは、高松宮記念をセイウンコウセイが制するなど、「20勝・獲得賞金3億7021万円」となっており、2014年の同時期(8月3週目まで)の「14勝・獲得賞金2億5323万円」を上回っておりますから、私の見込みは正しかったのでしょう。
しかし、西山オーナーは、先週までの結果に満足することなく、今週も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、毎年のように「競走馬セール」に参加している西山オーナーは、今年も、
□「千葉サラブレッドセール」→計1頭を1296万円で落札
□「HBAトレーニングセール」→計2頭を2721万円で落札
□「セレクトセール」→計1頭を3456万円で落札
と、計4頭を総額7473万円で落札している上、本日から25日(金)まで行われる「HBAサマーセール」や、10月2日(月)~4日(水)に行われる「HBAオータムセール」など、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性がありますので、現在は、「今後に備えて落札資金を確保しておきたい」と考えている筈ですから。
(落札金額は全て税込)
そして今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドCにネロ、1着賞金1500万円(同1200万円)のWASJ4にニシノオタケビ、1着賞金1050万円(同840万円)のニセコ特別にニシノキララコと、計3頭を特別レースに登録しております。
そこで、私が西山オーナーであれば、「賞金の高い特別レースを勝って一気に稼ぎたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいところです。

2017/08/21
落札資金を確保するために
小松欣也氏

本業: 株式会社エヌエーシー 代表取締役

今週の主な登録馬:
ナックビーナス(キーンランドC)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、小松欣也オーナーの本業は、福島県の田村郡小野町に本社を構え、主に化粧品と栄養補助食品の研究、企画、販売を手掛けている、「株式会社エヌエーシー」の代表取締役です。
1989年に設立された同社は、化粧品と栄養補助食品の他にも、医療部外品や、美容器具や、健康器具の販売なども行っております。
現在、同社は、福島県郡山市に「ショールーム」と「企画室」、東京都港区に「青山店」、オーストラリアのゴールドコーストに「ゲストハウス」を有するなど、着実に営業拠点を拡大しておりますので、その代表取締役を務めている小松オーナーは、「優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、私が聞いた話によれば、小松オーナーは、一昨年、本社がある小野町の健康福祉課に、寝たきりとなった高齢者の手助けができる介護福祉用具(自動排泄処理装置)5台を寄贈したそうですから、地元の方から厚い信頼を寄せられているのは間違いありません。
馬主としての小松オーナーは、2007年から地方で馬を走らせており、JRAで走らせ始めたのは一昨年からで、この年は「0勝・獲得賞金580万円」という成績でしたが、昨年は、ナックビーナスで4勝を上げ、「7417万円」の賞金を獲得しておりました。
そして今年も、ナックビーナスがカーバンクルSを勝つなど、先週までに「3943万円」の賞金を獲得しております。
ただ、もう1頭所有していたナックエンジェルは、デビューから全く賞金を稼ぐことができずに登録を抹消されている上、新たに所有している2歳馬の2頭、ナックコウテイとナックテイオーはまだデビューしておりませんから、現在の小松オーナーは、「ナックビーナスで多くの賞金を稼ぎたい」と考えている筈です。
また、小松オーナーは、一昨年から競走馬セールに参加しており、昨年までに、
2015年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2160万円で落札
2016年の「千葉サラブレッドセール」→1頭を799万円で落札
2016年の「HBAオータムセール」→1頭を280万円で落札
と、計3頭を総額3239万円で落札しております。
そして今年も、「千葉サラブレッドセール」で1頭を2484万円で落札しており、本日から25日(金)まで行われる「HBAサマーセール」や、10月2日(月)~4日(水)に行われる「HBAオータムセール」など、これからの「競走馬セール」にも参加する可能性がありますので、きっと今の小松オーナーは、「セールで使った資金を早く回収したい」という思いに加えて、「今後のセールに備えて、落札資金を確保しておきたい」という思いも抱いていることでしょう。
(落札価格は全て税込)
こういった中で、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドCにナックビーナスを登録してきましたので、私が小松オーナーの立場であれば、この馬を預けている杉浦先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。

2017/08/21
昨年以上のペースに満足していない理由は
市川義美氏(馬主名義は市川義美ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社バアゼル(屋号はバアゼル宝石) 代表

今週の主な登録馬:
ヴァフラーム(西海賞)
ジャズファンク(WASJ2)
ナイトオブナイツ(WASJ2)

担当者:馬主情報部 馬主N

市川義美オーナーの本業が、高級腕時計や宝石の販売を手掛けている、「バアゼル宝石」の代表であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1963年に創業された「バアゼル宝石」は、現在、地下鉄御堂筋線の「難波駅」のすぐ近くにある「難波本店」と、大阪を代表する繁華街にある「心斎橋店」の2店舗を構えており、「ロレックス」、「フランクミュラー」、「パテックフィリップ」といった高級腕時計や、「ダイヤモンド」、「ルビー」、「サファイヤ」といった高級宝石などを取り扱っております。
また、市川オーナーと言えば、2011年の3月に発生した東日本大震災の後、すぐに500万円を義援金として寄付したエピソードや、一昨年の9月に引退した元騎手の藤田伸二さんが、自身の結婚10周年を記念して、奥様にプレゼントする宝石(20万円相当)を市川オーナーの会社に注文した際、「いつも私の馬に乗ってくれるお礼ですから、お代は結構です」と言い、100万円相当の宝石をプレゼントしたエピソードが有名ですから、私は市川オーナーのことを、「非常に器の大きな人物」と見ておりますし、きっと皆様も同じ意見の筈です。
なお、馬主としての市川オーナーは、確か1991年からJRAで馬を走らせ始めていて、これまでに300頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2008年のエルムSと2009年の根岸Sを制したフェラーリピサや、2010年の皐月賞と有馬記念、2011年のドバイワールドCを制したヴィクトワールピサや、2014年の京都記念とステイヤーズSなどを制したデスペラードといった名前が挙げられるでしょう。
2010年の市川オーナーは、ヴィクトワールピサが皐月賞と有馬記念を制するなど、これまでで最高となる「6億4284万円」の賞金を獲得し、2011年も、JRAだけで3億7412万円の賞金を獲得していた上、先述した通り、ヴィクトワールピサがドバイワールドCを制し、600万ドル(当時のレートで約4億8800万円)の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから一昨年までの市川オーナーは、
2012年→14勝・獲得賞金3億9677万円
2013年→8勝・獲得賞金2億8232万円
2014年→10勝・獲得賞金2億2537万円
2015年→7勝・獲得賞金1億1301万円
と、獲得賞金が「右肩下がり」となっております。
そのため、昨年の市川オーナーは、「何としても悪い流れを断ち切りたい」と考えていた筈であり、実際、「16勝・獲得賞金2億1749万円」という数字を残しましたので、私の見込みは正しかったのでしょう。
そして、今年に入ってから先週までの成績は、「8勝・獲得賞金1億8860万円」というもので、昨年のペースを上回っておりますが、私は、市川オーナーがこの数字に満足していないと見ております。
何故なら、市川オーナーと言えば、毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、昨年も、
「セレクトセール」→2頭を3996万円で落札
「HBAセレクションセール」→1頭を1188万円で落札
「HBAサマーセール」→2頭を1080万円で落札
と、計5頭を総額6264万円で落札していた上、今年も、
「セレクトセール」→1頭2376万円で落札
「HBAセレクションセール」→1頭を972万円で落札
と、計2頭を総額3348万円で落札しておりますので。
(落札金額は全て税込表記)
また、昨年までの状況を踏まえますと、本日から25日(金)に掛けて行われる、今年の「HBAサマーセール」に於いても、何頭かを落札する可能性があるでしょう。
よって、1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の西海賞にヴァフラーム、1着賞金1820万円(同1456万円)のワールドオールスタージョッキーズ・第2戦にジャズファンクとナイトオブナイツと、賞金の高い特別レースに計3頭を登録している今週は、私が市川オーナーであれば、「セール資金の回収」を狙い、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2017/08/21
どちらも勝って一気に稼ごうと
門野重雄氏

本業: カドノ不動産株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
トッカータ(新潟2歳S)
マスクゾロ(BSN賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、門野重雄オーナーの本業は、滋賀県の東近江市に本社を構えている「カドノ不動産株式会社」の代表取締役です。
1986年に設立された同社は、不動産の取引に加えて、施工も手掛けており、特にその中でも、土地探しから建築までを自社で一貫して行う「宅地分譲」に力を入れており、これまでの主な実績としては、多くの方が「カドノの街」と呼んでいる、
□「昭和町団地」(八日市昭和町)
1987年から2012年までに150区画以上を分譲
□「中野町団地」(八日市市と東近江市)
1992年から2010年までに100区画以上を分譲
などが挙げられ、現在は、開発中である「未来ヶ丘(みきがおか)団地」(東近江市今堀町)の9期分譲や、「アメニティタウン中野町」に於ける分譲を受け付けております。
また、商業地の開発にも力を入れており、その代表的な事例の一つとしては、1993年、衣料品の販売で広く知られている東証1部上場企業・「しまむら」の近畿地方一号店となる、「八日市店」の建設を手掛けたことが挙げられ、その他にも多くの施工を請け負っておりますから、同社の代表を務めている門野オーナーは、「滋賀県の名士」と言える筈です。
そして、1994年頃からJRAで馬を走らせている門野オーナーは、現役の5頭を含め、これまでに80頭近くを所有しており、1999年には、過去最高の「8勝・獲得賞金1億3233万円」という成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2014年→3勝・獲得賞金4024万円
2015年→3勝・獲得賞金5425万円
2016年→3勝・獲得賞金9179万円
と記せば分かるように、1999年の成績を大きく下回っておりますので、今年の門野オーナーは、「良かった頃の数字に近付けたい」と考えているのでしょうが、今年に入ってから先週までの成績は、「1勝・獲得賞金1090万円」に留まっておりますので、現在の門野オーナーは、強い危機感を抱いている筈です。
このような中、今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の新潟2歳Sにトッカータ、1着賞金2200万円(同1760万円)のBSN賞にマスクゾロを登録しておりますので、私が門野オーナーでしたら、「どちらも勝って一気に稼ぎたい」と考え、前者を預けている和田雄二先生と、後者を預けているに対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が極めて高いと私は見ております。