「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2017/07/17
2つの考えがある筈ですわ
神田紘爾(こうじ)氏

本業: シンガーソングライター

今週の主な登録馬:
アスカビレン(中京記念)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、神田紘爾(こうじ)オーナーは、「小椋佳」という名前で活躍しているシンガーソングライターですわね。
神田オーナーが、「小椋佳」として過去に残している主な実績としては、
1975年→作詞作曲を手掛けた「シクラメンのかほり」(歌・布施明)が「日本レコード大賞」を受賞
1983年→作詞作曲を手掛けた「夢芝居」(歌・梅沢富美男)が「日本レコード大賞作詞賞」を受賞
1986年→故・美空ひばりさんの代表曲の一つ、「愛燦燦」の作詞作曲を手掛ける
などが挙げられますわ。
そして、現在も精力的に全国各地でコンサートを行っていて、今後の公演スケジュールは、
7月22日(土)→山形県南陽市の「シェルターなんよう大ホール」
9月3日(日)→福島県いわき市の「いわき芸術文化交流館アリオス大ホール」
9月16日(土)→愛知県一宮市の「一宮市民会館」
10月13日(金)→東京都板橋区の「板橋区立文化会館」
10月14日(土)→岡山県津山市の「津山文化センター」
10月15日(日)→広島県東広島市の「東広島芸術文化ホールくらら」
11月4日(土)→埼玉県越谷市の「サンシティ越谷市民ホール」
11月12日(日)→宮城県仙台市の「トークネットホール仙台」
となっていますの。
ちなみに、1967年に東京大学の法学部を卒業している神田オーナーは、その年に「第一勧業銀行」(現みずほ銀行)に入行していて、それ以降は、「証券部の証券企画次長」、「浜松支店の支店長」などを歴任し、1993年に同行を退職するまでは、「シンガーソングライターと銀行員」という二足のわらじを履いていましたわ。
また、馬主としての神田オーナーは、確か2000年から馬を走らせていて、現在JRAで走っているのは、アスカビレンとコウジインポシブルの2頭ですわね。
神田オーナーは、一度に所有する頭数があまり多くないため、重賞はまだ勝てていませんけど、馬主としてのキャリアが既に16年を超えていますから、「そろそろ重賞を勝ちたい」と考えている筈ですわ。
また、もう1頭のコウジインポシブルは、今年の1月にデビューしてから、5戦0勝という結果で、ほとんど賞金を稼げていませんから、現在のオーナーは、「この馬の分までアスカビレンで稼いでおきたい」とも考えていることでしょう。
そして今週は、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の中京記念にアスカビレンを登録してきましたので、私が神田オーナーでしたら、「ここを勝ってしっかり稼いでおきたい」と考えて、この馬を預けている中尾先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますわ。


2017/07/17
初期段階での出資者を増やすために
有限会社シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
グランシルク(中京記念)
プレシャスルージュ(駒場特別)
ヒドゥンブレイド(尾頭橋特別)
カリンバ(栗子特別)
ブラヴォバンビーノ(栗子特別・三陸特別)
クードラパン(潮騒特別)
クロスアミュレット(渥美特別)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、一口馬主クラブの「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の常務理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1997年の有馬記念を勝ったシルクジャスティスや、2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナや、2004年の日経新春杯、京都記念などを勝ったシルクフェイマスなどが挙げられるでしょう。
また、「シルクレーシング」は、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としている上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、ここ数年で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、「勝利数」と「獲得賞金」にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、昨年までの5年間は、
2012年→40勝(重賞3勝)・獲得賞金7億9931万円(JRA馬主リーディング9位)
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(同11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0615万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっております。
そして、今年に入ってからの同クラブは、先週までに、ゼーヴィントで制した七夕賞など、「重賞3勝を含む49勝・獲得賞金9億4301万円」(馬主リーディング3位)と、順調に成績を伸ばしておりますが、クラブの関係者は、先週までの結果に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「シルク」は、6月16日(金)に、モーリスの全妹にあたる「メジロフランシスの2016」(父スクリーンヒーロー)や、ゼーヴィントの全弟にあたる「シルキーラグーンの2016」(父ディープインパクト)や、ショウナンパンドラの全妹にあたる「キューティーゴールドの2016」(父ディープインパクト)など、計65頭の「2017年度募集馬」(現1歳世代)のラインナップを発表しており、7月19日(水)から出資受け付けを開始しますので。
そのため、現在は同クラブの関係者全員が、「初期段階での出資を増やせるよう、過去の募集馬を活躍させたい」と考えている筈です。
そして今週は、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の中京記念→グランシルク
1着賞金1500万円(同1200万円)の駒場特別→プレシャスルージュ
1着賞金1500万円(同1200万円)の尾頭橋特別→ヒドゥンブレイド
1着賞金1050万円(同840万円)の栗子特別→カリンバとブラヴォバンビーノ(三陸特別にも登録)
1着賞金1500万円(同840万円)の潮騒特別→クードラパン
1着賞金1050万円(同840万円)の渥美特別→クロスアミュレット
と、計7頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを管理している厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
したがって、調教師情報部の皆様には、最終追い切りの内容など、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。


2017/07/17
「競走馬セール」に絡む2つの思惑が…
中村徳也氏

本業: 中村工業株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
ナンヨープランタン(函館2歳S)
ナンヨーファミユ(三陸特別)


担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、中村徳也オーナーは、埼玉県羽生市の小松台工業団地内に本社を構え、自動車部品の製造などを手掛けている、「中村工業株式会社」の代表取締役を務めております。
1967年に創業された同社は、自動車のボディ、マフラーなどの製造・プレス・レーザー加工・組立を、一貫した生産体制で行っており、現在は、本社に加えて、神奈川県の綾瀬市に第一工場と第二工場を構えており、更に、オーナーの生まれ故郷である山形県南陽市にも工場を構え、少し前に私が確認したところ、10億円近くの売上高を記録しておりましたので、同社の代表取締役である中村オーナーが、「優秀な経営手腕を持つ人物」と言えるのは間違いありません。
また、私が聞いた話によれば、中村オーナーは、2008年に南陽市の塩田秀雄市長らを訪ね、ご自身が所有していた平山郁夫画伯の絵画を、「市民の皆様に楽しんで頂きたい」という思いで寄贈したそうでして、冠名に、市の名前である「ナンヨー」を付けていることからも、「郷土愛の強さ」がはっきりと感じられます。
JRA馬主としての中村オーナーは、確か1992年から馬を走らせ始めて、これまでに、現役の18頭を含め80頭以上を所有しており、尚且つ、毎年のように競走馬セールに参加しており、過去5年は、
2012年→「HBAトレーニングセール」で1頭を735万円で落札
2013年→「JRAブリーズアップセール」で1頭を1103万円で落札
2014年→「HBAセレクションセール」で1頭を1091万円で落札
2015年→「HBAトレーニングセール」と「HBAオータムセール」で2頭を1598万円で落札
2016年→「HBAオータムセール」で1頭を626万円で落札
という状況でした。
そして今年も、5月23日(火)に行われた「HBAトレーニングセール」に於いて、計2頭を1782万円で落札していた上、7月10日(月)と11日(火)に行われた「セレクトセール」に於いても、計3頭を総額6156万円で落札しており、この2セールで計5頭を総額7938万円で落札しております。
(落札価格は全て税込)
更に、過去5年を踏まえますと、明日、7月18日(火)に行われる今年の「HBAセレクションセール」や、その後の「競走馬セール」にも、参加する可能性がありますので、私が中村オーナーでしたら、「セールで使った資金を早く回収したい」という思いに加えて、「今後のセールに備えて、落札資金を確保しておきたい」と考えるでしょう。
また、中村オーナーは、キャリアが20年を超えるベテランの馬主ですが、地方交流重賞では、ナンヨーリバーで2008年の兵庫チャンピオンシップを制しているものの、JRAの重賞は、まだ勝てておりません。
こういった状況の中、今週、中村オーナーは、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の函館2歳Sにナンヨープランタン、1着賞金1050万円(同840万円)の三陸特別にナンヨーファミユを登録しておりますので、前者を管理している松永幹夫先生と、後者を管理している斎藤誠先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が極めて高いと私は判断しております。


2017/07/17
お二人で15億円以上も使っておりますので
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンリバティ(中京記念)
ダノンフェイス(桶狭間S)
ダノンメジャー(福島テレビオープン)

※野田みづきオーナーの所有馬
ミッキースワロー(いわき特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」などでお馴染みである「株式会社オービック」の代表取締役会長ですから、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「大阪ビジネスカンパニー」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証一部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2015年3月期」→売上高563億4400万円・経常利益277億2600万円
「2016年3月期」→売上高587億3800万円・経常利益295億2100万円
「2017年3月期」→売上高614億5300万円・経常利益322億4600万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けているのです。
よって、同社を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
なお、馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、馬主名義を現在の「株式会社ダノックス」としております。
2014年の野田オーナーは、ダノンシャークがマイルCSを、ダノンプラチナが朝日杯FSを制するなど、「26勝・獲得賞金7億1330万円」という成績を残しておりました。
しかし、一昨年と昨年は、
2015年→22勝・獲得賞金5億6122万円
2016年→28勝・獲得賞金5億1387万円
と記せば分かる通り、2014年と比べて1億5000万円以上も少ない状況が続いているのです。
また、野田オーナーと言えば、奥様であり、「株式会社オービック」の取締役相談役を務めている野田みづきオーナーと共に、毎年のように「セレクトセール」で高額馬を落札しており、先週の月曜日と火曜日、7月10日と11日に行われた今年の同セールに於いても、
順弘オーナー(購入名義は株式会社ダノックス)→11頭を10億2816万円で落札
みづきオーナー→9頭を4億8060万円で落札
と、お二人で計20頭を総額15億0876万円で落札しております。
(落札価格は全て税込表記)
そのため、現在のお二人は、「落札に要した資金を回収するため、所有馬で多くの賞金を稼ぎたい」と考えている筈であり、当然、今週以降は、これまでよりも貪欲に勝利を追求してくることでしょう。
そして今週は、
※「株式会社ダノックス」の所有馬
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の中京記念→ダノンリバティ
1着賞金1820万円(同1456万円)の桶狭間S→ダノンフェイス
1着賞金2400万円(同1920万円)の福島テレビオープン→ダノンメジャー
※野田みづきオーナーの所有馬
1着賞金1500万円(同1200万円)のいわき特別→ミッキースワロー
という形で、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がお二人の立場であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。